「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

おめでとう ございます

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「常世長鳴鳥 : とこよのながなきとり 」

鶏は、紀元前5000年頃にすでに中近東やエジプトで飼われていて、日本では弥生時代に飼われていたことが確認されています。

最初に文献に鶏が現れるのは「古事記」で、天照大神が天の磐戸(いわと)に隠れ、この世が闇夜となったとき、八百万(やおろず)神が集まり智恵をだし「常世長鳴鳥」を集め鳴かせ、天鈿女(あめのうずめ)命に舞わせて天照大神を呼びだす話です。   当時の人々は鶏が鳴いて初めて朝日が昇る(太陽を呼びだす)と信じられていて、丑の刻(午前2時)に鳴くのを一番鶏、寅の刻(午前4時)に鳴くのを二鶏と言っていた。 日本書記には三種類のとりが書かれています。鳴女(なきめ)と呼ばれる雉・常世長鳴鳥・そして神武天皇に道を示した八咫鳥(やあたからす)です。

昔の人は、災のもととなる悪霊は夜にやってきて夜明けとともに去っていくと信じられて、そして夜明けとともに鳴く鶏は、その悪霊を追っ払らい明るいい朝の光を呼び起こす力があると信じられていたようです。

新年を迎え皆さん初詣で、鳥居をくぐり1年の無病息災をお願いします。      鳥居は、神様の聖域と人間界の結界の役をしていて、鳥居の起源についてはよくわかって無いようですが、一説によると天照大御神が磐戸隠れのとき、鶏(常世)の長鳴鳥を止まり木にとまらせて鳴かせ、それによって天照大御神が磐戸から出てこられたことから、神前には鶏の止まり木をつくるようになり、それが鳥居になったと言われています。語源については、「通り入る」が転化したとも言われています。

鳥居の構造は、二本の柱と柱の上に載せた「笠木:カサギ)その下に水平に通された「貫:ヌキ」から成っています。その貫が柱の外に出ていないのが「神明鳥居」と言われる形式で、柱から外に突き出ているのが「明神鳥居」と言われています。しかし神社がどちらの形式を採用するのは明確な決まりがなく、特別な意味もなく好みの問題とか  (?_?) 皆さん初詣に行かれたらどちらの形式か確認してみて下さい (^O^)/

今年は「酉:とり」年です。グローバル時代、人生も色々です。夢と希望をもち「この世に光を呼び戻す長鳴鳥」しっかり鳴いてもらい、今年1年間、健康で、笑顔で、楽しく、素敵な年になります様に! 今年も宜しくお願い申し上げます。(__)

                              2017.1.1. 丸井

 

December 12月!!

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本格的な冬を前に、高山市の観光名所「高山陣屋」では、降り積もった雪の重さで枝が折れないよう「雪つり」作業が始まったと!  また白川村の合掌造りの家屋の扉や壁が雪の圧力で壊れないように「雪囲い」が設けられ、冬の到来に準備が忙しいと新聞が報じている。 

また特別名勝兼六公園」の「雪つり」は冬の北陸の風物詩として有名で、12月頃までその作業を見ることができます。「雪つり」された「唐崎松(からさきまつ)は円錐のシルエットが美しく霞ケ池の水面に映し出された姿もまた幻想的です。

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  金沢兼六公園 : 雪つりの歴史葉は古く江戸時代初期の書物にはすでに記されている

 

12月は、グレゴリオ暦で「第12の月」最後の月に当たり31日ある。日本では旧暦12月を「師走」(しはす・しわす)または「極月」(きわまりつき・ごくげつ・ごくつき)と呼ばれて来ました。

「師走(しはす)」の語源については、よく分からないないが、平安時代に僧侶が仏事で忙しく走り回るからとの説があるも定説はありません  (?_?)

12月21日:冬至「日短きこと至る(きわまる)」という意味で、一年で最も昼が短く夜が長い日で、この時期、昔からカボチャを食べる習慣が有り野菜が不足しビタミンやカロチンを摂るという事から合理性があり、カボチャを食べると魔除けになり風邪を引かないとの言い伝えも有ります。またこの日に柚子湯に入ると風邪を引かないとも言われ「融通がきくように」との説もあります。厳しい寒さに負けない体つくりにも良く、現代に十分通用し先人の知恵と言えます!

