「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

3月・March・弥生 です

弥生(やよい): 草木がいよいよ生い茂る月という意味です。

「弥」は、いよいよとの意味で、「生」は、生い茂るという意味が有ります

梅のたよりがちらほら (^^♪ 

「東風(こち)吹かば にほいおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れぞ」

菅原道真太宰府に左遷されたとき、道真が愛した庭の梅に別れを惜しんで詠んだ歌です。後に、この梅が道真を追って大宰府へ飛んできたという「飛梅伝説」あります。

もう一つ、

「桃栗三年 柿八年 柚(ゆず)の馬鹿野郎十八年 梅はすいすい十六年」

物事は簡単にうまくいくものでない、何ごとも成し遂げるまでには相応の年月が必要、人生地道に努力と忍耐が必要との諺です。桃栗三年 柿八年、、この後に続くフレーズがあったとは???  

3月3日は桃の節句  おひなさまです(*^_^*) 

3月5日は啓蟄ですね 眠ってた虫たちが目をさますころ (?_?)

3月14日は、ホワイトデー  (^-^)

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◆ その由来や起は、、、バレンタインデ-に、女性からチョコやプレゼントをもらった男性が、お返しの贈り物をする日です。 (^。^) ホワイトデーだから、ホワイトチョコレートを贈れば良いと思っているおじさんたちも多いとか (?_?) かくいう私しも!本命であれ義理であれ何を返そうか悩んでいませんか?

◆ 実は、ホワイトデーは日本生まれです

昭和50年代頃にバレンタインデーが定着、そんななか「いただきものにはお返しをする」という習慣がある日本では、お菓子業界の宣伝もあり自然にお返しの風潮が生まれ「アンサーデー」として新たに「ホワイトデー」として記念日が生まれたようだ。

 ◆ では、仕掛け人は (?_?)

全国飴菓子工業協同組合(全飴協)1978年(昭和53年)「キャンディーを贈る日」としてホワイトデーを制定、2年後の1980年から大キャンペーをスタートする。

★ もう一つ、福岡市の老舗菓子店「 石村萬盛堂」が1977年(昭和52年)3月14日に「君からもらったチョコレートを僕の優しさ(マシマロ)で包んでお返しするよ」とチョコマシマロを「マシマロデー」として、翌年から売り出した。

★ 登録として残っている元祖は、1973年(昭和48年)不二家とエイワンが協力し、チョコレートのお返しに「メルシーバレンタイン」としてキャンペーンを開催すると読売新聞に記事がある。同記事に白(ホワイト)には「幸福を呼ぶ」「縁起が良い」と意味があり、ホワイトデーを設定したとも伝えている。

◆ では、3月14日に定めた理由は、西暦3世紀(269年)ローマ皇帝クラウディウスが出した政策「兵士の自由結婚禁止」に背いて内諸で結婚式をしたイタリアのキリスト教の聖バァレンティヌス司祭が2月14日に処刑殉職する。そして1カ月後の3月14日に改めて2人が永遠の愛を誓いあったと由来とされています。

 バァレンティヌス司祭とは、英語読みでバレンタイ司祭のことです。また3月14日に2人が改めて永遠の愛を誓ったと言う根拠はあいまいです (>_<)

 

今でわは、韓国、台湾、中国の一部などの東アジア圏だけで、アメリカやヨーロッパでは、「ポピーデー」「クッキデー」「マシマロデー」「フラワーデー」などと呼ばれて行われています。

  ◆◆ 韓国では、一年を通じ毎月14日は恋人デー ◆◆ 

1/14 ダイアリーデー・・・・・ 一年間使う手帳をプレゼント

2/14 バレンタインデー・・・・ 

3/14 ホワイトデー ・・・・・

4/16 ブラックデー・・・・・・ 2・3月に何もプレゼントのもらえなかった人は、黒い服装に身を包み、真っ黒な食べ物であるチャジャンミン(韓国風ジャジャ麺)を食べるそうです。運がよければ出合いが?

5/14 イエロー&ローズデー・・ ブラックデーまでに出合いのなかった人は、この日は黄色い服装でカレーライスを食べないと出合いが無いそうです。5月はバラが満開の季節で雰囲気の良いデートを!

