「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

今年も半分が過ぎ、7月夏本番ですネ (^^)/~~~

6月27日九州~四国地方にかけ梅雨が明けた。6月9日に東海地方梅雨入りでしたがまだ梅雨明けは今月の17日頃とのこと! 気温はすでに夏本番 ! (7/5 梅雨が明けた!)

日本三大髄筆と言われる『枕草子』 『方丈記』『徒然草』諒について、ネットで浪漫歩調査!?

枕草子清少納言平安時代中頃の作品で「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく、、」いう馴染みの冒頭で始る「源氏物語」の作者・紫式部と並びしょうされる人気女流作家の作品ですです。

最大の特徴といえば、作品のなかで「をかし」という言葉ですね! その数、なんと四百回以上と言われています。その意味は「興味深い」「好ましい」「素晴らしい」などと訳されています。題材としては平安時代である当時の貴族社会や自然美など、清少納言が個人的に「興味深いもの」や「美しく素晴らしいもの」「気になって仕方がないもの」などを並び立てて書き綴った作品です。

方丈記作者は鴨長明(かものちょうめい)鎌倉時代初期に書かれた作品です。冒頭部分の「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」がとても有名です。随筆家という面以外にも、歌や琵琶、琴の名手としてもその名を馳せた事で知られています。

方丈記」に書かれている前半部分は、鴨長明が実際に体験した五大災害が記され、またそこから窺えるこの世の無常さや理不尽さが描かれています。

後半部分では、自身の生まれや環境など記され、そこから出家隠匿した後の生活のことや、仏道への高まる念などが書かれています。
鴨長明の人生観や無常観などを記した自叙伝ともいえる作品です。そのため、随筆とするのは間違いなのではないかという一部の意見もあるそうです。

徒然草作者は吉田兼好(よしだ けんこう)作成時期は鎌倉時代末期ごろという説が主流ですが、正確な時代は断定されていません。 冒頭部分の「つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向かひて、心に移りゆくよしなしごとを、、、」有名な一節ですね!

「これだ」というテーマは無く、吉田兼好が思いつくままに、思ったこと書き連ねた作品と言われています。強いて言えば、その項、その時で個々に独立した短編集のような作品とも言われています。

登場人物は、天皇上皇、貴族に武士、そして博打打ちなど、男女の境なく幅広い人物が登場します。独自の持論や趣向なども幅広く記さ優れた観察力が感じさせてくれると評されています。

南北時代に官人として仕えており、また歌人や随筆家、古典学者、能書家など多彩な才能を発揮した人物と評され、本名を卜部兼好(うらべ かねよし)と言い、また、出家したこともあり、兼好法師と呼ばれることもあります。

徒然草』139段に! 吉田兼好

家に植えたい木は松と桜。五葉の松も良い。桜の花は一重が良い。「いにしえの奈良の都の八重桜」は、最近、世間に増え過ぎた。吉野山平安京の桜は、みな一重である。八重桜は邪道で・・・・、 「一重の梅が、最初に咲いて、最初に散っていくのは、見ていて潔く気持ちがよい」と、藤原定家が軒先に植えていた・・・・、初春の楓の若葉は、どんな花や紅葉にも負けないほど煌めいている・・・・、と記述が有ります。

『卯月ばかりの若楓、すべて、よろずの花紅葉にもまさりてめでたきものなり』   吉田兼好

楓は秋の紅葉の見事なことで知られているが、初夏の風に揺らぐ薄緑の若楓は明るく目覚めるばかりで紅葉に匹敵する美しさがある

「若楓:わかかえで・わかかへで」 は読んで字のごとく楓の若葉、 あるいは若葉の萌え出ている楓を指す言葉で、日本では「青モミジ」とも言われ親しまれています。

秋の紅葉もさることながら、初夏の陽光を浴びた初々しい若葉の緑にも格別な美しさを感じます。紅葉の名所とされているところもこの時期はそのまま爽やかな若楓の名所となるので、決して季節外れの観光地ではありませんね。

 若楓は秋の紅葉も楽しめるが、初夏のみずみずしい葉もうつくしいく、秋の色には決して見られない息吹が感じられますね!

