「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

風かおる五月です (^^♪

風に揺られて気持ちよさそうな鯉のぼりを見ていると、もう5月になるのかとしみじみ感じます。コロナ禍で季節感が薄れがちの今日この頃 !

新年度が始まり1ヶ月が過ぎました! 出会いに別れ!環境が変わった方はもちろん、そうでなくてもこの時期特有の気象の変化に体に負担をかけやすい時期です (@_@。

 ゴールデンウイークでもコロナ感染拡大で外出もままならない ! 運動不足、食生活の変化でコロナ太り  (>_<) 体内の悪玉コレステロールが増え血液の流れも悪くなり、脳の働きも鈍りがち !

そんな中、お酢の力が注目されています ! (^^♪

お酢に含まれるクエン酸は健康の味方です。悪玉コレステロール減少させ血液の流れを改善する作用があり、過度の疲労ヤストレスを改善をしてくれるビタミン C やカルシウの吸収を助ける作用があります。また中性脂肪をたまりにくくする作用もあります。

高血圧を予防します。お酢には余分な塩分を体外に排出する利尿作用が期待されます。さらに神経をしずめ快眠を促してストレスを軽減し血圧を安定にしてくれます。

食欲を増進させます。お酢の酸味には食欲を刺激し唾液が増進されますので、食べ物の消化を促進してくれます。また唾液は口の中を清潔に保ち細菌やウイルスから体を守ることにもつながります。

 お酢には、

穀物 : 日本で最も日常的に使われている。小麦や米、トウモロコシなどが原料。

米 酢 : 日本人好みでコクとまろやかで、和食にピッタリです。

黒 酢 : 芳香な香りと風味があり、玄米などを長期熟成し、アミノ酸やミネラルが多く含まれています。

もろみ酢 : 泡盛の製造過程で出る酒かすから造られ、クエン酸が主成分、アミノ酸が豊富です。

リンゴ酢 : 爽やかで甘い香りがします。リンゴ果汁が主原料でカリウムなども含まれています。

ワインヂネガー : ほのかな渋味と苦味があり、ブドウにワイン酵母を加えて造られ、糖質が少なく、洋食のドレッシングとして使われる。

 一般的な安価なお酢でも効果はあるのかな?

お酢により成分が異なりますが、どのお酢にもクエン酸が含まれてており、健康促進が期待できます。

一日に取っても良いお酢の量は?

料理に使う分には取りすぎの心配はないそうです。お酢を飲む場合は、大さじ一杯を5倍以上に薄めて、一日に2~3回が適量と言われています。薄めずに大量に飲むと胃を荒らしかねないので注意が必要です。

お酢のツンとした匂いが苦手で、飲みやすくするコツは

出来るだけ薄めてハチミツなどで甘味を加えたり、冷蔵庫で冷やして飲むのも匂いをやわらげるに有効です。また飲料用のフルーツ酢を摂取するのも一考です。

子供さんにお酢て良いのかな?

お酢には食欲増進、カルシュウムの吸収促進効果があるので、小・中学生の子供さんの食事には是非取り入れるのが良いといわれています。肉や魚の甘酢あんかけ料理にすれば自然にお酢が取り入れられて最高とも !

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今年も沢山の花が咲きました (^^)/ クレマチス・テッセン(鉄仙)・カザグルマと呼ばれ「ツル性植物の女王」といわれ世界中の人に愛されています。多年草で約300種類もあると言われています。

酢の起源は、紀元前5000年頃の古代バビロニアの記録に、干しぶどうやナツメヤシを利用してお酢を造っていたとあります。「旧約聖書」にも、酢は飲み物として登場しています。
興味深いのは、古代の人々も酢が体に良いことに早くから気付いていたことです。ギリシャでは医学者のヒポクラテスが病み上がりの病人に酢を摂るようにすすめていたそうです。中国でも周の時代には、漢方薬としてその効能が認められていたそうです。
日本で酢が造られるようになったのは、4~5世紀ごろ。中国から酒を造る技術とともに米酢の醸造技術が伝えられ、和泉の国(今の大阪府の南部)で造られるようになったのがはじまりとされています。

古代から現代へ 万葉集に見るお酢の食文化 !

万葉集」は奈良時代後期に完成した日本最古の歌集です。飛鳥時代から奈良時代の歌が4500首以上が収められ、全20巻で構成されています。編者については諸説ありますが、大伴家持が編纂したという説が有力です。「万葉集」には生活に密着した食べ物や酒を主題に詠んだ歌も多く登場します。その一つに、

酢を使用した料理の「なます」を詠んだ歌があり、これが日本では最古の酢に関する記述だと言われています。

醤酢(ひしほす)に 蒜(ひる)搗(つ)きかてて 鯛願ふ 我れにな見えそ 水葱(なぎ)の羹(あつもの) 

                        長意古麻呂(ながのおきまろ)

醤と酢に蒜をつぶしてまぜて鯛を食べたい。水葱の羹なんかはいらない。

宴会で目の前のごちそうを題材に詠み披露したもので、さまざまな食材が登場し生活の一部が伺えますね!