6/14 キスデー ・・・・・・・ ここまで来れば、当然ですね (^O^)/

7/14 シルバーデー ・・・・・ お互い銀製品をプレゼントする日です。

8/16 グリンデー ・・・・・・ 森林浴をする日、一方出合いのない人たちは「グリン」と言う焼酎を飲みながらお互い慰めあう日です。

9/16 ミュジックデー&フォトデー・・ クラブなど音楽があるところうで友人達に恋人をオープンにする日。また写真を撮りお互いの手帳などに保管する日です。

10/15 ワインデー ・・・・・・ 恋人とワインを飲みながら、特別の時間を過ごす日だそうです (^^♪

11/14 オレンジデー&ムービーデー・・ 恋人と感動的な映画を見て、オレンジジュースを飲む日です。

12/14 ハグデー ・・・・・・・・ ハグを許される日です。寒いこの季節身も心も暖かくなりますね (^O^)/ 

どこの国も 商売がうまい! 韓国は、お金がかかりそう! (>_<)  

どうしてホワイトデーが日本に定着したの ??

日本には、昔から何かもらったら何かお返しする風習が有ります。結婚のお祝い、香典、お見舞いなどに対するお返しや、田舎に帰省したときに親戚などにお土産を買います。すると、帰るときには野菜などお返しを戴きます。日本人にはそんなDNAが流れていて、バレタインデーのお返しをホワイトデーにすることもすんなり受け入れられたのかな? マスコミの影響も大ですね! しかし当初は、10才代の若者が狙いだったようですが、今では大の大人(ジジ、ババ)まで参加するとは想定外、企画した仕掛け人ホワイトデー に乾杯 (^^♪    オジンの考えです ?   記 3/1

2月です。 如月とも!

2月は如月(きさらぎ)といわれ、2月は1年中で気温が最低となり寒さの厳しい時期です。寒さをしのいで衣(きぬ)を更(さら)に着る「衣更着」(きさらぎ)から来ていると言われています。

また、草木の芽の張り出す月「草木張月」(くさきはづき)から由来すると言われています。梅が咲き、鬼を追い払い福を呼び込む節分の行事があり、冬を乗り切り少しづつ春が予感される月です。日本人の繊細な季節が伝わる月でも有りますね (^O^)/

今年の旧正月は、1月28日(土)です。昨年は2月8日(月)で旧正月は毎年月日が変わります。現在、日本が暦としてに採用しているのは、ローマ教皇グレゴリオ2世が1582年に定めた「グレゴリオ暦太陽暦と呼ばれるものです。明治6年に改暦されるまでは「太陽太陰暦」を使用されていて 、それまで日本も旧暦に基づきお正月を祝っていました。 中国では、旧正月を「春節」韓国では「ソルラル」ベトナムでは「テト」と呼ばれ旧正月を祝う国は少なくなりましたが、この時期中国から日本へやってくる旅行者が増加し続け「爆買」でニュースでも大きく取り上げられています。    今年の国府宮「はだか祭」は 2月9日(木)で、毎年旧暦 の1月13日に開催されます。

2月4日(土)は「立春」で旧正月とは違います。前日は節分で、季節の変わり目に邪気が生じると考えられていて、魔除けである「柊・ひいらぎ」(尖った物)と「鰯」(臭い物)で鬼を追い払おうというものです。

また立春の後に最初に吹く南寄りの強い風を「春一番」と言われます。      1859年の長崎県五島市沖で漁師が強風で遭難したことから、春に拭く強い南風のことを「春一番」と呼ぶようになったと言われていま。

札幌雪まつり は、1950年(昭和25年)に地元の中・高校性が札幌大通公園に6つの雪像を設置したこがきっかけに始まったと言われています。雪合戦や雪像展をあわせて開催し、当時5万人も集まり大変な賑わいを見せたそうです。         今年で68回目を迎え、 2月6日~12日の7日 大通会場・すすきの会場で間開催され、今では国内外から約200万人もの観光客が集まる冬の大イベントです。        日没22時までライトアップされ、約15キロある会場を歩くには長時間かかり、外で過ごすことになり、帽子や耳あてを忘れないように! また滑り止め対策もして冬の北海道を満喫して下さい (^O^)/

「四字熟語」大相撲の横綱大関が昇進時の口上でよく使われます。    「一生懸命」「不撓(ふとう)不屈」「一意専心」「不惜身命」「勇往邁進」「堅忍不祓」「正々堂々」「全身全霊」「精神一倒」「力戦奮闘」「万里一空」さすが重みのある言葉ですね!

