「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

さくら散る !!

桜が散って、ハナミズキが満開! 我が家の庭には「ハナズオウ」の花も満開です。お花見の勢いに圧倒されるような日々も静まり、ほっとするのは私だけか?やがて新緑が芽を吹き始め、紫陽花が、、、生々流転、自然の理 (^^♪ 

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 マメ科ハナズオウ」 花が散り始めると葉が芽ぶき始める:原産地は中国

人生50年と言われた時代に90歳まで生きた葛飾北斎 ! 代表作の絵が、ほとんどが70歳を過ぎてから描いたものという「遅咲きの天才」だ!

「70歳までに描いたものは、取るに足らない」と言う言葉を残した北斎は、70歳をすぎてから「富嶽三十六景」を完成させた。

名作「富嶽三十六景」の中に、上空 2500mから見た富士山の景色を描いた1枚があります。実際に行ったことがない地点からの絵にも、天才的な脳に驚かされる。さらにいつも布団をかぶって、うつ伏せで絵を描くというものぐさな姿勢にも驚かされ「画狂老人」と言われた。画風はヨーロッパ印象派の発生に大きな影響をも与えた。

90歳にも及ぶ生涯に90回以上もの引っ越したともいわれ驚くばかりで、精力的な人生に興味がいっぱい (^^♪

                                 4/10 記

 

春爛曼 (^O^)/

さくら、桜観をしましたか (^^♪

今日から四月、この国には四季折々に巡りくる美しさがあります。昨夜、満開の桜の枝が重なり合う間から素晴らしい月を観ました (^^♪ なにか薄赤っぽく桜色に染められたようで、桜の花びらの一枚一枚が一段と桃色に輝き大感激!この国の四季の巡り逢う美しさに、また自然の素晴らしさに感謝! (^O^)/

さくらの「さ」は田の神を意味し、「くら」は依代(よりしろ)との意味です。つまり桜は、神が下りてくる木なのです。

昔から日本には神様と共に食事をとる「共食」の習わしが有ります。そのため人々は神の依代である桜の木の下で豊作を祈り、飲んだり歌ったりして士気を高め、団結を図り農作業に取りかかる準備をしたそうです。今の花見の原形ですね!

桜は木によって開花の時期がまちまちで、農作業の始まり合図となる木を決めていたようです。現在のソメイヨシノは挿し木でしか増やせないので、全国同じ遺伝子を持つ分身などでいつも一斉に咲きます。

人間は自分と他人の区別がはっきりしていますが、植物は突然変種などが出来たり品種改良したりして元の個体と変わったりします。また接ぎ木なども別の個体にくっけ一つの個体にして元の木がはっきりしないことも、個体の概念はとてもあやふやです。

生命は「個体」とゆう限られた存在ではなく、どこか深いところでつながりあい共存しあい「共生」していると思います。 

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 我が家のガレジに毎年力強く花をつけるタンポポ! 頼もしい限り  (^O^)/

植物の花は、ハチなどの昆虫に花粉を運んでもらい受粉します。進化の過程で最初に花にやってきたのは、花粉を餌にする虫たちです。しかし、花はその虫に花粉を与え、密までも与えます。

また、植物の果実も恐竜時代の終わりごろに発達を遂げ、そして鳥に果実を与えて種子を一緒に食べさせ、種子を散布し子孫を増やします。でも鳥は果実を食べに来た天敵です。しかし植物は子孫を残すためだけでなく、鳥のために甘くて美味しい果実を稔のらせるように進化し、鳥や昆虫に与えます。

もともとは、生物が他者のために何かをすることはありません。自然界は弱肉強食、敵者生存の世の中で、何もルールも道徳心もなく利己的に生きています。常に熾烈な競争や争いが繰り返され生きてきた。しかし、そんな刹伐とした自然界で生き物たちは必要以上に争うよりも「共生」した方が得策だという答えにたどりついたのではないでしょうか、 (?_?) 

厳しい自然界だからこそ、植物は助け合って生きる道を、長い時間をかけ選び進化したと思います。鳥も昆虫も動物も共生関係を築くために、まず必要なのは「与える」ことで「共生」関係が生まれたと思います。

たとえば、ヒトも腸内細菌と「共生」しています。良い子・悪い子・普通の子などいますが  (@_@;) 海の中でも、ヤドカリとイソギンチャク マメ科植物と根瘤菌などお互い助け合い「共生」しています。

日頃、欲するばかりで「与える」ことは難しいですネ!    記 4/2

 

 

 

 

さくら咲く !  (^0_0^)

3月19日 名古屋開花宣言 (^^♪ 例年より7日速い ! 満開予想は3月31日! 

