夏めく、6月 ! 水無月(みなづき)、涼暮月(すずくれ)、蝉羽月(せみのは)、鳴神月(なるかみ)などと、 古人は憂鬱なつゆ時期も楽しみ美しくもロマンチックな呼び名が付いています。 紫陽花には雨がよく似合う ! ふる雨が染めたかのように紫陽花の花が…
世の中が便利になるにつれ、最近季節感を味わうことも少なくなり、行事も年を重ねるごとに簡素化され、またコロナ感染拡大により3年余も何もかも中止となり寂しい限りですね。せっかくこの美しい日本に生まれたのですから、コロナに負けず少しずつでも日々…
『春』の語源には諸説がりますが、「日本語源広辞典」には 四説を挙げてます。「木の芽がふれ膨れる、すなわちハル(張る)季節」という通説よりも「水田に水をハル季節」との説を優先させています。 従って、「収穫が終わって田がアク(空く)」ことから季…
「冬来たりならば 春遠からじ」 英国ロマン派、19世紀イギリス詩人シェリー 「西風に寄せる歌」の最末尾に、 つらい時期を耐え抜けば、幸せな時期は必ず来ると ! 日本語に訳したのが上田敏だといわれていまが、しかし上田敏の訳詩集『海潮音』にも『上田敏…
今年もはや1月が過ぎました! どんなお正月でしたか? 初詣や、家族で楽しく過ごされた方も、また寝正月だった方も? なんとなく過ぎてしまった方も? それぞれすごし方は様々であったと思います。 なすとなく するともなしに 三ヶ日 井上井月 今年の元日は…
今年は卯年、元気に跳ねることから「飛躍」や「向上」の年といわれコロナを跳ね返し、健康で笑顔多き年にしたいですね! 『 正月の 子供に成て 見たき哉 』 小林一茶 お正月が来ると、子供たちはお年玉をもらい、凧上げや駒回しをして遊んだりする。そんな無…
もう師走 ! カレンダーを1枚めくるだけで師走 ! とたんに何にか忙しくなり、なんとなく気ぜわしく落ち着かない12月ですね ! 新型コロナウィルス変異株オミクロン BA:5 が年末にかけ感染拡大ピークが予測され終息が見られない。何時になったらもとの生…
山里の草のいほりに来てみれば 垣根に残る つはぶきの花 良 寛 石蕗《つわぶき》はキク科に属する常緑多年草。「艶蕗」とも書かれ同じキク科のフキに形がよく似ていますがツワブキの葉には艶があります。九州南部ではフキといえばツワブキを指すことが多く、…
あちこちで虫の声が聞こえ、鈴虫やコオロギの合唱! すっかり「秋」到来ですね! 「影草の生ひたるやどの夕影に 鳴くこほろぎは 聞けど飽かぬかも」 万葉集 作者は不詳「物陰に生える草の庭で、夕方の光りの中に鳴くコオロギの声は、いくら聞いても飽かな…
どことなく季節の移り変わりを感じますが、まだまだ暑い日が続く気配が、でも 暦の上では9月は「秋」です。 日本では、9月を長月(ながつき)と呼び、詠月(ながめつき)・菊月(きくつき)・晩秋(ばんしゅう)・玄月(くろずき)と色々と呼ばれ、その名か…
ようやく下火になったかにかに見えたコロナが、 オミクロン株派生型「BA・5」の感染拡大が加速している。 政府」は重症化の傾向が見られないと蔓延防止等の対応措置をしないと断言 (>_<) 大丈夫か心配だ ! ロシヤのウクライナへの侵略も依然と加速している…
暑いですネ - ~ ~ ~ ~ 過去最短の 梅雨明け、東海地方は 6月27日に1951年の統計開始以来、過去最短の13日間 平年より20日、昨年より20日 早い梅雨明けとなりました (@_@) この夏は猛暑! 酷夏か ! 熱中症に注意! ロシアによるウクライナ侵略はまだ終…
今年のゴールデンウィークは、3年ぶりにコロナによる自粛期間もずいぶん緩んみ、大型連休となり、長い人では5月8日までの10連休という方も多かったようですね! 皆さんはどのように過ごされましたか? 現役時代、それもまだ子育てをしていたころはどこへ連れ…
日本唯一の渡り蝶、 驚異的な距離を旅する謎多き「アサギマダラ」 春が訪れ、花々の開花に合わせ、待ってたように蝶たちが可憐に舞い楽しませてくれます。その蝶は、ほぼその周辺において短い生涯を終えます。 しかし「アサギマダラ」は世界で類を見ない、春…
『今年は、花見に行きますか? 行きましたか?』 ユースクが3月22日に行ったアンケートの結果 (中日新聞より) 行く:46%(757人) 行かない:36%(600人)と回答 新型コロナウイルス感染拡大が始まって3度目の花みシーズンを向かえ、3月21日 まん延防止…
厳しい寒さも少し和らぎ、日ごとに暖かさを感じ春がそこまで! (^o^) 花と言えば桜ですね! 3月「弥生:やよい」の原語は「弥」には「いよいよ」の意味があり、「草木がいよいよ生い茂る月」から3月は「弥生」になったとする説が有力だそうです (^O^)/ 今年…