19年ぶりの日本出身の横綱が誕生 (^O^)/ 1月23日横綱審議委員会で推挙され25日に伝達式、そうです第72代横綱稀勢の里」です。身長188cm 体重188Kg 30歳 さて昇進口上は「謹んでお受け致します。横綱に恥じぬよう精進いたします」と、注目された「四字熟語」は使わず、シンプルに決意を述べた。

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1月27日 明治神宮で奉納土俵入り 雲竜型 観衆 約1万8000人 待望の横綱です

 

毎日のようにアメリカ合衆国第45代大統領 ドナルド トランプ氏  新聞記事、テレビのニュースが報じられ無い日がない! 8年ぶりの共和党誕生!「米国を再び偉大にする」とのスローガン! 期待されて当選! 世界が注目する中、誕生したばかりなのに支持率40%! これからの8年間どうなるのかな (?_?)     2/1 記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初夢

2017年になって、早くも9日がたちました。まだお正月気分は抜けない  (>_<)   年々時間の経過が早く感じます。日本で123万人の新成人が夢と希望で満ち溢れた成人式が行われましたヽ(^o^)丿 ところうで、皆さん初夢を見られましたか? 昔から「一富士」「二鷹」「三茄子」と言われていますが? その由来は徳川家康との関わりが深い駿河の國の名物、「霊峰富士山」そこに棲む「鷹」初物の駒込「茄子」などを纏めて縁起が良いと言われていますが、諸説があります。

 「一富士」不死・無事・日本一高い山・長寿・無病息災・安全・一番

「二 鷹」 高い

「三茄子」 成す・成就する

続きが有り (>_<)

「四 扇」(しおうぎ・よんせん)広がる・先が広がる

「五煙草」(こたばこ)煙が登る・出世・玉の輿

「六座頭」頭が光る・毛が無い・先が明るい・怪我をしない

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初詣とは、「歳神様に1年の無事や平安をお祈りする」歳神様が居られる「松の内」にお参りすると考えられている。

松の内とは、正月の松飾り(門松)注連飾り(しめかざり)のある間で、正月の歳神様が家々に滞在する期間で依代(よりしろ)と言われ、元旦から7日まで、京都、大阪では15日までと必ずも一定していない。だから松飾りを焼く「どんど」「左義長」は、7日か15日前後に行われる。

松の内」に出すのが「年賀状」それ以後に出すのは「寒中見舞い」で2月4日(立春頃までには届くように出します。

左義長・三毬杖」とは、小正月に行われる火祭り行事で門松や注連飾り(しめかざり)に迎えられた歳神様を、それらを焼くことによって見送るとされている。地方によっては「どんど・歳徳」「どんど焼き」と異なる呼び方ある。     お盆にも火を燃やして祖先の霊を迎えたり送り出しますが、仏教と神教と混合したものと考えられています。

                                 1/9 記

 

 

おめでとう ございます

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「常世長鳴鳥 : とこよのながなきとり 」

鶏は、紀元前5000年頃にすでに中近東やエジプトで飼われていて、日本では弥生時代に飼われていたことが確認されています。

最初に文献に鶏が現れるのは「古事記」で、天照大神が天の磐戸(いわと)に隠れ、この世が闇夜となったとき、八百万(やおろず)神が集まり智恵をだし「常世長鳴鳥」を集め鳴かせ、天鈿女(あめのうずめ)命に舞わせて天照大神を呼びだす話です。   当時の人々は鶏が鳴いて初めて朝日が昇る(太陽を呼びだす)と信じられていて、丑の刻(午前2時)に鳴くのを一番鶏、寅の刻(午前4時)に鳴くのを二鶏と言っていた。 日本書記には三種類のとりが書かれています。鳴女(なきめ)と呼ばれる雉・常世長鳴鳥・そして神武天皇に道を示した八咫鳥(やあたからす)です。