この季節、全国津々浦々の桜達は待ってたように咲き誇りピンク色に染る。その美しさに日本人は昔から魅了されてきました。そして桜はいつの世も、その美さを愛でる日本独自の感性が!文化があり、日本人の心の原点で歴史でもあると思います。

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古今和歌集の撰者の一人である「紀友則」の詠んだうたです。こんなにも日の光が降りそそいでいる、のどかな春の日であるというのに、どうして落着いた心もなく、花は散っていくのだろう 桜の寂しくも美し姿を表現したもので、小倉百人一首にも収録されており、最も有名な和歌の一首です 紀貫之の従弟で三十六歌仙の一人>

「花と言えば桜」という概念が定着したのは、この歌が詠まれた平安時代からといわれています。

今年はどこで桜を楽しみますか! (^^♪

国民公園とは、国が管理する公園のことで日本には三か所あります 。    それは、皇居外苑新宿御苑京都御苑で、いずれも桜の名所です。

京都御苑は、東西約700m、南北約1,300mあり、江戸時代には200あまりの宮家や公家の屋敷が立ち並ぶ公家町でありましたが、明治2年(1869年)東京遷都に伴ない、京都御所から明治天皇が東京へ遷幸(せんこう)され、多くの公家たちも東京に移住された。

その後、明治天皇京都府に御所保存・旧観維持の保存の御沙汰を下され、京都御所、九条池、拾翆亭などの歴史的遺産が点在するなか、山桜はじめ、八重紅枝垂桜や里桜、霞桜などさまざまな品種の桜が約1000本が咲き誇ります。

なかでも、平安時代より公家の最高位であった「近衛邸跡」に咲く、早咲きの「近衛の糸桜」そして遅咲きの「近衛の八重紅枝垂れ桜」は、長く桜を愛でたいと願う近衛家の想いが垣間見ることが出来ます。

また、清所門付近に咲く「御所御車返桜」は、第108代 後水尾天皇が近くを通りかかった際に、あまりの美しさに御車を引き返されたと伝えられ、名が付いたそうです。この桜木は、一重花と八重花が咲く珍しい桜です。

どの時代になっても、春を彩る桜は人に愛され親しまれてきたことがうかがえます。 広大な国民公園京都御苑の桜に、京の華やかなみやびを感じながら散策に出掛けたいですね  (^O^)/

国民公園」ご存知でしたか? ネツトで調べて初めて知りました (>_<)

100年ぶりに、新種の桜が確認された! 「くまの桜」と命名 (^^♪

                              記   3/20

 

 

 

 

蕗の薹:ふきのとう

3月6日 72節気の第3「啓蟄」を迎え、我々も暖房を付けて暮らしていた部屋から一歩出て散策したくなる季節に! 寒気の中にも春の気配を色濃く感じられ、快い日差しも増してきました。

 季節の変わりめには、体の不調を起こすことがよくあります。 

「陰陽五行説陰陽は、自然の変化を観察した考え方といわれ、太陽の昇る高さによって「陰」と「陽」のバランスを考える。五行説「木・火・土・金・水」の変化と動きを基本として考えるもので、中国古代より受け継がれた自然哲学思想です。

「陰」が強い冬の終わりは、「陽」を増す春に変化する時期は、自然界では木や植物の芽が伸び、成長していく季節です。人の体も「肝」の動きが活発になり、冬の間にため込んだ老廃物を排出すると言われています。

代謝を促すには、「タケノコ」や「蕗の薹」、そして海藻類など春の食材を取り入れるのがいいそうです  (^^♪

タケノコは100g当たり約26Kcalと低カロリーで、ビタミンB1やB2、ビタミンE、カリュムなど栄養素もあります。ビタミンEには血の巡りをよくする働きがあるため冷え性の方にもいいそうです。また食物繊維もあり便秘にも良いとされています。

蕗の薹:ふきのとう・・・読めない、書けない (>_<)

 春を告げるほろ苦い味!てんぷらに良し (^^♪ 雪解けの日当たりのよい地面からかおをだし春の風物詩とも!

