東京浅草 三社祭 <写真はネットより>
梅雨が過ぎれば、夏祭に、花火に、盆踊り !
「半夏生」(はんげしょう・はんげしょうず)・夏至から11日目の7月2日頃から七夕までの5日間を指す。(二十四節気の一つである夏至とも言います)
半夏生の花 (写真はネットより)
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安で、この日から5日間は休みとする地方もあります。
7月の風物詩と言えば「七夕」ですね!
「七夕:たなばた」<しちせき> とも読み、7月7日の夕方という意味があります。 江戸時代に季節の節目を意味する「五節句」の一つに定められ、「七夕まつり」「星祭り」として今も続いている日本の伝統的な行事ですね!
日本と中国の文化が結びついた風習と言われ、時代も変わり、かたちも変わってきましたが、短冊に願い事を書き笹に飾る習わしは幼い頃から親しみ、皆さんも沢山の想い出が有ると思います。
そして、織姫と彦星の物語を想像しロマンティックなラブストーリーが頭に浮かびませんか、そんな七夕の由来に思いを果てながら、7日の夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?
奈良時代の遣唐使によって、中国から伝わった「乞巧奠・きっこうでん」と言う行事や「星伝説」に登場する「織女・しょくじょ」の風習と、日本古来の宮中行事として「古事記」にも登場する織物を作る機織り機を扱う女性「棚織女」(たなばたつめ)が技術が上達を願う行事が有り、それが中国の行事と結びつき「七夕」の文化が定着したとも言われています。
◆「乞巧奠・きっこうでん」とは、「乞」は願う「巧」は巧みに上達する「奠」まつるという意味で、機織りの技が上手くなるように、様々な手習いごとの上達を願う行事。
「星伝説」には、「織女・しょくじょ」と「牽牛・けんぎゅう」が登場しる伝説話があります。
◇「棚織女」とは、織物を作る機織り機を扱い、俗世を離れ「棚造りの小屋」にこもって、神聖な布を織る技を持った女性です。
そして、日本の「星祭り」では、織姫星は「こと座の1等星ベガ」として知られています。そして働きものの牛使いの彦星は「わし座のアルタイル」です。
7月7日に、牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)の二つの星が年に一度しか逢うことを許されないと言ういう話は、中国から伝わってきたものです。
牛飼いの「牽牛(けんぎゅう)」と天帝の娘で機織りの名手「織女(しょくじょ)」は、共に働き者でしたが、結婚を機に仕事をサボるようになりました。これが天帝の怒りにふれ、2人は年に1度、7月7日の夜にしか会えなくなったと伝えられています。織女は「こと座のベガ」、牽牛は「わし座のアルタイル」を表しています。
これに、日本にあった、棚機女(たなばたつめ)と男性の神のお話がミックスされて、彦星(ひこぼし)と織姫星(おりひめぼし)とのお話として定着したようです。
7月7日の真夜中には、ほぼ頭上に天の川をはさんで、二つの星を見る事ができます。
千両 と オギザリス トライアングル グラリスの花 別名「紫の舞」 多年草でカタバミ(雑草)の仲間、800種類もあります。
万葉集には、130首を越える七夕に関連する歌が収められています。そのほとんどは、男女の恋の物語をイメージして詠まれています。
久方(ひさかた)の天の川瀬(かわせ)に、舟浮けて、
今夜か君が、我がり来(き)まさむ
京都の冷泉家では、今でも古式ゆかしい七夕の歌会や「乞巧奠」がとり行われており、詩歌や裁縫の上達を願い星に祈りをささげ、梶(かじ)の葉に和歌をしたためて、お祀りしているそうです。 梶の葉が重要な役割を果たしているそうです。
◆梶の葉の裏側には細く滑らかな毛がたくさん生えているので墨の乘がよく紙の原料にもつかわれていた
ベコニアの花
日本各地にも「七夕伝説」があります。
◆大阪府枚方市と交野市にかけた一帯は、平安時代のころ伊勢物語の歌にも登場する「交野ケ原」と呼ばれた狩猟地に流れている「天野川」は白砂と清流で美しく、これまでにも、人々の生活にも親しまれおり、七夕伝説がある地として知られています。天野川流域には、織姫にまつわる機物神社((はたものじんじゃ))などもあります。