昔の人は、災のもととなる悪霊は夜にやってきて夜明けとともに去っていくと信じられて、そして夜明けとともに鳴く鶏は、その悪霊を追っ払らい明るいい朝の光を呼び起こす力があると信じられていたようです。

新年を迎え皆さん初詣で、鳥居をくぐり1年の無病息災をお願いします。      鳥居は、神様の聖域と人間界の結界の役をしていて、鳥居の起源についてはよくわかって無いようですが、一説によると天照大御神が磐戸隠れのとき、鶏(常世)の長鳴鳥を止まり木にとまらせて鳴かせ、それによって天照大御神が磐戸から出てこられたことから、神前には鶏の止まり木をつくるようになり、それが鳥居になったと言われています。語源については、「通り入る」が転化したとも言われています。

鳥居の構造は、二本の柱と柱の上に載せた「笠木:カサギ)その下に水平に通された「貫:ヌキ」から成っています。その貫が柱の外に出ていないのが「神明鳥居」と言われる形式で、柱から外に突き出ているのが「明神鳥居」と言われています。しかし神社がどちらの形式を採用するのは明確な決まりがなく、特別な意味もなく好みの問題とか  (?_?) 皆さん初詣に行かれたらどちらの形式か確認してみて下さい (^O^)/

今年は「酉:とり」年です。グローバル時代、人生も色々です。夢と希望をもち「この世に光を呼び戻す長鳴鳥」しっかり鳴いてもらい、今年1年間、健康で、笑顔で、楽しく、素敵な年になります様に! 今年も宜しくお願い申し上げます。(__)

                              2017.1.1. 丸井

 

December 12月!!

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本格的な冬を前に、高山市の観光名所「高山陣屋」では、降り積もった雪の重さで枝が折れないよう「雪つり」作業が始まったと!  また白川村の合掌造りの家屋の扉や壁が雪の圧力で壊れないように「雪囲い」が設けられ、冬の到来に準備が忙しいと新聞が報じている。 

また特別名勝兼六公園」の「雪つり」は冬の北陸の風物詩として有名で、12月頃までその作業を見ることができます。「雪つり」された「唐崎松(からさきまつ)は円錐のシルエットが美しく霞ケ池の水面に映し出された姿もまた幻想的です。

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  金沢兼六公園 : 雪つりの歴史葉は古く江戸時代初期の書物にはすでに記されている

 

12月は、グレゴリオ暦で「第12の月」最後の月に当たり31日ある。日本では旧暦12月を「師走」(しはす・しわす)または「極月」(きわまりつき・ごくげつ・ごくつき)と呼ばれて来ました。

「師走(しはす)」の語源については、よく分からないないが、平安時代に僧侶が仏事で忙しく走り回るからとの説があるも定説はありません  (?_?)

12月21日:冬至「日短きこと至る(きわまる)」という意味で、一年で最も昼が短く夜が長い日で、この時期、昔からカボチャを食べる習慣が有り野菜が不足しビタミンやカロチンを摂るという事から合理性があり、カボチャを食べると魔除けになり風邪を引かないとの言い伝えも有ります。またこの日に柚子湯に入ると風邪を引かないとも言われ「融通がきくように」との説もあります。厳しい寒さに負けない体つくりにも良く、現代に十分通用し先人の知恵と言えます!

冬至一陽来復(いちょうらいふく)とも言います。中国の昔の暦では10月はすべて陰の気で覆われ、11月になると陽の気が復活し、冬至を境に長くなってゆくとされています。つまり衰えていた太陽の力が再び勢いが増してくるというわけで、良くないことが続いている人も「冬至」がきたら「さあ、、これから良いことがどんどやってくる」と気持ちを入れ替えるきつかけを与えてくれる日でもあります (^O^)/

伊勢神宮では、冬至には「冬至祭」が開催され、宇治橋まえで「冬至ぜんざい」が振る舞われます。 そして、冬至の前後2か月間は、宇治橋と鳥居の真ん中から朝日が昇り、神々しい光景が見られます。