冬至一陽来復(いちょうらいふく)とも言います。中国の昔の暦では10月はすべて陰の気で覆われ、11月になると陽の気が復活し、冬至を境に長くなってゆくとされています。つまり衰えていた太陽の力が再び勢いが増してくるというわけで、良くないことが続いている人も「冬至」がきたら「さあ、、これから良いことがどんどやってくる」と気持ちを入れ替えるきつかけを与えてくれる日でもあります (^O^)/

伊勢神宮では、冬至には「冬至祭」が開催され、宇治橋まえで「冬至ぜんざい」が振る舞われます。 そして、冬至の前後2か月間は、宇治橋と鳥居の真ん中から朝日が昇り、神々しい光景が見られます。

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年末にかけ飲酒する機会がおおくなると思いますが、ビールが日本に伝わったのは徳川吉宗の時代らしい、オランダ語通訳が残した「和蘭(おらんだ)問答」に「麦酒給見申候処、殊外悪敷物にて、何のあぢはいも無御座候、名はヒィルと申候」と記されているそうです。つまり文献に残る最初の日本人のビール体験談は「味も無く、まったく美味しくない」しかし当時の人々たちは口に合わないのに我慢して挑戦し続けた結果、今日の美味しいビールが有るわけで、ビール好きな小生、先人に大いに感謝!感謝です(__)

幕末の革命児 坂本龍馬が貿易会社・海援隊を立ち上げたのは32才、最初の船出で紀州和歌山藩の蒸気船・明光丸に衝突、命は助かったものの乗っていたいろは丸は沈没してしまう。相手は江戸幕府徳川御三家、天下の紀州藩に決然と立ち向い世界のルールブック「万国公法」を盾に1カ月後、賠償金 8万3526両198文を海援隊に支払うことで決着する。この賠償金はその後岩崎弥太郎が引き継ぎ三菱グループが生まれ、「キリンビール」が誕生する。                               キリンビールの商標(デザイン)は、頭が「龍」で足が「馬」つまり「龍馬」!

     人生、深刻になったら負けぜよ! 最後は骨になるだけぜよ!

     人生 5万年じゃないぜよ! たかが数十年ぜよ!

     人生、最後の日から見たら、すべての悩みなど懐かしい思い出ぜよ!

     じゃあ、一度の人生に龍馬(キリンビール)に乾杯ぜよ!  (^O^)/ 

                            <12/1 記 丸井>

【追記 12/20 】

12月21日「冬至の七種:ななくさ」を食べ無病息災を! 

冬至は、1年で一番太陽が弱くなると言われ、『ん」がつく「かぼちや」食べ「気運」を高めて無病息災を祈願する習慣(伝承)がありますが、その「気運」を二倍高める 食材が有ります ヽ(^o^)丿

冬至の七種」

南瓜(なんきん) 人参(にんじん) 蓮根(れんこん) 銀杏(ぎんなん)

金柑(きんかん) 寒天(かんてん) 饂飩(うんどん:うどん)

「ん」が二回重なり「運盛り」と言われ、2倍の「気運」が  (^O^)/

「ん」は「いろはにほへと」47音の最後、1年で一番太陽が弱くなると言われている「冬至」を「ん」で一区切りとして、新しい一年を希望と共に始める「一陽来復」の意味も込められているそうです。

 

霜月 ! 紅葉がきれい!!

 

紅葉狩り」(?_?) 「狩り」とは獣を捕らえると言うことですが、花や草花を採し求めるとの意味もあるようで果物を採るにも使われ、「いちご狩り」「リンゴ狩り」「ブドウ狩り」「きのこ狩り」など使われています。

紅葉を観賞するのに「紅葉狩り」とは?どうも狩猟を好まない貴族が自然を鑑賞することを狩りに例え紅葉を楽しんではないかと言われていますが、定ではないようです。 また、能と歌舞伎にも「紅葉狩り」がありますが、いずれも深紅に染まった紅葉の山の中に鬼女が現れるとゆう恐ろしいストーリーです。 春の桜は「花見」といい「桜狩り」とは言わないですね! 狩獣のシーズンの秋だから「狩り」の言葉を用いたのでしょうか??

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                                             <京都 清水寺

紅葉狩り」は奈良時代から始まったと言われ「万葉集」にも登場しています。平安時代の頃には貴族の間で広まり紅葉を愛でながら宴を開き楽しんだ様子が「源氏物語」の第七帖 「紅葉賀:こもみじかり」に若い光源氏藤壺の宮が観ている前で「青海波:せいかいは」(雅楽の演目)を舞う様子が描かれています。

 「物思ふ 立ち舞ぶべてもあらぬ身の 袖うちふりしや心知りきや」

江戸時代になると庶民も楽しむようになり、季節の行事として定着したようです。

もみじとかえでの違いて分かりますか? 植物の分類上は同じ??

