どことなしに季節の移り変わりを感じますが、まだまだ暑い日が続くものの、暦の上では9月は「秋」です。
9月を、長月・詠月(ながめつき)・菊月(きくつき)・晩秋(ばんしゅう)・玄月(くろずき)と色々と呼ばれ、その名からして「秋らしさ」を感じますね!
また、日本には、季節ごとに古くから受け継がれてきた言葉や、習慣や行事がありす。 食欲の秋・味覚の秋・紅葉の秋・読書の秋・芸術の秋など沢山の言葉が有ります。 (^^♪ 芸術と言えば!
山水画は中国に始まり早くから日本に伝わりました。雪舟は、五十歳手前で山水画の本場中国で学び力を試したいとの思で、航海に危険が伴った時代の1467年に中国に渡ってます。
修行の結果、北京の役所に見事な壁画を描き、中国人をあっと言わせ「右に出ずるもの、この国になし」とまで言わせたそうです。<解説日本美術史>
山水画発祥の中国での出来事、どれほどの喜びであったか! 雪舟に拍手喝采! (^^♪
雪舟(1420~1506?)と言ってもどんな人? その名を聞いても、すぐに室町時代に活躍した有名な水墨画家ですと答えられる人は少ないと思いまが、
「涙でネズミの絵を描いた」と言えば思い当たるかたも? 備中国(現岡山県)の武家の生まれですが、10歳頃に地元にある「宝福寺」にあずけられたが、寺の掃除や修行をそっちのけで絵ばかりを描き、罰として和尚に本堂の柱にくくりつけられました。 和尚が様子を見に行くと、雪舟少年の足元に大きなネズミが一匹、和尚がビックリして追い払おうとよく見ると雪舟が落ちる涙で、足の指をつかい描いたものとわかりすっかり感心し、以後絵を描くのを許したそうです。 子供の頃に読んだ絵本に紹介されていたことを思い出されます。 (^O^)/
さまざまな分野で、各国や各地に芸術ばかりなく 芸能・音楽・食文化 などさまざまの分野やで一流を目指す「発祥の国・地」が有ると思いますが、
7月の中日新聞に、一宮市に本社を置く「カレーハウスCoCo壱番屋」が、カレー発祥地・インドの首都ニューデリー近郊に1号店を出店するとの記事が有りました。本場のカレーに挑戦とは、ちょっとビックリです。
宗教や食文化も異なり、インド人の口に合うか、かなりハードルが高いですが8年越しの悲願だそうです。 国内に1,265店 海外にはすでに アメリカ・中国・イギリス・タイ・シンガポールと147店進出しているそうです。
日本式のトッピング方式を踏襲しつつ、カレーライスとして勝負するそうです。今やカレーは、インドばかりでなく世界中に広がり、さまざまな味と食べ方があり成功すれば、「インド人もビックリ」か? (@_@;) 日本で進化したカレー が「この国になし」と是非言わしめてほしい! (^O^)/
記 8/31 Marui