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年末にかけ飲酒する機会がおおくなると思いますが、ビールが日本に伝わったのは徳川吉宗の時代らしい、オランダ語通訳が残した「和蘭(おらんだ)問答」に「麦酒給見申候処、殊外悪敷物にて、何のあぢはいも無御座候、名はヒィルと申候」と記されているそうです。つまり文献に残る最初の日本人のビール体験談は「味も無く、まったく美味しくない」しかし当時の人々たちは口に合わないのに我慢して挑戦し続けた結果、今日の美味しいビールが有るわけで、ビール好きな小生、先人に大いに感謝!感謝です(__)

幕末の革命児 坂本龍馬が貿易会社・海援隊を立ち上げたのは32才、最初の船出で紀州和歌山藩の蒸気船・明光丸に衝突、命は助かったものの乗っていたいろは丸は沈没してしまう。相手は江戸幕府徳川御三家、天下の紀州藩に決然と立ち向い世界のルールブック「万国公法」を盾に1カ月後、賠償金 8万3526両198文を海援隊に支払うことで決着する。この賠償金はその後岩崎弥太郎が引き継ぎ三菱グループが生まれ、「キリンビール」が誕生する。                               キリンビールの商標(デザイン)は、頭が「龍」で足が「馬」つまり「龍馬」!

     人生、深刻になったら負けぜよ! 最後は骨になるだけぜよ!

     人生 5万年じゃないぜよ! たかが数十年ぜよ!

     人生、最後の日から見たら、すべての悩みなど懐かしい思い出ぜよ!

     じゃあ、一度の人生に龍馬(キリンビール)に乾杯ぜよ!  (^O^)/ 

                            <12/1 記 丸井>

【追記 12/20 】

12月21日「冬至の七種:ななくさ」を食べ無病息災を! 

冬至は、1年で一番太陽が弱くなると言われ、『ん」がつく「かぼちや」食べ「気運」を高めて無病息災を祈願する習慣(伝承)がありますが、その「気運」を二倍高める 食材が有ります ヽ(^o^)丿

冬至の七種」

南瓜(なんきん) 人参(にんじん) 蓮根(れんこん) 銀杏(ぎんなん)

金柑(きんかん) 寒天(かんてん) 饂飩(うんどん:うどん)

「ん」が二回重なり「運盛り」と言われ、2倍の「気運」が  (^O^)/

「ん」は「いろはにほへと」47音の最後、1年で一番太陽が弱くなると言われている「冬至」を「ん」で一区切りとして、新しい一年を希望と共に始める「一陽来復」の意味も込められているそうです。

 

霜月 ! 紅葉がきれい!!

 

紅葉狩り」(?_?) 「狩り」とは獣を捕らえると言うことですが、花や草花を採し求めるとの意味もあるようで果物を採るにも使われ、「いちご狩り」「リンゴ狩り」「ブドウ狩り」「きのこ狩り」など使われています。

紅葉を観賞するのに「紅葉狩り」とは?どうも狩猟を好まない貴族が自然を鑑賞することを狩りに例え紅葉を楽しんではないかと言われていますが、定ではないようです。 また、能と歌舞伎にも「紅葉狩り」がありますが、いずれも深紅に染まった紅葉の山の中に鬼女が現れるとゆう恐ろしいストーリーです。 春の桜は「花見」といい「桜狩り」とは言わないですね! 狩獣のシーズンの秋だから「狩り」の言葉を用いたのでしょうか??

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                                             <京都 清水寺

紅葉狩り」は奈良時代から始まったと言われ「万葉集」にも登場しています。平安時代の頃には貴族の間で広まり紅葉を愛でながら宴を開き楽しんだ様子が「源氏物語」の第七帖 「紅葉賀:こもみじかり」に若い光源氏藤壺の宮が観ている前で「青海波:せいかいは」(雅楽の演目)を舞う様子が描かれています。

 「物思ふ 立ち舞ぶべてもあらぬ身の 袖うちふりしや心知りきや」

江戸時代になると庶民も楽しむようになり、季節の行事として定着したようです。

もみじとかえでの違いて分かりますか? 植物の分類上は同じ??