◆福岡県小郡市には、「七夕神社」の愛称で親しまれている神社があります。正式名称は「媛社(ひめこそ)神社」で、奈良時代に作られた風時である「肥前国風土記」に、七夕の神様がまつられているという記述が残っているそうです。
この神社では七夕に飾った笹や短冊を供養する「七夕祭り」が毎年8月7日に開催され、全国から送られてきた何十万枚もの笹や短冊が飾られます。
(✿◠‿◠) 「一宮七夕まつり」は、昭和31年(1956)に始り、現在では仙台・平塚と並ぶ日本三大七夕まつりとして定着しています。
真清田神社の祭神「天火明命(あめのほあかりのみこと)」の母神「萬幡豊秋津師比売命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)」で、太古から織物の神様として知られ、そのご加護により当地方の織物業が発達したといわれています。
織物と縁の深い「牽牛・織女」にちなんだ、おりもの感謝祭一宮七夕まつりです。 毎年7月の最終日曜日をフィナーレとする木曜から盛大に開催される予定です。
ネットより
第69回おりもの感謝祭一宮七夕まつり
開催期間:2024年7月25日(木)~7月28日(日)
今では市民の夏の最大イベントとして毎年催しされ、煌びやかな七夕飾りが一宮駅前、本町通りなど会場内を彩ります。
繊維の町にふさわしく当地特産の織物を奉納する「御衣奉献大行列」、「ワッショーいちのみや」、「コスプレパレード」や「盆踊り大会」など多彩な行事が開催され、大勢の人でにぎわいます。
(✿◠‿◠) 宮城仙台七夕まつり:7月6日(土)~8日(日)10mもある吹き流しやくす玉の七夕飾りが通りを埋め尽くし、仙台の夏を華麗に演出されます。
(✿◠‿◠) 湘南ひらつか七夕まつり:7月5日(金)〜7日(日)豪華絢爛な七夕飾りは100本以上飾り付けられ、千人による七夕おどりパレードが催しされます。
「七夕まつり」には「そうめん」を食べる (^^)/~~
中国では7月7日に「索餅:さくべい」を食べると、1年間無病息災で過ごせるという言い伝えがあります。 日本には奈良時代に伝わり、宮中で取り入れられ、やがて一般の人に広まったそうです。
写真はネットより
索餅は、中国の古い文献にも登場する食べ物で、小麦粉を練って、縄のようにねじって作られたお菓子です。
日本では、「索餅:さくべい」がそうめんのルーツと考えられており、そうめんが「織姫の糸に似ているから」、「天の川に似ているから」という説から、七夕の行事食として広く人々の間に浸透していきました。
理由はさまざまですが、いずれにしても「無病息災」を祈る気持ちが込められています。「全国乾麺協同組合連合会」が7月7日を「そうめんの日」と制定しています。
ポーチュラカの花、夏の暑さに負けることなく開花する
花言葉には、いつも元気・無邪気・可憐・自然を愛する
日本の夏「カブトムシ」も風物詩ですネ!
子どものころ夏休みになると毎日のように昆虫(カブトムシ・クワガタ・蝉)に夢中になり早朝に取にでかけ、カブトムシを見つけた時のワクワクし大喜びだった記憶が思い出されます。 自宅で飼ったり、夏休みの自由研究のテーマにしたりしました。 中でもカブトムシは王様で、今では小学生にはもちろん、大人にも大人気がありますね!
「カブトムシ」は和名で、漢字では「甲虫」と書きます。カブトムシの学名は「Allomyrina dichotoma(アロミリナ ディコトーマ)」です。英語で「Beetle(ビートル)」といいます。 またカブトムシの名前は、戦国武将などが身につけていた鎧(よろい)の兜(かぶと)に見た目が似ていることに由来してるそうです。
動物のなかでももっとも早い時期に、陸に進出した節足動物から昆虫は進化しました。古生代のデボン紀(約4億1600万年前~約3億6700万年前)には最初の昆虫が登場したと考えられています。
そしてカブトムシやコガネムシやタマムシやカミキリムシなどが含まれているグループの甲虫(こうちゅう)の祖先は古生代のペルム紀(約2億9000万年前~約2億5100万年前)の頃に登場したようです。
それよりも新しい時代、恐竜の大量絶滅の後の、約5000万年前の地層であるメッセル採掘場(ドイツ)は化石の多く出るということから世界遺産になっているのですが、そこからはタマムシの仲間やクワガタムシの仲間の化石が見つかっています。カブトムシの仲間が恐竜の栄えた中生代にはいたのかどうか不明ですが、遅くとも約5000万年前頃にはいただろうと思われます。
カブトムシは、いつから日本にいるの?