「もみじ」は草木が色づく意味で「黄葉する」とも書き、ツタ・ヤマウルシ・サクラ類・イチョウ・ブナなど含めて、秋に葉が赤や黄色に変色する現象に由来しており、植物分類上の言葉でなく、一般にはたくさんの紅葉する木を代表してカエデ属「もみじ」と呼ばれいます。(?_?)

「かえで」の原語は葉の形が蛙の手に似ていることから「かえる手」から「かえで」になったと言われています。植物分類上はカエデ科カエデ属にぞくする樹木で、この中にイロハモミジ・ヤマモミジ・イタヤカエデ・ハウチワカエデとうがあります。 でも蛙のてに似てないヒトツバカエデ・ミツデカエデ・メグスリノキなどの種類もあります。

ところが、盆栽関係ではイロハモミジのように葉の切れ込が五つ以上のカエデ属だけを「モミジ」と呼び、その他のカエデ属を「カエデ」と呼んでいます。

「紅葉」は「こうよう」「もみじ」と読みます。カエデの中で特に色がかわる、紅葉するものを「もみじ」と呼ぶ説も有ります。

童謡 「もみじ」: 秋の夕日に照る山紅葉 濃いも薄いも数ある中で 松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は 山のふもとの裾模様(すそもよう)

 童話にも紅葉と楓と使い分けていますね!?

◇ カナダの国旗は「楓:サトウカエデ」が描かれています。もみじも楓も英語ではメープルと呼び同じです。楓の樹液から採ったものが「メープシロップ」です。

 紅葉と楓を区別するのは日本だけ (?_?) 英語では、Japanese maple  楓は世界中にありますが、日本はかえで科植物の宝庫です。秋に色づいた景色を楽しむ習慣は世界中にありますが、昔から色づいた楓を「もみじ」と呼び「紅葉狩り」を楽しむ日本人の繊細な感性に驚嘆します ヽ(^o^)丿 

11月7日 立冬 日が短くなり冷たい風が吹き始め北国や山で初雪が降る頃「冬に気立ち初めていよいよ冷ゆればない」

11月7日 毎年第三木曜日はボジョレー・ヌボー解禁日です。 フランスのボジョレー地方でその年に収穫したガメイ種の葡萄から作ったワインのことで、日本は日付変更線の関係で世界で一番早く解禁日を迎え飲むことが出来ます (^^♪

11月15日 七五三 子供の生長をお祝いする日です。男児3歳・5歳 女児5歳・7歳が対象で、もともと「髪置」「袴着」「帯解」の儀式の由来で、昔は幼児の死亡率が高く「7歳まで神子」とされ7歳になって初めて人間の世界に参加するとゆう考えがあったようです。

11月11日 一の酉・11月23日 二の酉の市 11月最初の酉の日が「一の酉」12日後の2巡目の酉の日が「二の酉」と呼ばれ、3巡目の「三の酉」まである年は火事が多いと言われています。「三の酉」の頃になると寒さが増し火をつかう機会が増えるからで注意を促していると考えられます。

日本の鷲神社(大鳥神社大鷲神社・鷲神社 : おおとりじんじゃ)の年中行事で、大酉祭・お酉様とも言われ縁起の熊手のほか、八頭(里芋の一種)黄金餅(栗餅)など名物で、新年を迎えるための最初の祭りとして定着し、開招福・商売繁盛を願う祭りとしても親しまれています。(とりは取りに通じ、商売に縁起が良い)

江戸時代から続く行事で、その起源は花又村(現在の東京足立区)の大鷲神社とされていて、近隣の農民たちが秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりと言われています。奉納された鶏は祭りの後、浅草の浅草寺・観音堂に放されたそうです。

「春を待つ 事のはじめや 酉の市」 芭蕉の弟子・其角の詠み

11月23日勤労感謝の日です。1948年に憲法で「勤労を尊び生産を祝い国民がお互いに感謝し会う」ことを趣旨として国民の祝日として制定。旧憲法では、その年の収穫を祝う宮中の新嘗祭(にいなめさい)にちなんだ休日です。

                               (11/1 丸井)

 

神無月です!