日本ライン木曽川が流れる景勝地にある犬山の継鹿尾山・寂光院は654年創建された、モミジ千本の中腹に建ち絶景眺望、春の花や初夏の青もみじ、秋の紅葉でよく知られる1360年余の歴史を持つ尾張最古刹です。

織田信長が1565年に寂光院を参詣し、清州城の鬼門鎮護として寂光院に土地などを寄進した歴史的も有名です。

   

寂光院青モミジ: 寿老人像が見守る寿老人坂104段があり東海自然歩道です>

2008年に寂光院随求堂内で、その存在が長らく確認出来なかった絵巻が発見されました。絵巻によると寺の由来は日本武尊(やまとたけるのみこと)の魂が千手観音となって継鹿尾(つがお)の地に姿を現したことで、千手観音を本尊とする寂光院の開山につながった縁起が確認されました。

楓・モミジ 豆知識   

楓は、カエデ科カエデ属の植物の総称であり、日本には在来の楓として二十六種が自生している。代表的な楓としては、イロハモミジが知られており、山野に自生します。

カエデは、カエデ科カエデ属の木の総称です。秋に色づく姿が美しい落葉低木です。北半球の広い範囲に分布し、世界に数百種、日本には数十種種が自生しているとされています。

日本の秋の風物詩となっている紅葉見物、いわゆる「紅葉狩り(もみじがり)」は、奈良時代にははじまっていたとされています。そして江戸の元禄時代には盛んに園芸品種が作られるようになり、明治に入ると日本の楓は海外に輸出されるほどになりました。楓の園芸品種のほとんどは日本の野生種を改良して作られたものなので育てやすく、現代でも庭木や鉢植え、盆栽として多くの方に親しまれています。初夏のみずみずしい緑が特に美しいと評されています。
そして鮮やかな赤色のモミジを楽しむ文化や名所が存在するように、「青紅葉(あおもみじ)」もまた和や風情を感じさせるものとして古くから身近なものです。
日本庭園やお寺、神社などに植えられているだけでなく、日本料理や和菓子に彩りを添え飾り葉としても楽しまれています。

 画像はネットより

葉っぱの色が赤や黄色く染まることに注目しがちですが、春〜夏に赤い小さな花をつけます。そしてその後結実し、竹とんぼのような赤い実をつけます。

◆カエデとモミジの分け方
葉の切れ込みの深いものがもみじ、浅いものはかえでという説があります。

もみじとかえでは通常同じものとして扱われ、植物分類上も同じものですが、紅葉の程度や葉の形によって言い分ける習慣もあるようです。

カエデは、カエデ科カエデ属の木の総称です。モミジは植物の名称ではなく、紅葉する植物の総称として用いられることがあります。

▪︎カエデ(楓)は、「蛙手(かえるで)」が語源となり、葉に水かきのような切れ込みがあり、蛙の手に似ていることに由来します。 「蛙手→かえるで→カエデ」                         ▪︎Mapleという英名の由来は、
カナダではメープルシロップがとても有名ですが、メープルシロップは、楓の一種のサトウカエデという木の樹液から作られます。従って、mapleという英名になりました。 

▪︎カエデ(楓)の花言葉は、「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」

三井寺や 日は午にるせまる 若楓  蕪村「新花摘」

みいでらや ひはごにせまる わかかえで

『枡:ます

6月15日(日)父の日に息子から日本酒のプレゼント! 洒落た袋を開けると「枡」が入っていました。 買ったお店のプレゼントとのこと 。

現役のころに居酒屋などで日本酒を注文すると枡の中にグラスが入っていて、そして目の前でグラスになみなみと注いだお酒があふれ枡に入る。意気なサービスに何となく得したみたいで楽しく飲んだのを思い出します。

こうした飲み方を「もっきり」と言うそうです!

「もっきり」の語源、由来、

瓶がなかった江戸時代の酒屋では、日本酒は酒樽から徳利に詰め替えて量り売りの販売をしていました。その際に徳利に注ぐのに、枡になみなみまで注いで移し替える方法を「盛り切り」と言い、その「盛り切り」が転じて「もっきり」と呼ばれるようになったそうです。

また東北地方では、お酒をなみなみ酒器に注ぐことやコップ酒のことを「もっきり」といったり、酒屋さんで購入したお酒をその店内で飲む「角打ち(かくうち)」などの立ち飲みのことを「もっきり」と呼んだりします。

 <一宮駅構内「アスティー一宮」を入たお酒店で、「角打ち」が楽しめる>

「枡」は、奈良の平城京跡近くから現在主流となっている四角い木製の大小の枡が出土しています。
度(長さ)・量(体積)・衡(質量)は中国・朝鮮から日本に伝わり、701年(大宝元年)の大宝律令において「尺・升・斗」などが制定された。これが日本の度量衡制度の始まりと言われています。