醤は大豆の発酵食品でもろみのようなもので、酢は現代と同様に酢を指します。蒜は、ニンニクやらっきょうなどの香辛性のある野草です。水葱は水葵のことで、安価な野菜です。水葱の羹とはスープ、吸い物を意味します。

万葉集の時代には、昆布や鰹節のだしは普及していなく味噌汁もなかった。 水葱とは、水田雑草のミズアオイの古名です。現在では、食用にすることはないので食欲をそそるものではなかったようです。

鯛をにんにく風味のもろみ酢でいただくなんて、現代にも通じおいしそう!

奈良時代にはもうお酢が、今と変わらなくこのように使われていたとは驚きですね!
また 「養老律令(718年」 には、作酒司(さけのつかさ)が 酒とともに酢を造っていたことが記されています。ただし、当時のお酢は朝廷や貴族専用のもので、庶民には手の届かない贅沢品でした。

江戸時代にワサビ醤油で刺身を食べるようになる以前は、生魚には酢と調味料をあえて、鱠にして食べるのが普通であったと思われる。酢が調味料として一般に広まったのは江戸時代になってからです。お酢の製法が全国各地に広まり、それとともにお酢をつかった料理もたくさん生まれました。
 はじめてお寿司が生まれたのもこの頃。ごはんに酢を混ぜて押し寿司にする「早ずし」と呼ばれるものです。幕末になると、「にぎり寿司」や「いなり寿司」が誕生し、庶民にも大変な人気だったそうです。

その後、大正時代になると、合成酢が登場します。これは石油や石灰石を原料とした氷酢酸を薄め、グルタミン酸コハク酸、人工の甘味料など数種類の食品添加物を加えたものです。 戦中・戦後の食糧難の時代、(昭和12年から28年まで) 米を原料として酢を造ることが禁止されていたため、 一時は市場の大部分をこの合成酢が占めていました。
昭和45年から酢酸を少しでも使ったのもには“合成酢”の表示が義務づけられるようになったため、醸造酢の生産が合成酢を上回るようになり、現在では合成酢を目にすることはほとんどないそうです。

(^^♪ 春が過ぎたばかりなのに、夏みかん 夏みかんは秋の終わりから色づき始めますが、その頃は酸味が強く食べられず、春になると酸味が落ち着き、4月から6月にかけての初夏が旬になるそうです。ですから、「夏みかん」と呼ばれるとのこと。確かに甘酸っぱい感じが初夏のイメージにぴったりですね (^^♪

酸っぱい食べ物が苦手な方におすすめ、ヨーグルトに入れるのが意外にさわやかで 季節の移り変わりを楽しんだら如何ですか 、 

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市制100年を迎える一宮市 「本町鯉のぼりフェスティバル」が4月4日~5月6日迄、1996年から毎年飾られていたが、昨年はコロナ禍で中止で二年ぶりに開催です (^^♪

春が過ぎいつの間にか、夏がそこまでやって来た ! 

皆さんが春さきから夏にかけよく見かける「タンポポ」は外来種西洋タンポポが多いようです。

 ヨーロッパが原産と言われる西洋タポポが日本にいつごろにやって来たのかは明らかでないですが、多くの文献で明治期に北海道に最初だとされています。

1904年札幌農学校の教師 ブルックス氏が学生に生野菜を食べさせようと「蒲公英:たんぽぽ」の種を輸入したと記録が有ります。
または北海道にジャガイモが導入された時(1874年)に一緒に侵入したとも言われています。また西洋タポポの最も古い標本は1904年北海道産として保存されています。

西洋タンポポ、どうもルーツは北海道のようですね!

在来種の日本たんぽぽは、開花期が春の短い期間に限られ低温に弱く、種の数が少なく茎もみじか綿毛(種)をく遠く飛ばすことができません。だから生育場所が限定されています。

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自宅前、大江川(宮田用水:暗渠)に咲くタンポポ、見渡す限り黄色、黄色でみごとです。<西洋タンポポは、開花期に花と茎の部分(総苞と呼ばれる所)反り返ります>

西洋タンポポ花が咲き終わると、茎は地面すれすれの位置に保ち綿毛(種)が熟すると再び立ち上がり茎をめいっぱい伸ばし、綿毛(種)を風に乗せて遠くに飛ばします。

近くに種が落ちると親タンポポの日陰になり、芽生えても十分に水も養分も親タンポポに奪われてしまうからです。

だから、子供達(種)のために精いっぱい高く茎を伸ばし、愛情を注いで春風に乗せて旅立たせるのです。  たんぽぽて 素晴らしい! 感動!! ヽ(^o^)丿

繁殖率も強く、またたく間に日本中に広がり、今では気象台の「生物季節観測種目」に成っています。

北海道の勇払郡むかわ町では、毎年「たんぽぽフェスティバル」が盛大に行われています !

