「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

7月(文月:ふみつき)

コロナ、コロナのせいでお祭りはなし、花火大会もなしの寂しい夏、、、

夏の風物詩 『花火』

コロナウイルスの感染拡大を受けて、花火大会の中止決定が各地で続いています。  東京の夏を彩る「隅田川花火大会」も、7月11日の開催予定でしたが中止が決まりました。花火業界や大会関係者にとっては死活問題 (@_@) 使わなかった花火は来年まで保管するのかな?  公益社団法人日本煙火協会によりますと、(東京都中央区

花火は湿気などに注意して適切に保管すれば、長期的に使用でき、1年後の大会に備えて保管すること自体は問題ないそうです。しかし火薬類である以上、法律に基づいて安全を保って管理しないといけないので、大変で火薬庫の維持費、管理費がかかり、経費もばかにならないそうです。

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          花火  &  一宮138タワー (合成写真)

『花火』は、江戸時代に本格的に始まり、一つの目的として『悪疫(悪性の流行病)退散』の願いも込められていました。

だから、夏に新型コロナの退散を願い、『慰霊の花火』を小規模に打ち上げる地域もあるようですが、たくさん人を集めない形で、人々に癒やしを与えられる花火ができれば嬉しいですね! それが花火の力と思います (^^♪ 

《愛知県花火組合 代表3人が、6/18に大村知事に夏以降花火を積極的に開催する旨、 嘆願書を手渡す》

 花火のもとである黒色火薬は中国で発明され、鑑賞用の花火は、14世紀にイタリアで作られたといわれ、日本へは1543年、種子島に火縄銃とともに火薬が伝来しました。そして江戸時代になってから、観賞用の花火が登場してきました。

 天正17年(1589年)に伊達政宗が鑑賞したとか、慶長18年に(1613年)イギリス国王の使者が駿府城徳川家康を尋ね、持参の花火を見せたという記録があります。 この時、家康が見たのは竹筒に火薬を詰めて火を噴くだけのものでしたが、三河地方に残る「手筒花火」はこの名残だといわれています。その後花火は急速に発展し、江戸で開花していったようです。
■ 江戸の花火
花火は将軍家をはじめ諸大名の間で流行し、江戸の大川端(隅田川下流右岸一帯の称。大川=現在の隅田川)の下屋敷での年中行事となりました。やがて町民の間にも流行し、花火師や花火売りが登場しましたが、花火が原因の火災が多発したため「花火禁止令」が出され、花火を行う場所は大川端のみ許可されることになりました。

その後、享保17年(1732年)に全国的な飢饉とコレラが流行し多数の死者が出たため、享保18年(1733年)の川開きで「慰霊と悪疫退散を祈願する」水神祭が催され、盛大に花火が披露されました。これが「両国川開き花火」(隅田川花火大会の原型)の始まり、つまり花火大会のルーツと言はれています。

■ 花火の掛け声の定番「たまや~」「かぎや~」ってなに?
この両国川開き花火で活躍した花火師が、「玉屋」と「鍵屋」です。当初は鍵屋六代目弥兵衛が打上げを担当していましたが、やがて鍵屋の番頭が暖簾分けをされて玉屋市兵衛を名乗ると、川の上流を「玉屋」、下流を「鍵屋」が担当し、二大花火師の競演となりました。これを応援するための掛け声が「たまや~」「かぎや~」だったのです。

ところが、「玉屋」は不運なことに火事を起こし、江戸を追放されてしまいました。しかし、今も「たまや~」の掛け声のほうが多く、その後も掛け声の代名詞として現在に至るのはなぜでしょう?

ひとつは花火の技術が勝っていたから。 もうひとつは、語呂が良いので掛け声を掛けやすかったから。 そして、江戸っ子気質がそうさせたから。
『橋の上 玉屋玉屋の声ばかり なぜに鍵屋と いわぬ情なし』
これは、実力があったのにたった一代で花火のように消えた「玉屋」への愛情を示した狂歌で、「情」に「錠」をかけており、「鍵屋の声がねぇのもしかたがあるめぇ。錠がねぇんで口が開かねぇ」という詠み手の洒落を含んでいます。

 「鍵屋」はその後も様々な花火を開発して日本の花火界をリードし、現在は女性当主が鍵屋15代目として活躍中です。音にこだわり、日本古来の花火である"和火"復活に力を注ぐなど花火の魅力を高めていますので、ぜひ「かぎや~」と掛け声をかけてあげてくださいね  (^^♪

新型コロナウイルス撃退と医療現場で働く皆さんに感謝をこめ、花火が打ち上げられることを期待したいですね! 

  医学が目指していたのは、人間の寿命を延ばすすことでありましたが、2000年以降多くの先進国で、『健康寿命』を延ばすことが重要な課題となります。

16年の調査では、平均寿命と同時に不健康期間も延び、男性の約9年、女性だと12年もある。この期間をできるだけ短くしていくことが理想です。

すなわち、平均寿命から健康寿命の期間を引いたものが、「不健康期間」ということになります。

厚生労働省が3年に一度、大きな都市を対象に調査しており、浜松市は三期連続で男女とも一位であつた。男性73.19歳、女性76.19歳で二十六都市の最下位と比べると約4年健康寿命が長い。

浜松市連続一位の背景は次のようなことが考えられる。まず、温暖な気候でああり、一年を通じて過ごしやすく日照時間も長ので骨密度や免疫力を高める効果だある。さらに水資源に恵まれ野菜や果物、新魚など豊富な「旬」の食材が身近に手に入る・