10月は全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社へ!

神様が出かけてしまった国では「神無月」反対に出雲の国では「神在月」と言うそうです。出雲大社に集った神様は、人の運命や縁(誰れと誰れを結婚させようか)など話し合います。その為「出雲大社」は縁結びの総本山でも有ります。(^O^)/  また、来年の天候、農作物やお酒のでき具合も話されるそうです。出来るなら、そっと聞いてみたいですネ (*^_^*)

 「神無月しぐれにあへるもみぢばの 吹くかば散りなむ風   のまにまに」 万葉集

出雲大社」の祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)で、たくさんの子どもがおり全国各地の国を管理させて、年一度10月に出雲に戻りその年の報告や来年の相談をしたそうです。やがて他の神々も一緒に集まるようになったと言われいます。

神様が留守になった国はどうするの、「留守神様」がいますから大丈夫です?、代表的な神様が「恵比寿神 えびすしん」そして「金毘羅神 こんぴらしん」「竈神 かまどしん」「道祖神 そうそじん」などがいます。このように留守神を祭るため十月に「恵比寿講 えびすこう」を祝う地方が今でもあります。ちやんと留守神が私たちを守ってくれています。 心配ないですネ! ヽ(^o^)丿

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恵比寿神は日本生まれの神で、七福神」恵比寿・大黒天・毘沙門天・福禄寿・寿老人・布袋・弁財天の七神は日本の正月に欠かせない存在です。これは中世の民間信仰から広まったものですが、日本出身は恵比寿神だけです。あとは海外から招来した神です。

日本において、大黒(だいこく)は、大国に通じるため、古くは新道の神である大国主と混同され神仏習合して信仰されている。大黒神と恵比寿神は親子 ?「古事記」「日本書記」の記述されている水蛭子(水蛭命)の恵比寿神は大黒神の子としている。

大黒神大国主神)は、食、農耕の神で福袋をかずき、米俵に座り手に打出木槌を持っています。槌は(ツチ)土の恵みを願っています。

恵比寿神は、海の幸の神で、釣竿と左小脇に鯛を抱えています。その顔は「エビス顔」です。

江戸時代には、大黒舞い・恵比寿舞いと連れ立ち正月などの祝い事として、家々を回り身振りおかしく歌い舞い庶民の間で大黒信仰が広まった。

10月1日は「衣替え」これは公家や武家で行われていた風習の名残で、中国にならって平安時代の宮中で定着した習慣で「衣替え」「更衣」とも言います。   また、コヒーの日でもあります。

10月10日は「体育の日」1965年(昭和39年)に日本で初めて開催された「東京五輪」を記念し、1965年(昭和40年)に『スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう日』として国民の祝日として制定されました。

運動会は、ヨーロッパを起源として発達し、日本初の運動会は1874年(明治7年)に東京築地の海運兵学寮でイギリス人英語教師の指導で行われた「競闘遊戯会」だったと言われています。「運動会」という名称は1883年(明治16年)に東京大学で使いはじめたとされています。 (^O^)/

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東京五輪」が開催された10月10日、NHKテレビ中継を担当した北出清五郎アナウンサーが「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような素晴らしい秋日和でございます」とその日の快晴をアナウス、名言として語り継がれいます。

2020年の東京五輪も快晴を祈ります (^O^)/

 

今年は台風の影響か、長雨が続き憂鬱  (>_<) お彼岸も過ぎ朝晩めっきり涼しくなり過ごしやすくなり、金木犀(きんもくせい)の甘い香りが漂い秋の気配を感じます。  中国に、白ワインに金木犀の花を漬け込だ桂花陳酒(けいかちんしゅ)と言うお酒があります。これは楊貴妃が好んだお酒だと言い伝えがあります。

                             記 10/1 丸井

<追記>

   10月30日は、ハロウィン(Halloween) です 
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欧米のお祭りが、すっかり日本のイベントになりました。ハロウィンの起源はヨウロッパの民族行事です。キリスト教諸聖人の日で、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す日です。日本のお盆は迎え火をして死者の魂を迎えます。ハロウィンの場合は死者の魂だけでなく多くの魔物も一緒にやって来ます。この時、魔物に魂をとられないように、逆に怖い魔物の仮装をした姿て仲間だと思わせ防ぐのだそうです。
諸説がありまが皆さんも仮装して楽しんでみたら如何でしょうか??

秋の気配が!!