「もみじ」は草木が色づく意味で「黄葉する」とも書き、ツタ・ヤマウルシ・サクラ類・イチョウ・ブナなど含めて、秋に葉が赤や黄色に変色する現象に由来しており、植物分類上の言葉でなく、一般にはたくさんの紅葉する木を代表してカエデ属「もみじ」と呼ばれいます。(?_?)

「かえで」の原語は葉の形が蛙の手に似ていることから「かえる手」から「かえで」になったと言われています。植物分類上はカエデ科カエデ属にぞくする樹木で、この中にイロハモミジ・ヤマモミジ・イタヤカエデ・ハウチワカエデとうがあります。 でも蛙のてに似てないヒトツバカエデ・ミツデカエデ・メグスリノキなどの種類もあります。

ところが、盆栽関係ではイロハモミジのように葉の切れ込が五つ以上のカエデ属だけを「モミジ」と呼び、その他のカエデ属を「カエデ」と呼んでいます。

「紅葉」は「こうよう」「もみじ」と読みます。カエデの中で特に色がかわる、紅葉するものを「もみじ」と呼ぶ説も有ります。

童謡 「もみじ」: 秋の夕日に照る山紅葉 濃いも薄いも数ある中で 松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は 山のふもとの裾模様(すそもよう)

 童話にも紅葉と楓と使い分けていますね!?

◇ カナダの国旗は「楓:サトウカエデ」が描かれています。もみじも楓も英語ではメープルと呼び同じです。楓の樹液から採ったものが「メープシロップ」です。

 紅葉と楓を区別するのは日本だけ (?_?) 英語では、Japanese maple  楓は世界中にありますが、日本はかえで科植物の宝庫です。秋に色づいた景色を楽しむ習慣は世界中にありますが、昔から色づいた楓を「もみじ」と呼び「紅葉狩り」を楽しむ日本人の繊細な感性に驚嘆します ヽ(^o^)丿 

11月7日 立冬 日が短くなり冷たい風が吹き始め北国や山で初雪が降る頃「冬に気立ち初めていよいよ冷ゆればない」

11月7日 毎年第三木曜日はボジョレー・ヌボー解禁日です。 フランスのボジョレー地方でその年に収穫したガメイ種の葡萄から作ったワインのことで、日本は日付変更線の関係で世界で一番早く解禁日を迎え飲むことが出来ます (^^♪

11月15日 七五三 子供の生長をお祝いする日です。男児3歳・5歳 女児5歳・7歳が対象で、もともと「髪置」「袴着」「帯解」の儀式の由来で、昔は幼児の死亡率が高く「7歳まで神子」とされ7歳になって初めて人間の世界に参加するとゆう考えがあったようです。

11月11日 一の酉・11月23日 二の酉の市 11月最初の酉の日が「一の酉」12日後の2巡目の酉の日が「二の酉」と呼ばれ、3巡目の「三の酉」まである年は火事が多いと言われています。「三の酉」の頃になると寒さが増し火をつかう機会が増えるからで注意を促していると考えられます。

日本の鷲神社(大鳥神社大鷲神社・鷲神社 : おおとりじんじゃ)の年中行事で、大酉祭・お酉様とも言われ縁起の熊手のほか、八頭(里芋の一種)黄金餅(栗餅)など名物で、新年を迎えるための最初の祭りとして定着し、開招福・商売繁盛を願う祭りとしても親しまれています。(とりは取りに通じ、商売に縁起が良い)

江戸時代から続く行事で、その起源は花又村(現在の東京足立区)の大鷲神社とされていて、近隣の農民たちが秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりと言われています。奉納された鶏は祭りの後、浅草の浅草寺・観音堂に放されたそうです。

「春を待つ 事のはじめや 酉の市」 芭蕉の弟子・其角の詠み

11月23日勤労感謝の日です。1948年に憲法で「勤労を尊び生産を祝い国民がお互いに感謝し会う」ことを趣旨として国民の祝日として制定。旧憲法では、その年の収穫を祝う宮中の新嘗祭(にいなめさい)にちなんだ休日です。

                               (11/1 丸井)

 

神無月です!

10月は全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社へ!