次に社会参加の機会が多いことである。産業は製造業が中心であり熟練の技術を持った高齢者が働ける環境がある。また、定年のない農業や漁業が盛んなことも要因である。

浜松市『70歳現役都市宣言』行い、就労意欲のある人は70歳まで働くことができる環境づくりに取り組み始めています。

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 サボテンの花が咲いた! 早朝に咲き、午後にはしぼんでしまいます (@_@)

   1992年に出版されベストセラーになった『ゾウの時間ネズミの時間』(中公新書) 筆者の本川達雄氏は、のんびり生きても、せかせか生きても、哺乳(ほにゅう)類は心臓が一定数打つと一生を終えると説いています。

ネズミの寿命は数年ですが、、ゾウは百年近いそうです。しかしその間の心臓の鼓動はどちらも二十億回で、心拍数で計ればネズミもゾウも一生は同じ長さと言っています。

 ■「人間にも同じことがあてはまる」と、東邦ガス診療所(名古屋市)の林博史所長はこう言い切る。心臓の消費エネルギー量はおおむね決まっているとみており、心拍が速いと劣化が進み、寿命が短くなるという。
血圧が正常でも、、、
名古屋大病院に在籍中に、心筋梗塞(こうそく)の患者をたくさん診てきた。一命を取り留めた場合、何が予後を左右するのかに興味を持ち調べたところ、心拍数にたどり着いたそうです。いつまでも脈が速い人は、回復に時間がかかった。
 心臓は、ご存じのとおり血液を全身に送るためのポンプです。では、1日にいったい何回、心臓は、打つ(拍動する)のでしょうか?
正常な大人では、1分間に大体60回~90回、心臓は打っています。
1分間に平均70回、打っているとすると
1時間で、70x60(分)=4,200回
1日で、4,200x24(時間)=100,800回
1日10万回以上、心臓は、打っていることになります。
1年で、10万回x365日=3,650万回
では、一生ではどうしょう?
人生、80年とすると、
3,650万回x80(年)=29億2,000万回 です。
時間生物学の概念を取り入れ、哺乳類ごとの体重や心拍数、心周期(1心拍にかかる時間)と寿命との関係を分析し、人間が一生の間に打つ心拍数は「23億回」とはじき出した。
1分間脈を測り、その数で割れば、寿命(分)がわかる。 心拍数が60回で約73年、70回で約63年、80回で約55年になる。
 心臓は、“おぎゃー“と生まれる前からお母さんのお腹の中でも動いていますから、 実際はもっと多い回数、打っています。
心臓が、“まめ”な臓器であることおわかりいただけたでしょうか、(^^)/
人間のつくった時計だけでは計りしれない生物が、
海から引き揚げられた「ニシオンデンサメ」、なんと推定392才だそだ! とすれば、生まれたのは三代徳川家光のころか、泳ぎも成長も極端に遅いが、我々と同じ脊髄動物だ! はたして脈拍は、ネズミと同じか??

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6/23 ナナちゃん、4/6以来、 装いを一新です (^^)/ 

f:id:marui-hall:20200629171322j:plain顔には一般マスクの17倍の特大マスク、足の間隔は2m バンテミン スタンスで   コロナ対策です (^^♪ 身長は6mです!      (写真はネットより)

暑い、暑い夏本番、猛暑日真夏日、熱帯夜などという言葉をよく耳にしますが、暑さを表現している言葉ですが、その温度の基準があります。

最高気温が35℃以上の日を猛暑日、30℃以上の日を真夏日、25℃以上をの日を夏日と言います。 また、夕方から翌日の朝までの最低気温が25℃以上になる夜が熱帯夜です。

以前は35℃以上になる日は少なく、気象用語ありませんでしたが、最近35℃以上超える日が増え、気象庁は2007年4月に35℃以上を超える日を猛暑日としてて定義しました。地球温暖化か? これから夏本番!体調管理に気を付けて、無理せずに過ごしましょう (^^)/

◆ 先月6月  夏日が最多15日 名古屋76年ぶりの更新 (6/24 中日新聞 夕刊)

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   紫陽花も咲きました (^^♪ 梅雨時によく似合う花です (^^♪

もうすぐ七夕! 古代中国の「乞巧奠(きこうでん)」が日本に伝わった行事ですが、笹に願い事を書いた短冊を結びつける風習は江戸時代から始まったもので、日本以外では見られません。

七夕といえば、どこかロマンチックに感じられ7月7日の夜に願い事を色とりどりの短冊に書き、竹笹につるして星にお祈りをします。自宅で笹を用意するのはなかなか大変ですが、駅やショッピングモールでは笹と短冊が飾られていますよね!  

小学校の七夕学芸会で、みんなで「七夕さま」を合唱したのを思い出されます。でも分からない言葉が?「のきば」「きん ぎん  砂子」 意味がわからなく歌っていた !

《 のきばとは、漢字で「軒端」と書き。屋根の軒先 ・ きん ぎん 砂子とは、金箔 銀箔を砕き、粉状して蒔絵や襖絵に使う「すなこ:砂粉」です》   

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   童謡「七夕さま」 作詞 権藤はなよ  (写真ネットより)

コロナを忘れ、せめてひと夜、満点の星空を子供や孫たち見るのも良し、夫婦で見るのも良し、素敵な方と見るのはなお良し (^^♪ 楽しいひと時を過ごしたいね! (^^)/ 

七夕がお天気に恵まれますよに!        Marui 6/30