「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

(✿◠‿◠)  もう3月です。

あっという間にお正月が過ぎ、2月も過ぎてもう3月です。我が家の「まんさく」も花を付け春の便りがそこまで ! 

マンサク花: 日本原産の国有種で、春に他の花に先駆けて咲く「まず咲く」「真先に咲く」また多数の花が豊年に通じることから「万年豊作」と由来する説があります。

 欧米では「魔女榛(はしばみ)」と名がついています。 花言葉は「幸福の再来」

東風(こち)

春になると太平洋から東または北東から吹く風のことです。大陸へと向かって
吹く柔らかな風で、春を告げる梅を開花させる風として昔から多くの歌に
詠まれてきました。菅原道真の歌に!
「東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春な忘れそ」
春の代表的な風の言葉です。瀬戸内海の漁師の間では鰆東風、ひばり東風、梅東風などと呼びながら漁の季節の目安にもしていました。

春の七草

  1. * 芹(せり) ……水辺の山菜で香りがよく、食欲が増進。
  2. * 薺(なずな) ……別称はペンペン草。 江戸時代にはポピュラーな食材でした。
  3. * 御形(ごぎょう) ……別称は母子草で、草餅の元祖。 風邪予防や解熱に効果がある。
  4. * 繁縷(はこべら) ……目によいビタミンAが豊富で、腹痛の薬にもなった。
  5. * 仏の座(ほとけのざ) ……別称はタビラコ。 
  6. * 菘(すずな) ……蕪(かぶ)のこと。 
  7. * 蘿蔔(すずしろ) ……大根(だいこん)のこと。
  8.  
  9.  春の七草の一つ薺《なずな》の名前の由来はいろいろあるようです。
    早春に開花して夏になると枯れてしまうことから「夏無き菜」変化したという説。  撫でたいほどかわいい「撫で菜」からという説など。日本では正月7日の七草がゆには欠かせない食材として、若葉は食用に用いられている。
     
     240202_鎌倉の山あひ日だまり冬ぬくみ 
  1. ナズナ(ぺんぺん草)
  2. 子供の頃、ぺんぺん草とかシャミセン草とか呼んでいました。若い人はペンペンというのが三味線の擬音だというのがピンとこないかもしれませんね! 三角形の実が三味線の撥《ばち》に似ているからですが、先っちょはギターのピックにも似ています。

鶯の春になるらし 春日山霞たなびく 夜目に見れども
                       作者未詳 『万葉集』 

鴬の鳴く春がやってきたようだ。春日山に霞がたなびいている夜に見渡してもわかるように。

鶯は留鳥なので年中いるのですが、冬の間の鳴き声はいわゆる地鳴きなので他の鳥と変わらず、あまり気付くこともありません。しかし、春になるとあの鈴のような美しい声に変わります。

異名の「春告げ鳥」の所以ですが、鳴き声からの連想では「経読鳥」や「歌詠鳥」と呼ばれることもあります

日本には一年間を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた二十四節気という言葉があります。

啓蟄」とは、3番目の二十四節気のことを指します。啓蟄の前は「雨水」、後は春分と徐々に春が近づいてくる季節であると言えます。

雨水より 啓蟄までの あたたかさ
                      後藤夜半《ごとうやはん》 (1895-1976)

啓蟄:けいちつ」

「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」(3月5日〜3月9日ごろ)

冬眠していた虫たちが、土から顔を出す目覚めの季節。啓蟄と同じ意味です。虫にはカエルや蛇といった動物も含まれています。

「桃始笑(ももはじめてさく)」(3月10日~3月14日ごろ)

桃のつぼみがほころんで、咲き始める季節。花が咲くことを「笑う」と表現しているところが嬉しいですね! 菜の花やたんぽぽなど、道端でも春らしい野花を見かけるようになります。

「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」(3月15日~3月19日ごろ)

まもなく春分となるこの季節は、菜っ葉につく青虫が蝶(ちょう)となって畑や公園を飛び交います。この時期の蝶はモンシロチョウが代表的です。

虫たちが起きて花が咲き、蝶が舞いはじめたら、いよいよ本格的な春がやってきます。

啓蟄は苦味&香り野菜の時期

3月に旬を迎える野菜はタラの芽・よもぎフキノトウ・菜の花・ニラ・あさつき・新玉ねぎ・春キャベツなどあります。

苦味や香りに特徴のある山菜・野菜が採れます。魚へんに春と書いて「鰆」と書くサワラは、冬と春の2度旬を迎える魚です。

関東では冬の寒鰆、関西では春の春鰆が好まれる傾向があります。サワラはDHAEPAが豊富な青魚ですから、この時期にぜひ味わいたいですね! 塩焼き、西京焼き、照り焼きなどいろいろな調理していただけます。

苦味や香りのある野菜は、薬膳的にはイライラや不安を和らげてリラックスさせてくれると考えられています。 これらを食べるのも良いですね!