神様が出かけてしまった国では「神無月」反対に出雲の国では「神在月」と言うそうです。出雲大社に集った神様は、人の運命や縁(誰れと誰れを結婚させようか)など話し合います。その為「出雲大社」は縁結びの総本山でも有ります。(^O^)/  また、来年の天候、農作物やお酒のでき具合も話されるそうです。出来るなら、そっと聞いてみたいですネ (*^_^*)

 「神無月しぐれにあへるもみぢばの 吹くかば散りなむ風   のまにまに」 万葉集

出雲大社」の祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)で、たくさんの子どもがおり全国各地の国を管理させて、年一度10月に出雲に戻りその年の報告や来年の相談をしたそうです。やがて他の神々も一緒に集まるようになったと言われいます。

神様が留守になった国はどうするの、「留守神様」がいますから大丈夫です?、代表的な神様が「恵比寿神 えびすしん」そして「金毘羅神 こんぴらしん」「竈神 かまどしん」「道祖神 そうそじん」などがいます。このように留守神を祭るため十月に「恵比寿講 えびすこう」を祝う地方が今でもあります。ちやんと留守神が私たちを守ってくれています。 心配ないですネ! ヽ(^o^)丿

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恵比寿神は日本生まれの神で、七福神」恵比寿・大黒天・毘沙門天・福禄寿・寿老人・布袋・弁財天の七神は日本の正月に欠かせない存在です。これは中世の民間信仰から広まったものですが、日本出身は恵比寿神だけです。あとは海外から招来した神です。

日本において、大黒(だいこく)は、大国に通じるため、古くは新道の神である大国主と混同され神仏習合して信仰されている。大黒神と恵比寿神は親子 ?「古事記」「日本書記」の記述されている水蛭子(水蛭命)の恵比寿神は大黒神の子としている。

大黒神大国主神)は、食、農耕の神で福袋をかずき、米俵に座り手に打出木槌を持っています。槌は(ツチ)土の恵みを願っています。

恵比寿神は、海の幸の神で、釣竿と左小脇に鯛を抱えています。その顔は「エビス顔」です。

江戸時代には、大黒舞い・恵比寿舞いと連れ立ち正月などの祝い事として、家々を回り身振りおかしく歌い舞い庶民の間で大黒信仰が広まった。

10月1日は「衣替え」これは公家や武家で行われていた風習の名残で、中国にならって平安時代の宮中で定着した習慣で「衣替え」「更衣」とも言います。   また、コヒーの日でもあります。

10月10日は「体育の日」1965年(昭和39年)に日本で初めて開催された「東京五輪」を記念し、1965年(昭和40年)に『スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう日』として国民の祝日として制定されました。

運動会は、ヨーロッパを起源として発達し、日本初の運動会は1874年(明治7年)に東京築地の海運兵学寮でイギリス人英語教師の指導で行われた「競闘遊戯会」だったと言われています。「運動会」という名称は1883年(明治16年)に東京大学で使いはじめたとされています。 (^O^)/

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東京五輪」が開催された10月10日、NHKテレビ中継を担当した北出清五郎アナウンサーが「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような素晴らしい秋日和でございます」とその日の快晴をアナウス、名言として語り継がれいます。

2020年の東京五輪も快晴を祈ります (^O^)/

 

今年は台風の影響か、長雨が続き憂鬱  (>_<) お彼岸も過ぎ朝晩めっきり涼しくなり過ごしやすくなり、金木犀(きんもくせい)の甘い香りが漂い秋の気配を感じます。  中国に、白ワインに金木犀の花を漬け込だ桂花陳酒(けいかちんしゅ)と言うお酒があります。これは楊貴妃が好んだお酒だと言い伝えがあります。

                             記 10/1 丸井

<追記>

   10月30日は、ハロウィン(Halloween) です 
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欧米のお祭りが、すっかり日本のイベントになりました。ハロウィンの起源はヨウロッパの民族行事です。キリスト教諸聖人の日で、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す日です。日本のお盆は迎え火をして死者の魂を迎えます。ハロウィンの場合は死者の魂だけでなく多くの魔物も一緒にやって来ます。この時、魔物に魂をとられないように、逆に怖い魔物の仮装をした姿て仲間だと思わせ防ぐのだそうです。
諸説がありまが皆さんも仮装して楽しんでみたら如何でしょうか??