松立てず しめ飾りせず 餅つかずかかる家にも 春は来にけり 伝 元政上人(1623-1668) 門松も立てず、しめ飾りもせず、餅もつかない 、 そんな家にも春は来るのだ 早や2月です! 紅白歌合戦を見ずとも、除夜の鐘を聞かずともわが家にもお正月がやって来まし…
新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと)「初春の今日、この降る雪のように、良いことよ、いっぱい積もっておくれ……」 と『万葉集』20巻ある最終巻に、大伴家持が詠んだ、正月らしい歌です。 南天は、平安時代に薬用、観賞用として中…
かくしつつ今年もくれぬと思ふより まづ歎かるる冬は来にけり 詠み人 藤原定家 こんなことをしながら今年も暮れてゆくのかと思うが、それよりもまず嘆きたいのは冬がやってきたことだよ ! 坊さんも走る「師走」! 大掃除など大変に忙しい12月ですね (^^)/ こ…
ついこの間まで夏みたいな暑さだったかと思えば、昨今は急に冷え込んできましたね!北海道では10月17日に 初冠雪、通りを歩く人の服装も厚着になり、季節の移り変わりが感じられます。 11月23日 は、祝日 勤労感謝の日です 1948年(昭和23年)に勤労感謝の日…
今年の秋分の日は9月23日でした。太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で「彼岸の中日」です。お彼岸はこの23日を中日として前後3日間、すなわち20日を彼岸の入りとして彼岸の明けの9月26日までの7日間を言います。 《 祝日「秋…
『 残暑お見舞い申し上げます 』 まだ暑い日が続くものの、暦の上では9月は「秋」です。 古くから伝わる行事に9月9日は奇数の「9」が重なることから、「重陽」とよばれ、中国では、この日に高台に登って、菊の花で造られた「菊酒」を飲むと長生きすると信じ…
2023年、日本で空飛ぶクルマがテイクオフ ?! 空飛ぶクルマの開発競争が佳境に入り、世界各地で実証実験が進められていて、そんな中、2020年8月、日本勢のトップを切って有人飛行の公開試験を成功させたのが、SkyDriveだ、実用化が秒読み段階に入ったと、マ…
東京 2020 オリンピック 開催 決定! 東京2020オリンピック競技大会は、2021年7月23日~8月8日、東京2020パラリンピック競技大会は2021年8月24日~9月5日に開催されます。 新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けて、2020年夏の開催日程から1年延期とな…
夏めく、、6月 ! 水無月(みなづき)、涼暮月(すずくれ)、蝉羽月(せみのは)、鳴神月(なるかみ)などと、 古人は憂鬱なつゆ時期も楽しみ美しくもロマンチックな呼び名が付いています。 今年の東海地方梅雨入りは、5月16日と例年に比べ21日も早い! 昨年…
風に揺られて気持ちよさそうな鯉のぼりを見ていると、もう5月になるのかとしみじみ感じます。コロナ禍で季節感が薄れがちの今日この頃 ! 新年度が始まり1ヶ月が過ぎました! 出会いに別れ!環境が変わった方はもちろん、そうでなくてもこの時期特有の気象…
今年もあっという間に4分の1が終わりますね。今日から卯月 ! 諸説ありますが卯の花が咲く月というのが由来だそうです。 春の七草について、こんな歌があります ! 「せりなずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞななくさ」 この歌は平安…
3月は弥生(やよい)と言われ、草木がいよいよ生い茂るという意味が有ります。 万葉集は、7世紀後半から8世紀後半ころにかけて編まれた日本に現存する最古の和歌集です。天皇、貴族から下級官人、防人などさまざまな身分の人間が詠んだ歌が、なんと4500首以…
『鬼は外 福は内」と厄払いでお馴染みの「節分」 節分は何日かと聞かれたら2月3日と答える人が多いと思いますが、国立天文台暦計算室によりますと、本年は『立春』が2月3日となり、豆まきが行われる「節分」は「立春」の前日とされていますので2月2日となり…
『目出度さも ちゅうくらいなり おらが春』 この句は、小林一茶が五九歳の文政二年(一八一九年)の正月を迎えた時のものです。弥陀任せのわが身で、風が吹けば吹っ飛ぶようなあばら屋で、掃除もしないで、門松も立てないで、ありのままで正月を迎えたときの…