1月16日 第158回 芥川賞・直木賞の選考会が東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞に若竹千佐子さん(75才)・石井遊佳さん(54才)直木賞は門井慶喜氏(46才)と発表が有りました。
若竹さん75才は、2013年に芥川賞を受賞された黒田夏子さん80歳に次ぐ史上二番目の年長受賞です 。 石井さん「人生の終盤でこんな晴れがましいことが自分に起こるなんて、信じられません」と喜びの会見に、同じ75歳の私、何か、心うきうき嬉しい気分でいっぱいになりました。(^O^)/ お祝い申し上げます。
芥川龍之介は、東京帝国大学在学中の1914(大正3)年に文学界にデビューして以来、「羅生門」「鼻」 などの数々の名作を残したが、1927(昭和2)年7月24日の朝、東京・田畑の自宅で服毒自殺しました。 1892(明治25)年生まれの35才でした。
芥川の死は、当日の夜9時自宅近くの「竹むら」で発表され、友人10人あまりが集まり手記が読みあげられるなか、同席した菊池寛はいたたまれず、途中で席をたったと伝えています!
写真はネットより
自殺の原因は、亡くなる2年前頃より強度の神経衰弱、胃腸病、不眠症に悩まされ、睡眠薬の常用など心身の衰弱がひどく、家族の不幸も重なり、厭世観を強めたとされる。
そして、芥川龍之介没8年後、親友の菊池寛氏がおなじく早世した親友の直木三十五氏の名を記念して「芥川賞」と「直木賞」が創設(1935年)されました。
記 1/17