少しずつ涼しくなり、秋の気配を感じる今日この頃!!

9月15日は「中秋の名月秋は実り多き季節、人間は生きるために多くの自然の実りに日々感謝して過ごしています。月を愛でながら月に収穫の感謝を表す意味で「お月見」をする習慣は、中国が起源で、日本には平安時代に「観月の宴」がもようされ、江戸時代には「豊穣祝・収穫祭」として広く親しむようになりました。米を使って月に似せて丸く団子つくり、感謝の気持ちが月に届くように高く積ぎ上げ、魔除けのススキと一緒にお供えをします。

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子供のころ「月にはウサギさんがいて餅をついている」と話を聞き信じていました。 今は子供に話したら笑われる (>_<)

「月ウサギ伝説」昔あるところうにウサギとキツネとさるが居ました。ある日疲れ果て食物を乞う老人に出合いました。そして三匹は老人のために食べ物を集めます。さるは山に行って木の実を、キツネは川で魚を、ウサギは一生懸命頑張りましたが何も持ってくることが出来ませんでした。そこで悩んだウサギは「私を食べて下さい」と言って火の中に飛び込み、自分の身を捧げたのです。実は、その老人は三匹の行いを為そうとした帝釈天(タイシャクテン)と言う神様で、ウサギを哀れみ月の中に甦らせて、皆の手本にしたのです。

これは仏教伝来の地、インドのジャータカ神話で仏教説話からきている話です。人から人へ語り継がれ、日本でも「月のウサギ」伝説が残っています。

月伝説は万国共通でない (?_?)

 日本では、ウサギが老人のために餅をついてる・「豊穣祝」沢山のお米がとれたことに感謝の意が込められてウサギが餅を搗いている

中国・・・ウサギが薬草を挽いている 韓国・・・ウサギ  モンゴル・・・いぬ  アラビア・・・ライオン  南ヨーロッパ・・・大きなハサミのカニ  ヨーロッパ・・・女性の横顔  北ヨーロッパ・・・本を読むおばさん ドイツ・・・薪をかつぐ男 

「月月に月みる月は 多けれど 月見る月は 月の月」 月が八つあり「この月は八月」を示し詠んでいる(詠み人不明) 

 

9月22日は、お彼岸・秋分の日です太陽が真東から上がって真西に沈むことから、西方に極楽浄土信仰に結びついた日本独自の仏教行事です。

お彼岸という言葉は、古代インド語のパーラミター(波羅密多)が語源で、意味は『彼の岸へ至る」ということです。煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸」そして悟りの世界・仏の世界を「彼岸」といいます。

国民祝日に関する法律では「秋分の日は、祖先をうやまい亡くなった人をしのぶ」と書いています。ちなみに「春分の日は、自然をたたえ生物をいつくしむ」と書かれています。昼と夜の長さがほぼ同じです。

 彼岸花曼珠沙華マンジュシャゲ・マンジュウシャカ)

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子供ころ、真っ赤な「彼岸花」が田んぼのあぜ道やお墓などに群生していたのを思い出します。母親から毒があるから触っていけないと言われ、なぜか怖い花だと印象があります。

彼岸花」の球根には「アルクロイド」とゆう有毒成分があり、球根一つに150mg あり、ネズミ1500匹の致死量があると言われています。野ネズミ、モグラなどの小動物により田んぼのあぜ道に巣穴を堀り水漏れの原因を起こしたり、土葬(死体)を荒らされないように植えられたようです。

その反面でんぷんが多く含まれていて、毒は水にさらすと抜けるため、昔は危険を承知で飢餓に苦しい時に食用としたこともあったようです (>_<) 今の世に感謝です!

しかし、仏教の経典には天昇に咲く花「曼珠沙華」(サンスクリット語)と有り、おめでたい事が起きる挑しに赤い花が天から降ってくると言われています。

だから、いろいろな呼名があります。「死人花」「地獄花」「幽霊花」「狐の松明」「狐のかんざし」「花見ず花見ず」「剃刀花」「天蓋花」

花言葉にもいろいろです。情熱・再会・あきらめ・悲しい思い出・また会うを楽しみに・想うはあなた1人 とちょっと驚きです (>_<)

 

秋の七草」「七種お花

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば七草の花 秋の花

  尾花 葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝顔

                           山上憶良

                            

                           記 9/14 丸井

 

 

 

今日から9月!!

朝夕ちょっと涼しい風を感じます。でも昼中はまだまだ暑い!