 沈丁花」も咲き出した!

松任谷由美 「春よ、来い」 歌詞に!

淡き光立つ 俄雨.  いとし面影の沈丁花.  溢るる涙の蕾から.  ひとつ ひとつ香り始める. それは それは 空を越えて. やがて やがて 迎えに来る. 春よ 遠き春よ 瞼閉じれば、、

“春”を沈丁花に例え 、忘れられない想い出を乗り越えて、来て欲しいと心から願い、 別れてしまった恋人を想い出し、また戻ってきてくれる事を待ち望んでいる曲です。

 エンドウの花
ロケットの島 未来あり 鳥渡る

                    塙告冬《はなわこくとう》(1926-)

宇宙航空研究開発機構JAXA)は1月20日、小型月着陸実証機:探査機「SLIM」の月面着陸に成功したが、着陸時の姿勢が逆立ち状態等が計画通りでなく太陽光発電が出来ないトラブルが発生した。バッテリーで駆動させて通信を確立させる

  送信された月面着地写真(ネットより)

着陸誤差100m以内(55mに着地)というピンポイント着陸に成功する。 月面着陸の成功はソ連アメリカ、中国、インドに続いて5カ国目となる偉業です。

2/27 中日新聞 探査機「SLIM」通信再開の記事が!

1月末に着陸地点が夜を迎え発電が休眠状態だったが、太陽光が当たる昼になり発電を始めた (^^)/ 「月」は約2週間ごとに昼と夜が入れ替わり、大気がほとんど存在せず日中は110度、夜間は氷点下170度と過酷な状況となる。

通信機器は高温、低温に耐える設計でなかったが予定通り1月31日迄に活動は終えた。

昨年8月に月面着陸したインドの無人探査機「チャンドラャーン3号」は夜を越えての通信はできなかった。

 思はずに しぐれの雨は降りたれど 天雲晴れて 

  月夜さやけし          作者未詳 『万葉集 
思いもかけず時雨の雨が降ったけれど、雨雲は晴れて清らかな月夜になったよ!

宇宙航空研究開発機構JAXA)は、2月17日に、 

     「H3」2号機 打ち上げ成功!

昨年3月「H3」1号機では打ち上げに失敗した2段目エンジンも正常に点火し、軌道投入に成功しました。国産新型での成功は、1994年の「H2」以来で30年ぶりの成功です。

「H3」は国産大型ロケットでJAXA三菱重工業が開発した2段式の液体燃料ロケットです。

現在の主力「H2A」の後続機で、今後20年、日本の宇宙輸送を担う基幹ロケットです。

柔軟性・低価額・高信頼性の要素をかねた、全長 57m 重さ約 422トン 新開発した主エンジン「LE-9」2基 固体ロケットブスター 2本 搭載、名前の「H」は燃料に使う水素の元素記号に由来する。

月を初めて望遠鏡で見たガリレオは、月面をスケッチし『月の表面は多数派の哲学者が考えているような完全な球形でなめらかと言えない。地球そのものように起伏があり多くの凹凸や突起がある』と手記に記しています。それ以後の観測により、月の海やクレーターが続々発見され天文学者のスケッチが数多く残されています。  

息をのむ テレビに映る 能登半島 難儀想いて お節味なし
1月1日(月)16時10分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6、最大震度7地震、2ヶ月が過ぎても毎日テレビに写し出される被害状況、停電、断水、物資不足、寒さ、不安、将来のこと経済、復旧にどのくらい日数がかかるだろうか? 
 なにもできないもどかしさ、、
新聞記事に、1月7日に七尾に年賀状が届き始めた。元旦の地震で中断していた配達が一部再開された。配達人の泣き顔が浮かぶ、届く先のない年賀状が数え切れないほど有ります。 その一枚を目にせぬまま逝った方々が大勢いるのですと! (/_;)
能登半島地震により被害を受けられました地域のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
こちらも、ウクライナ侵攻2年が過ぎ一向に出口が見えない戦火、悲劇が続く!

フランシスコ ローマ教皇は2月25日、日曜の講話で「多くの犠牲者と負傷者が生まれ、破壊と苦痛が起こり、涙が流されている。この戦争は恐ろしく長期化し、終わりが見えない。地域を破壊するのみならず、憎悪と恐怖の世界的な波を引き起こすものだ」、ロシアによるウクライナ戦争の外交的解決を呼びかけ、それが公正で永続的な平和につながると述べた。 1日も早く終結を望む m(_ _)m   

                              3/1・UP