持ち上げし 土をまだ出す 蕗の薹     稲畑汀子

(つぼみ)とは 汝(なれ)も知らずよ  蕗の薹 与謝蕪村

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「蕗」は、ゴボウと並び数少ない日本原産の植物です。縄文時代には食されれていたと言われ、日本産野菜として最古とも称されています。7世紀頃の長屋王邸跡から発掘された木簡に「蕗」について記されたものが発見された。

「蕗」は、食物繊維総量が100g当たり6.49gで、ゴボウと同グラムで比較した場合より上回り植物繊維が豊富に含む食材です (^^♪ また食物繊維量6.49の内、不溶性繊維が 5.4gと大半を占めていて、消化管内で水分を吸って膨らむことで腸を刺激し、蠕動連動を促す作用があると考えられています。絡め取って排泄させる働きも期待される。

野には、旬の山菜が豊富な季節です (^O^)/

「ツクシ」には、カロテンが沢山含まれ、100g当たり1200ugdeブロッコリー芽キャベツ、オクラなどより多い。またビタミンEは野菜ではトプクラスの含有量です。

「わらび」は、特筆するほど栄養成分はあまりないそうですがが、でもビタミンEは比較的含まれ活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあり、動脈硬化心筋梗塞など生活習慣病に役立つと考えられています。

「タラの芽」には、健胃、強壮、強精作用があり、マグネシュウム、リン、鉄分などのミネラルを含んでいます。βーカロテンも豊富で、またナトリュムを体外に排出する働きがあり、高血圧の方に効果があると言われています。

ほかにも、ゼンマイ・コゴミ・コシアブラ・ヤマウドなど、まだ、まだいっぱいありますネ! 自然の恵みに感謝! 感謝!

 

冬眠より醒めし蛙が 残雪のうえにのぼりて

            身体を平ぶ     内藤茂吉

「陽」がさらに強まります。食材やストレッチで春の不調を改善しましょう

                              3/10 記

 

3月です(^O^)/  そだね!

開催直前まで会場建設等の遅れで心配された、平昌五輪も無事に終った。うれし涙、悔し涙に世界中の選手から感動をもらった二週間  (^O^)/

熱戦にTVにくぎ付け! 日本のメダル 史上最多の13個 (^^♪ 92ヵ国から2920名の選手が参加!日本女子選手の活躍に大感激! スピードスケートにカーリングのLS北見の大活躍、フィギュアスケート羽生結弦も怪我を克服して、五輪二連覇の金メダルに感動! 4年に一度、素晴らしい夢と感動に感謝! (^^♪ 続いて3月9日から10日間で6競技が行われるパラリンピックも楽しみですネ! 平和を忘れてはいけない!  

 次は2020年の東京五輪、大会の成功と、選手一人一人が与えてくれる感動を今から楽しみです(*^_^*)(^-^)

 昨日(2/28)は、稲沢市尾張大国霊神社国府宮)で天下の奇祭「はだか祭り」に、世の厄を一身に背負うとされる神男に、8000人の裸男が勇壮に激しくもみ合い、神男に触れ厄よけを託す祭りだ。神男は平成生まれの25歳と言う。古くから「はだか祭り」が終わると寒さも遠のき、春が近くにと言われています (^^♪

春はそこまで、どんなに注意深くしていても季節が変わる瞬間をとらえるのは難しい!光が、風が、空が何となく色ずくのを感じられ、そして野にはタンポポが咲き、桜も咲き、春がやって来くる。

春は旅立ちの季節でもあります。期待に胸膨らませてる新入生、新社会人も多いと思います。また別れの季節でもあります。親元を離れる子供達、転勤に、職場の異動と嬉しさと同時にどこか寂しくも感じる春!

野に咲くタンポポは、綿毛に種子を付け風に乗せ遠くへ旅ちます。不思議なことに花を咲かせるている時よりも、綿毛を飛ばすときには茎が高く伸び、少しでも遠くへ種子を飛ばそうとしています。どうしてタンポポは種子を遠くへ飛ばすのかな?

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理由の一つには分布を広げるためで、しかも子ども(種子)たちを親から離すためでもあるようです。

タンポポの近くに種子が落ち芽生えると、親タンポポが土の中の水や養分を奪い、芽生え後の成長を防ぎ、また日陰にもなり成長を妨げることになります。だから出来るだけ綿毛の助けをかり遠くに種子を飛ばします (^^♪

子どもたちのために精イッパイ高く茎を伸ばし、種子は春風に乗り遠くに旅立ちます。植物も人間愛もどこか似ていてロマンを感じますね! (^O^)/

春の使者「春一番」この時期、急速に発達した低気圧が南の海上で発達すれば、太平洋に春の大雪をもたらし、日本海を進めば春の大嵐となる。

我が家にも「春の嵐」が、人生の相棒(妻)が、体調を崩し15日間病院にお世話になり、対応に四苦八苦!  (>_<) 予測のつかない突然の出来事! 生活リズムが一変・・・速く我が家にも「桜咲く」朗報が待ちどうしい! 

                                  3/1 記

 

 

 

もう、2月!!

