「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

もう過ぎてしまいましたが、3月15日は「靴の記念日」!

1870年(明治3年)3月15日、東京築地に初めて近代的な靴工場ができ国内で靴の製造が始まりました。当時築地は外国人居留地に指定されており、宣教師・医師・教師などの知識人が開いた協会や学校も多く、江戸・東京における文明開化の発祥ともいえる場所だったようです。 今はマグロ卸売りで有名な築地市場が思い浮かびますが、当時は多くの外国人が居住し靴の需要も多くなり、築地に靴工場が誕生したのも納得ですネ 

さて日本人が初めて靴を履いたのは?? 

残念ですが、日本で最初に靴を履いたのは、はっきりしたことが分かっていません? あの坂本龍馬が思い浮かびますが、しかし大和朝廷では既に中国から伝わった「くつ」をすでに履いていましたが、伝播(でんぱ:伝わり広ろがって行くこと)に付いて記録が無いから分かってない??そうです。

坂本龍馬が靴を履いていた事実は、靴(ブーツ)を履いてた写真が2枚現存していているからです。 その二枚の写真を確認すると明らかかに違ったブーツを履いた写真で、その一枚に写っているブーツは、長州の高杉晋作からもらったものと言われている。 長州は、当時長州沖を通るイギリスやオランダ、アメリカの軍艦を攻撃しており、その時の乗組員のものと思われるそうです。(写真に写っている靴は破れている)

では、もう一枚の写真に写るってるのは、龍馬は1865年に長崎で亀山社中という商社を開き、大浦居留地に住むグラバーを通じ諸外国から武器や蒸気船を輸入していました。その大浦居留地のにある「トプソン靴店」で作ったと言われいます。

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  ◇長崎の亀山社中資料館のそばにあり、長崎の街並みを見下ろしている◇

土佐藩では、身分制度が厳しく身分低い侍や郷士は雨でも下駄を履くことを禁じられ、いごっそ(反骨精神)な龍馬は「ほんならワシは靴を履ちゃろう」とあのスタイになったとか (?_?)

最近、卒業式で袴すがたの女性、足元は何故かブーツを履いている人が多い。 NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公も明治の終わり頃から、着物姿で靴を履いていた。 ブーツを履き、疾風の如く時代を先駆けた龍馬! ロマンを感じえない ヽ(^o^)丿

 

<追記> 今日4月13日は「決闘の日」 慶長17年4月13日 宮本武蔵佐々木小次郎が巌流島で決闘した日です。もともと島の名前は「舟島:ふなしま」でしたが、佐々木小次郎の流儀をとって「巌流島」と呼ばれるようになった。

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 山口県 下関市(無人島): 公園・記念碑あります

吉川英治の小説「宮本武蔵」決闘シーンは映画で何度も!

                              記 4/13