日本の歴史に初めて登場するのは江戸時代、1709年の日本初の本草書『大和本草』で、カブトムシの絵と共に蛾に似ているなどという記述があります。
本草とは中国の薬物についての学問のことで、その薬物についての知識をまとめた書が本草書です。
さらに100年後の江戸後期1806年、本草学者である小野蘭山の『本草綱目啓蒙』には、江戸時代の関東地方ではカブトムシのことを「さいかち」と呼んでいたことが記されています。
この呼び名の由来は、落葉高木であるサイカチの樹液に集まると考えられていたという説や、カブトムシの角がサイカチの枝に生えた刺に似ているからだとする説があります。
また、同じ頃に書かれた『千虫譜』(1811年)には、カブトムシは「独角僊:どくかくじ」と紹介され、子供がカブトムシに小車を引かせて遊んでいるという記述があります。
「僊:やまびと」とは、山で修行を積んで不老不死の術を修めた人(仙人のような人)などの意味だそうです。
「サイカチ」という呼び名よりは、「独角僊:どくかくじ」とカッコいいと見られていた感じがする呼び名ですね。
日本は世界でも有数のカブトムシ好きの人が多い国です。
ヤマトカブト(写真はネットより)
日本には、ツノが大きいヤマトカブト・コカブト・タイワンカブト・クロマルカブトの4種類の雄・雌 が生息しています。世界ではカブトムシは8つのグループに分かれますが、日本ではこのうち4つのグループが生息しています。
カブトムシと同じぐらい人気のクワガタムシは、共に甲虫のカテゴリーに属していますが、いくつか違いがあります。
*カブトムシは、約3ヶ月から6ヶ月の自明ですが、クワガタは、1年から3年生息します。
*カブトムシは、産卵マット、土に約1200種・直接産卵します。クワガタは、朽木に約1400種・産卵します。
*カブトムシ、クワガタの成虫は夜行性でクヌギやコナラなどの樹液に集まり、幼虫は腐葉土や軟らかい朽木を食べて成長します。
(👉゚ヮ゚)👉 トピックス
京都の「カブトムシ銀行」がいま話題になっている。 京都新聞の記事より、
NPO法人・里山ねっと・あやべがはじめたサービスで、オス・メスのカブトムシのペアを買うと1年後にもう1匹もらうことができる。
カブトムシ銀行の仕組み!
里山交流研修センターで、子どもがカブトムシのペアを300円で買う。
子どもが家でカブトムシを育てて、卵を産ませる。その卵を交流研修センターの裏山に埋める。
1年後、卵から育ったカブトムシの成虫1匹を利子としてもらうことができます。
福岡県大木町のキノコ栽培で使われた「廃菌床」を、カブトムシの飼育に再利用!