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今年もカーポートに 咲いた「ド根性 タンポポ」雨もあたらないのに!5年前から毎年花を付けます (^^♪ 

たんぽぽは、花を楽しむだけでなく、タンポポは明治時代頃まで、花を天ぷらにしたり、茎をきんぴらにして食べられていた、食用できる野草でもあります。たんぽぽを乾燥させたものは、生薬「蒲公英」として利用されています。可愛らしい見た目とは裏腹に、とても実用的な花でもあるのです。

タンポポの葉や茎には、ちょっと苦みがあって好き嫌いの分かれる味ですが、野草の一つとして食べてみるのもいいですね。もし野生のタンポポを食べてみる場合は、汚染がなく食用にできるものかをよく確認しましょう。また、刺激が強いので、食べ過ぎにはご注意して下さい。

   目には青葉 山ほととぎす 初鰹

江戸時代 中期の俳人 山口素堂(そだう)35歳頃 鎌倉で詠んだ句です

 季語が三つ!季重なり「青葉・山ほととぎす・初鰹」で、季は夏です

目には(視覚)、まぶしく輝く木々の新緑が映り、耳には(聴覚)、山ほととぎすの鳴き声が聞こえて、口では(味覚)、新鮮な初鰹を味わう!

時鳥(不如帰=ホトトギス)は5月中旬に日本に飛んできて夏を知らせてくれる鳥 !

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山口素堂(1642~1716年)甲斐国山梨県)出身、芭蕉らと親交  <画像はネットより>

江戸時代、「初鰹」は旬の走りで珍しさが先行して値段も高い、もう少し待てば盛りになり、味や値段も安定するのですが、それを待つのは野暮というもの!

江戸っ子は、初物に手を出すのが粋の証だったのです。とはいうものの、当時、「初鰹」は極めて高価で「まな板に 小判一枚 初鰹」(現代になおすと10万円ぐらいで、当時の下級武士の1年分の給料相当)と謳われるほどでしたが、「初鰹は女房子供を質に置いてでも食え」と言われるほどの人気だったようです。

日本の食文化は、季節を感じながら「旬」を大切に、いち早く季節のものを味わうことは大きな喜びで「粋:いき」なのですね ! 現代においても「旬」をいただく食文化が大切に引き継がれ、日本て素敵ですね (^^♪

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クロガネモチにセッコク:(石斛)の花が満開  (^^♪ 日本や朝鮮半島に自生する、着生ランです。岩の上や大木に着生して花を咲かせます。

5月26日  3年ぶりに国内 最大の皆既月食観られます!

最も月が地球に近づく日で、今年最大の明るいスーパームーンとなります。スーパームーンとは月が地球に最接近した時の満月または、新月のことです。

 月食は、月が地球の影に入ることによって起こり、完全に影に入り込む月食のことを皆既月食と呼びます。皆既月食の際は、月は真っ暗にならず、地球の大気を太陽光が通過する際に波長の長い赤い光が屈折し、赤銅色と表現されるようなほのかな赤黒い色で観察されることが多いです。

皆既月食が観られる時間帯は? 

 * 5月26日(水)  18:30~21:30  
 * 部分食の始まり18:44頃 ・ 皆既食20:09頃~20:28頃

  食の最大  20:18頃 ・  部分食の終わり21:53頃

 月を取り巻く環境は、さがわしい  (@_@。 

中国の月面無人探査機「嫦娥(じょうが)5号」が2020年12月17日、月の土壌サンプルを44年ぶりに地球に持ち帰った。 米国、旧ソ連に続く3カ国目だが、過去7年で3度の月面着陸を成功させた中国は、21世紀の月探査をリードしたいようです。これに対し、米国(NASA)は日本などと共同で再び人類を月に送り込む「アルテミス計画」により巻き返す構えで、宇宙を舞台にした米中の覇権争いが激しくなりそうだ!!

コロナ依然と拡大の一途、「緊急事態宣言」出したり、止めたり! あげくの果てに「まんえん防止」? 何が違うの?? 

ワクチン変異株に効き目が低いとか? ワクチン接種予約通知が届いた! 指定病院で8時30分から受付開始 50分ほど前にいったら、 その日の予約32人はすでに終了!  予約できた方、4時頃に来たそうです (@_@。  安全はなかなか手に入らない!

外へのお出かけは、まだまだ我慢!我慢!  (>_<)

せっかくおうちにいるのなら皆既月食」をながめ、ちょとの間コロナを忘れ幻想の世界に想いを馳せたらいかがでしょうか !? 月にはうさぎが ? (@_@。  

                                Marui   5/1