「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

神無月です!

10月は全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社へ!

神様が出かけてしまった国では「神無月」反対に出雲の国では「神在月」と言うそうです。出雲大社に集った神様は、人の運命や縁(誰れと誰れを結婚させようか)など話し合います。その為「出雲大社」は縁結びの総本山でも有ります。(^O^)/  また、来年の天候、農作物やお酒のでき具合も話されるそうです。出来るなら、そっと聞いてみたいですネ (*^_^*)

 「神無月しぐれにあへるもみぢばの 吹くかば散りなむ風   のまにまに」 万葉集

出雲大社」の祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)で、たくさんの子どもがおり全国各地の国を管理させて、年一度10月に出雲に戻りその年の報告や来年の相談をしたそうです。やがて他の神々も一緒に集まるようになったと言われいます。

神様が留守になった国はどうするの、「留守神様」がいますから大丈夫です?、代表的な神様が「恵比寿神 えびすしん」そして「金毘羅神 こんぴらしん」「竈神 かまどしん」「道祖神 そうそじん」などがいます。このように留守神を祭るため十月に「恵比寿講 えびすこう」を祝う地方が今でもあります。ちやんと留守神が私たちを守ってくれています。 心配ないですネ! ヽ(^o^)丿

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恵比寿神は日本生まれの神で、七福神」恵比寿・大黒天・毘沙門天・福禄寿・寿老人・布袋・弁財天の七神は日本の正月に欠かせない存在です。これは中世の民間信仰から広まったものですが、日本出身は恵比寿神だけです。あとは海外から招来した神です。

日本において、大黒(だいこく)は、大国に通じるため、古くは新道の神である大国主と混同され神仏習合して信仰されている。大黒神と恵比寿神は親子 ?「古事記」「日本書記」の記述されている水蛭子(水蛭命)の恵比寿神は大黒神の子としている。

大黒神大国主神)は、食、農耕の神で福袋をかずき、米俵に座り手に打出木槌を持っています。槌は(ツチ)土の恵みを願っています。

恵比寿神は、海の幸の神で、釣竿と左小脇に鯛を抱えています。その顔は「エビス顔」です。

江戸時代には、大黒舞い・恵比寿舞いと連れ立ち正月などの祝い事として、家々を回り身振りおかしく歌い舞い庶民の間で大黒信仰が広まった。

10月1日は「衣替え」これは公家や武家で行われていた風習の名残で、中国にならって平安時代の宮中で定着した習慣で「衣替え」「更衣」とも言います。   また、コヒーの日でもあります。

10月10日は「体育の日」1965年(昭和39年)に日本で初めて開催された「東京五輪」を記念し、1965年(昭和40年)に『スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう日』として国民の祝日として制定されました。

運動会は、ヨーロッパを起源として発達し、日本初の運動会は1874年(明治7年)に東京築地の海運兵学寮でイギリス人英語教師の指導で行われた「競闘遊戯会」だったと言われています。「運動会」という名称は1883年(明治16年)に東京大学で使いはじめたとされています。 (^O^)/

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東京五輪」が開催された10月10日、NHKテレビ中継を担当した北出清五郎アナウンサーが「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような素晴らしい秋日和でございます」とその日の快晴をアナウス、名言として語り継がれいます。

2020年の東京五輪も快晴を祈ります (^O^)/

 

今年は台風の影響か、長雨が続き憂鬱  (>_<) お彼岸も過ぎ朝晩めっきり涼しくなり過ごしやすくなり、金木犀(きんもくせい)の甘い香りが漂い秋の気配を感じます。  中国に、白ワインに金木犀の花を漬け込だ桂花陳酒(けいかちんしゅ)と言うお酒があります。これは楊貴妃が好んだお酒だと言い伝えがあります。

                             記 10/1 丸井

<追記>

   10月30日は、ハロウィン(Halloween) です 
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欧米のお祭りが、すっかり日本のイベントになりました。ハロウィンの起源はヨウロッパの民族行事です。キリスト教諸聖人の日で、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す日です。日本のお盆は迎え火をして死者の魂を迎えます。ハロウィンの場合は死者の魂だけでなく多くの魔物も一緒にやって来ます。この時、魔物に魂をとられないように、逆に怖い魔物の仮装をした姿て仲間だと思わせ防ぐのだそうです。
諸説がありまが皆さんも仮装して楽しんでみたら如何でしょうか??