1990年前後、カブトムシを「町おこしに使えないか?」と考える町が増え始めました。
カブトムシを通じて新たなビジネスが生まれ、地域活性化にもつながるのではないかと期待されています。それは、世界中のカブトムシの繁殖・販売です。
シメジなどを収穫したあとには「廃菌床(はいきんしょう)」と呼ばれるものが出ます。 処分するにもお金がかかる“やっかいもの”で、大木町では年間1万トンが発生します。
ところがこの廃菌床がカブトムシの幼虫の餌に最適だったことが分かり栄養もあるそうです。さらに、幼虫が排出するフンには窒素が多く含まれていて、農業用の肥料にもなります。
「カブトムシ」飼育は、地元特産のキノコ栽培と両立し「素晴らしいリサイクル」として見直されています。
希少価値の高い6種類を観賞用に飼育し、ペットショップでオス1匹600円、メス1匹200円前後で販売され、高いものでは18万円で取引されるほど、商品価値のある昆虫(カブトムシ)になりました。
今では、昆虫業界で一番の人気を誇るカブトムシ
カブトムシの秘められたパワーが今後さらに注目されるかもしれません。
最近の新聞記事より、
新幹線のお医者さん
ASC23期仲間が撮影(2018.8.20. 大垣向日葵畑より)
新幹線のレールのいがみや架線の摩耗状況などを走行しながら調べる車両で、イベント時などを除きダイヤは公表されておらず「見ると幸福になれる」「幻の新幹線」と言われ人気車両です。(引退後は名古屋港区のリニア鉄道館にて保存される)
引退後は、すでに運行されている700系をベース「T5/T6」で対応されている。
エンドウの花
東京都知事選挙が6月20日に告示され、これまでで最も多い56人が立候補! 前回2020年の都知事選は、22名で都知事選史上最多を記録した。
七夕決戦! 7月7日の投票日に向けて17日間の選挙戦がスタートしました。
東京都は人口が約1400万人。東京都の一般会計・特別会計・公営企業会計を合わせた全体の予算規模は約16兆5000億円にものぼる。これはスウェーデンの国家予算に相当するそうです。
小池知事の2期8年にわたる都政運営の評価は、7月7日に結果が、それにしても、どうしてこんなに立候者が多いのかな?
政見放送が6月24日、始まった。7月4日までNHKのテレビとラジオ、MXテレビ、TBSラジオで放送される。立候補者数が56人と過去最多で、プロフィルのみを流す経歴放送と合わせた放送時間はテレビで計約28時間、ラジオで計約18時間になるそうです。
また、こんな記事も、掲示板に大量の同一ポスター・風俗店紹介・全裸写真・動物イラストと混沌極める (>_<) 「全裸写真」貼った当事者たちの見解は合法だと思った。
警視庁が候補者らに警告! その理由は公選法違反でなく、都迷惑防止条約違反(卑わいな言動)とか風俗法違反の疑い! 何ともやるせない! 世も末!?
ネットより
「お金出せばいいという問題じゃない」「表現の自由」なのか? 悪い解釈でやっているなど否定的な意見が相次いでます。
24人もの候補者を擁立した政治団体は、確保した掲示板枠を販売してた由! 同じデザインのポスターで選挙掲示板が`占拠`できた由
更にネット上で始まったのが、「掲示板ジャックに反対します」と題した署名活動。
6月21日午後3時の時点で2万8000以上の署名が集まった。
掲示板騒動を巡って都選管に苦情殺到! 批判の声は自治体の長からも、
「選挙制度」を揺るがす東京都知事選!? 暗雲が、 もっと政策論戦や、公約論戦で勝負を! 選ぶのは都民! 全国民がその結果を見守るってるョー ~
ちなみに! 現行公選法では、選挙を利用した売名行為を防ぐ目的で供託金制度が設けられています。
知事選の場合は1候補者につき300万円をあらかじめ供託し、得票が有効投票数の1割未満であれば供託金は没収され、都に納められる。
前回の都知事選では、当選した小池百合子氏を含む3人をのぞいた19人が没収の対象となり、合計額は5,700万円に達した。今回も多くの候補者が没収対象になるとみられ、合計額は1億円を超える可能性が高い。
56人の乱立が起こるのは、街頭演説や政見放送で得られる候補者や団体の宣伝効果のためか?? 主義主張と関係のない人がこんなにたくさん出てくるとは?? 現行の供託金制度に疑問を投げかける有権者の声も多く聞かれると報道が!
初夏から秋にかけて長く咲き続け、花壇の女王とも呼ばれています。
今年は、未曾有の能登半島地震で幕を開けもう半年が過ぎ「自然災害」の怖さがいまだ癒やされない! 沖縄は6月23日、20万人を超える人が亡くなった沖縄戦から79年の「慰霊の日」で、戦争は二度としてはならないと平和の祈りがささげられました。
しかし沖縄には、米軍駐留軍は日本に配備される80%が駐留している。そして政府は近年、安全保障環境の悪化を理由に、陸上自衛隊の南西諸島に自衛隊配備や部隊の増強を進めている。
今、世界で紛争が絶えない、天変地異で起きる「自然災害」と違い、戦争は「人間」が起こす愚かな過ちであり絶対ダメだ!! 7/1UP