「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

いずれがあやめか、かきつばた!

5月になると、あやめ・かきつばた・しょうぶ・はなしょうぶ が競って咲ますが、 皆さん見分けがつきますか??

あやめ・しょうぶを漢字で書くと「菖蒲」 えぇ! えぇ! でも漢字は同じでも、 菖蒲(アヤメ)菖蒲(ショウブ)は別物です。勿論、花菖蒲(ハナショウブ)・杜若(カキツバタ)も違います。あまりにも、花の形や葉もよく似ていて、ぐちゃぐちゃの四っ巴 (?_?)

だから、「いずれがあやめか、かきつばた」と言う言葉は見分けがつかない? いずれ劣らぬ美人が二人いるときなどに使われますネ (^^♪

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◆しょうぶ(菖蒲)・・・ 端午の日に菖蒲湯に使かわれサトイモ科で、あやめ・かきつばた・はなしょうぶはアヤメ科で別物、葉が良く似ているだけ (>_<) 花は似てもにつかないガマノ穂に似ています。

 

◆はなしょうぶ(花菖蒲)・・・ あやめとかきつばたの中間地(半乾湿地)に5月下旬~6月下旬に咲く・江戸時代中期に改良された日本産で種類が多い・花弁の元が黄色で目型模様・花は大輪で背丈は80~100Cmです。

 

◆ あやめ(菖蒲)・・・ 畑地(乾地)に5月中旬~下旬に咲く・花弁の元が網目目模様・花は小輪で背丈は30~60Cmです。

 

◆かきつばた(杜若・燕子花)・・・水辺(湿地)に5月中旬に咲く・万葉の頃に詠まれ菖蒲は葉菖蒲のこと・花弁の元が白色で目型模様・花は中輪で背丈は50~70Cmです。

 

それにしても、良く解からないですネ (?_?)

知立(池鯉鮒)の八幡の杜若(かきつばた)は、伊勢物語の昔からよく良知られている名勝地で平安の歌人在原業平」が句頭に「かきつばた」の文字を入れ詠まれた、古今集の名句に、

 唐衣(からころも) きつつなれにし つましあれば 

      はるばるきぬる たびをしぞおもう

史跡八幡のかきつばたは、江戸時代の巨匠 尾形光琳作 国宝「燕子(かきつばた)花屏風図」(根津美術館所蔵)に、そして10年後に描かれたとされる「八橋図」(ニューヨーク・メトロポリタン美実館所蔵)は有名ですネ ヽ(^o^)丿

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                   国宝「燕子(かきつばた)花屏風図」

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                                      「八橋図」

もう一つ、かきつばたには「剣葉:けんば」と呼ばれる葉の最先端がかなず、右か左にカーブします。刀に似た優美さから花菖蒲の葉とともに、古典の生け花の宗匠たちも「一子相伝」にて伝えて来ました。これて!たいしたことではない? けれども、知っているとチョット (^^♪  光琳も、この神秘「剣葉」を知って描かれいます。

おまけです。 光琳の「燕子花図」五千円札の裏に印刷されてる (^O^)/

 

今、藤(フジ)の花が見ごろです。万葉集にはフジの花を詠んだ歌が二四首あり、そのうち一八首は「藤波」と表現される波のように揺れるフジが詠まれています。フジにはつるが右巻きのノダフジと左巻きのヤマフジがあります。

近年、手入れが出来ない山林が増え自生するヤマフジが目立つようになった。以前は、つるが樹木に絡み付き成長をふさぐため刈り取られていたが、その作業が出来なくなったのが原因か、野生のフジも風情がありますが、喜んでいられない  (@_@;) 

                                                                                                          ( 記 5/6 丸井)