<半田:矢勝川堤 1.5Km 三百本の彼岸花 絶景>
道の返の 壱師(いちし)の いちしろく 人皆知りぬ 我(あ)が恋妻は 詠み人: 柿本人麻呂 とも 作者不明?
道のほとりの壱師(彼岸花)は、すぐ目に付きまさが、私の恋しい妻のことも、とうとう世間の人々に知られてしまった 恥ずかしいけれども嬉しい、しかし困ったなぁ!
◇いちしろくとは、著しくはっきり ◇「壱師の花」には諸説有り、最も有力なのが「彼岸花」(彼岸花をイチジバナと呼ぶ地方があるそうです)
◇「万葉集」には、約4,500首の和歌がありますが、「壱師花」が登場するのは、この一首のみです (^O^)/
茜差す、近くの田んぼを眺めるたびに、稲穂も変えている。鮮やかな緑が刻一刻と、あでやかな黄金に染まりゆく、この国の四季折々の風景に素晴らしい自然の不思議を感じますね。 目にうつるすべての命に、どれ一つ同じ色はない。
柿右衛門の赤、織部の緑、北斎の青、フジタの白の漆の黒、まだ世界を魅了し続ける。ところが、最も色彩豊かな時代は天平から平安時代だと言われている。
草木染には、四百もの色の名前があっり、命へと紡ぐ色に敬意が寄せられますね!
秋空に現れるのがいわし雲 高度5~13Kmぐらいの上空に出来る上層雲で、小さな斑点や波紋を見せる美しい雲のことです。この雲が出るとイワシが大漁になると言い伝えられているようです。秋以外にも見られますが、秋によく見られることから秋の季語になってる。
10/1から赤い羽根協同募金が始まります。昭和22年に市民主体で「国民たすけあい運動」としてスタート、翌年から寄付をすると赤い羽根を渡すようになり「赤い羽根募金」「赤い羽根協同募金」と呼ばれるようになった。
10月13日は、さつまいもの日 江戸から十三里離れた川越のさつまいもが美味しいことから、サツマイモには「十三里:じゅうさんり」という異名が有ります。「栗よりうまい 十三里 = 九里(くり)四里(より)うまい十三里」(9+4=13)このことから、10月13日が「さつまいもの記念日」として定められた。
他に、10/2 豆腐の日 10(とお)2(ふ)から ・ 10/4 鰯の日 1(い)0(わ)4(し)から・10/10 銭湯の日 1010(千十=せんと)から・ 10/10 目の愛護デー 人の眉毛と目に見えるから、どれも語呂合せから (?_?)
10月は、いろんな日が「いっぱい」です。 ヽ(^o^)丿
俳人正岡子規は、生涯20万以上の俳句を詠んだそうです。その中で最もよく知られている句の一つに、
柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺
正岡子規は、無類の柿が好きだったそうです。親友の夏目漱石は、小説「三四郎」のなかで「ある時大きな樽柿を16個食ったことがある」と書いています。20万以上ある句のなかで代表作が「柿」にまつわるものなんて、彼にとっても本望ではないでしょうか、あぁーあ、無性に柿が食べたくなりなましたね (>_<)
万葉の昔から、秋の長雨は憂鬱(ゆううつ)だったらしく、大伴家持の歌に、
雨隠(あまごも)り 心いぶせみ 出でみれば
春日の山は 色づけにけり
長雨に閉じ込められて心が晴れるので外にでてみると、山はもう色づいていた
九月中旬から記録的日照り不足で、少ないところでは平年の四分の一ほどいかないと気象庁は伝えている。 庶民は農作物は大丈夫か気になる! (>_<)
記 10/1