「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

ちょっと怖い「わらべ唄」 (>_<)

最近あまりそとで遊ぶ子供達をみる機会もすくなく、ましてや「わらべ唄」をを聞くことも有りません。なぜかちょっと寂しく思います。70歳余を迎える私など幼少の頃は、誰に教わったわけでなく、皆して「かごめ かごめ」「花いちもんめ」「とおりゃんせ」「赤い靴」「ずいずいずっころばし」などを唄ったりして、石けり・かくれんぼ・こま回し・凧揚げなどした記憶が有ります。何気なく意味もまったく知らないで歌っていた「わらべ唄」、しかし怖い内容だったとは? (>_<) ちょっと紹介です。

 「かごめかごめ」

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(>_<)「かごめ かごめ」とは「籠女 篭女」と書き即ち妊娠中の女性で!

「かごのなかのとりは いついつでやる」お腹のあかちゃんはいつ生まれるの、

「つるとかめがすべった」鶴と亀はおめでたい象徴です。滑るとは流産です。

「うしろのしょうめんだあれ」後ろを振り返ると姑の姿が、、また罪人(かごめ)

  を包囲し、落とされた罪人の首がどちらを向いたか、、、 と諸説有ります。

   

 「花いちもんめ」 

 あの子がほしい あの子じゃわからん  このこがほおしい このこでじゃわからん

 相談しよう そうしよう

(>_<) 身売り説:貧乏な家の子供(少女)が口減らしの為に、一匁で買わ人買い同士が「勝った(買った)負けた」と囃し立てる。 <遊郭があった江戸時代・明治時代に生活の為に子供を売ることはよく行われた>

 

 「とおりゃんせ」

 通りゃんせ 通りゃんせ ここはどこの 細道じゃ 天神さまの 細道じや

 ちっと通して 下しゃんせ 御用のないもの 通しゃんせぬ この子の七つの

 お祝いに お札を納めに まいります 行きはよいよい 帰りはこわい

 こわいながらも 通りゃんせ 通りゃんせ

(>_<) 昔は「7歳までは神の内」といわれ、7歳から人間扱いされたそうです。その年齢までに子供は餓死や病死したり、口減らしで人身御供(人柱)されたり、身売りされたことが多くあったようです。だから不作や天変地異を起こす天神様の怒りを鎮める為子供を神に捧げられ人柱として「行はよいよい 帰りはこわい」二度と帰ってこないと云う意味のようです。

 

「赤い靴」「ずいずいずころばし」「あんたがたどこさ」「てるてる坊主」など同じようにちょっと怖い解釈があるわらべ唄のようです。歌詞の内容には謎めいた部分など地方によつても諸説がありますので、誤解のないように!! 韓国民謡「アリラン」もちょっと悲しい歌詞です。アリラン峠を越えてゆく わたしを捨ててい(去)く人は 十里も行かずに足痛む、、、

                              記 丸井 10/16