 1月20日に来襲した最強寒波、2月に入っても! いつまで続くのか! (>_<) 大雪! 猛吹雪!  路面凍結による交通渋滞!  水道管の凍結! 記録的な寒波に日本の各所で大混乱!  アメリカ や シベリアでも猛烈な寒波!  非常事態宣言が出されたニュヨーク、吹雪で約8万個が停電、交通機関も大混乱とTVのニュースが伝えている。春はまだまだ遠い!

桜の花! 春の暖かさだけで咲くわけではない!

桜のつぼみは前年の夏に生まれ、秋の夜長を感じて冬に備える休眠芽となる。その休眠芽を目覚めさせるのは、春の訪れでなく真冬の寒さを感じて、そして咲くそうだ。

温暖な九州や四国で時に本州より開花が遅れる事が有るのは、それは休眠芽が目覚める真冬の厳しい寒さにさらされないために、春を感じるのが遅れてしまうからです。

例年の事だが、冬将軍が大暴れするこの時期、大学受験生が雪や寒さの厳しさに負けず、何年もかけて育てきた「つぼみ」が晴れて開花の春を迎えるのを応援した(^O^)/ 私ごと、今月末に孫が大学受験! 雪よ 降るな! 晴天になれ! 平常心で!> 

1月31日 皆既月食 <スーパー ブルー ブラッドムーン>

21:30 頃から月に地球の影により欠け始め、22:30頃に最大に地球と重なり、反射により月が褐色に輝いた!  (^^♪  ダイ イベントは23:00頃には終了した。

寸分違わず月食が予告される現在、突然の天体ショーに混乱する心配なくなったが! その時、皆さんの家庭では如何でしたか? 混乱までは無かったが! 早く!早く見たらと子供や、孫たちに呼びかけ! 親だけが興奮! でなかったかな!  (?_?)

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 < 自宅 2階 ベランダにて、時々雲に隠れたが良く見ることが出来た> (^O^)/

 

2012年5月21日 皆既日食を思いだす!

源平盛衰記」が伝える水島合戦の顛末に! 天俄(にわか)に曇りて日の光も見えず、闇の夜の如くに・・・。源氏の軍勢は突然の暗闇に混乱し、日食に乗じて海上戦仕掛けた平氏軍の返り討ちに遭った。 今も変わらず繰り返えされる天体の神秘にロマンを感じますネ (^^♪

今日から、韓国 平昌冬季五輪 毎日のように大相撲関連のニュースばかり、でも今日からは当分オリンピックのニュースばかりか! (@_@;)

相撲の起源は「日本書記」に、垂仁天皇の前で行われた野見宿禰(のみのすくね)と当麻蹴速(といまのけはや)の力比べまでさかのぼる。互いに足を上げて蹴り合い、最後は脇骨を蹴り折られた蹴速が命をおとしたとある。

骨が折れるまで力比べを続けるのでは、相撲とゆう国技ではあってはならない! 野見宿禰の昔から、力士たる者、己の力は必ず素手で示してきた。塵(ちり)を切って裸で勝負するのが力士であり、腕を左右に広げて手のひらを返す。これは何も隠し持っていないことを示す所作だという。 中日新聞 夕刊 「夕歩道」より、

                            記 2/8

 

 

  

「芥川賞」&「直木賞」

1月16日 第158回 芥川賞直木賞の選考会が東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞に若竹千佐子さん(75才)・石井遊佳さん(54才)直木賞は門井慶喜氏(46才)と発表が有りました。

若竹さん75才は、2013年に芥川賞を受賞された黒田夏子さん80歳に次ぐ史上二番目の年長受賞です 。 石井さん「人生の終盤でこんな晴れがましいことが自分に起こるなんて、信じられません」と喜びの会見に、同じ75歳の私、何か、心うきうき嬉しい気分でいっぱいになりました。(^O^)/ お祝い申し上げます。

芥川龍之介は、東京帝国大学在学中の1914(大正3)年に文学界にデビューして以来、「羅生門」「鼻」 などの数々の名作を残したが、1927(昭和2)年7月24日の朝、東京・田畑の自宅で服毒自殺しました。 1892(明治25)年生まれの35才でした。

 芥川の死は、当日の夜9時自宅近くの「竹むら」で発表され、友人10人あまりが集まり手記が読みあげられるなか、同席した菊池寛はいたたまれず、途中で席をたったと伝えています!

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                            写真はネットより

自殺の原因は、亡くなる2年前頃より強度の神経衰弱、胃腸病、不眠症に悩まされ、睡眠薬の常用など心身の衰弱がひどく、家族の不幸も重なり、厭世観を強めたとされる。

そして、芥川龍之介没8年後、親友の菊池寛氏がおなじく早世した親友の直木三十五氏の名を記念して「芥川賞」と「直木賞」が創設(1935年)されました。

                                 記  1/17