この夏は如何でしたか? 何処かえお出掛けになりましたか?

最近は台風のルートも多様化?? 迷走台風10号 東北や 北海道にも上陸し大変な被害が出ています。 お見舞い申し上げます。                     12号台風も気になります。  東北の津波、九州の地震地球温暖化のせいか、何か日本がおかしい?? (>_<)  

台風と言えば、立春から数えて9月1日は「二百十日(にひゃくとおか)そして9月11日は「二百二十日」と言って古くから台風に見舞われることが多く、ちょうどその頃は「八十八(米:こめ)の手間をかけて」育てた稲の開花時期で、台風は収穫の大敵で農家の厄日です。

このころ吹く秋の強風を野分(のわき・のわけ)と呼ばれ、野の草を分けて吹きすさぶ風ということから名付けられたものです。そしてこの時期、各地では風を鎮め、五穀の豊穣を祈る「風鎮めの祭り」や「風の盆」が行われます。神社では、すでに収穫した早生米を神前にお供えをします。

越中富山に秋を告げる風物詩、立春から二百十日目に当たる九月一日から三日間を「風の盆」と呼び風よけや豊作祈願のために三百年以上前から続いている。午後三時ごろ、十一の集落がそれぞれの衣装をまとって踊り歩く「町流し」が始まった。日が暮れると、道脇のぼんぼりに灯りがともされ、石畳の上で男女がしとやかな舞いを披露した。 (9/2中日新聞 朝刊より) 

また、 9月1日は「防災の日」です。1923年9月1日 関東大震災が起き多数の人命を奪い甚大な被害が生じた日です。その教訓を生かすため1961年に 9月1日を「防災の日」と定められています。

9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」陽(奇数)の最も大きい数字九が重なる日で、中国でも古来より神聖視されており、日本文化にも影響され江戸時代には正午を「ひるここのつ」といい、仏教でも極楽浄土を「九品(くほん)浄土」といいます。結婚式の三三九度も九を最高の徳を表す数字とする思想が受け継がれています。       そして平安時代には観菊の酒席が華やかに催され、酒にに菊の花を浸して飲むと長生きするという「菊酒」を飲まれていました。(^O^)/

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                               記 9/2 

 

 

まだまだ、暑い!!

リオ オリンピック 地球の裏側から連日の日本選手の熱い戦い! 朗報に! 

興奮! 感動!  猛暑! 寝不足! 歓喜! 称賛! オリンピア祭典に感謝!!

次は、パラリンピックだ !

 

まだまだ暑い!! ちょっと頭を冷やして ! 

如何読むのかな??

「海 海 海 海 海」      海が 5コ 「ごかい」??

・・・海女   (あま)又は 海豹(あざらし)

・・・海豚 (いるか)

・・・海胆 (うに)

・・・海老 (えび)

・・・海髪 (おご)又は 海藻(おごのり)

  あいうえお と読みます。

 

野菜です

冬瓜(とうがん)・南瓜(かぼちゃ)・玉蜀黍(とうもろこし)・陸蓮根(おくら) 

萵苣(レタス)・胡瓜(きうり)・花椰菜(かりふらわ)・隠元(いんげん)

和蘭(ぱせり)・小豆(あずき)・甘藍(キャベツ)・和蘭(パセリ)

 

果物です

無花果(いちじく)・甘橙(オレンジ)・桜桃(サクランボ)・蜜柑(みかん)

石榴(ざくろ)・鳳梨(パイナップル)・甜瓜(メロン)・蕉甘(バナナ)

 

海の生物です

水母(クラゲ)・ 舵木(カジキ)・ 栄螺(さざえ)・柳葉魚(ししやも)

海鼠(ナマコ)・沙魚(ハゼ)・(ニシン)・(はたはた)・河豚(ふぐ)

(ブリ)・(ぼら)・翻車魚マンボウ)・牡蠣(カキ)・(アサリ)

 

動物です

蝸牛(カタツムリ)・羚羊カモシカ)・蝙蝠(コウモリ)・縞馬(シマウマ)

海馬(せいうち)・マムシ)・駱駝(らくだ)・家守(やもり)・栗鼠(りす)

騾馬(らば)・蚯蚓(ミミズ)・(バク)・土竜(モグラ)

 

日本に生まれ育ちましたが、書けない! 読めない!

 

迷走 台風10号 気になります。被害が無いよう祈ります (>_<)  8/28 丸井