平安中期以降、政治の混乱に乗じてさまざまなサイズの枡が登場し、後三条天皇が乱れた枡を統一し、延久宣旨枡(せんじます)が公定枡として制定されます。

鎌倉時代から室町時代には、再び、多様なサイズの枡が用いられるようになり、豊臣秀吉が1升を10合と統一しました。京都で発令したのでこの枡は「京枡」と呼ばれ、江戸時代の一時期に江戸枡が登場しますが、1669年に京枡以外の使用が禁止され、現在に至っています。

現在の生活では、枡を使用する機会がほぼなくなっていますが、枡の単位として「一合炊き」や「一升瓶」という言葉は今も私たちの生活の中に息づいています。

また、建築や和裁などでは、「曲尺(かねじゃく)」や「鯨尺(くじらじゃく)」という古い道具が使われていて、今でも「尺」という単位が用いられています。三尺帯、六尺ふんどしなんて言うのを聞きます。

そして、酒器として、神社仏閣で行われる節分行事など神聖な行事、結婚式などの祝いの席でも使われています。古くは飛鳥時代から使われてきたであろう、日本の伝統の道具「枡」ですが、さすがに容量を計ることは生活の中では無いようですが、枡にお酒を注ぎ、その歴史を感じながら飲むのも良いですね (^^)/~~~ 

≪最近の新聞より≫
コロナ禍で落ち込んでいた京都への観光客が目覚ましい勢いで回復! と新聞が報道 ! 京都市の発表によると、昨年1年間の宿泊数は1,630万人・前年を11%と上回り、過去最高を更新した由。

うち外国人宿泊客数は前年から53%・821万人も増加し、対照的に日本人宿泊客数は14%・909万人減少した。 何と史上初めて外国人宿泊客数が日本人を上回ったそうです。宿屋代が値上がりし、やむなく日帰りを選ぶ日本人が増えたと解説を聞きます。 

円安ニッポン! インバウンド(外国人)に観光地占領され、自国の旅を楽しむ機会もままならず!?

芭蕉の高弟、嵐雪が「ふとん着て寝たる姿や東山」と詠んだ京都の東山に、来春新たなホテルが開業する予定の由。 祇園の街並みが一望できる最上位のスイートルームが1泊300万円だそうだ!

比較するのはヤボだが、国税庁民間給与実態統計調査によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は460万円、女性に限れば316万円である。

それでも、内外の富裕層からの需要は見込めると由。我らはふとんかぶって寝るしかない!?

「恐竜時代 こんな香り!?」

新聞やテレビでは、どんな素敵な花や果物を紹介しても残念ですが香りまで伝える事は出来ませんね?

恐竜が繁栄していた太古の時代「空」、「大地」や「植物」をイメージした3種類の香料を東京のエステーイカーが開発した! 福井県庁での完成発表会で「家庭用にはつくらない刺激的な香りを味わっていただける」と披露される。

「恐竜王国」と名乗る福井県が7月1日から、大阪万博の実物大の肉食恐竜模型が入口で迎える福井県出展会場内で香りを拡散し、「ワクワク感」を体感してもらうと、杉本福井県知事がアピール! 

今後、福井県内の宿泊施設や観光施設などで商品として販売も視野に入れるそうです。

6月22日に東京都議会議員選挙結果が決まり、その結果は都民ファーストの会は31議席で第1党となりました。

都民ファーストの会自民党、それに公明党は、小池知事の政策を後押しするいわゆる「知事与党」で、3党あわせた獲得議席議員定数過半数過半数を上回りました。

去年の知事選で巧みなSNS戦術などで小池知事に次ぐ2位と奮闘し「石丸現象」とも言われ、注目された石丸伸二氏が代表を務める再生の道は42人が立候、しかし議席の獲得は無しでした。

女性候補者 過去最多の45人が当選!

東京都選挙管理委員会によりますと、今回の都議会議員選挙で当選した女性の候補者は、これまでで最も多かった前回・4年前の選挙より4人多い45人となって過去最多となりました。

参議院選が7月3日公示で20日に投票が決定! 東京都議会議員選挙結果が国政選挙にどのように影響するのかな? 

令和の「米騒動」古古米、 古古古米、の放出! それでも我らの手元には届かない!? コンビニの冷凍おにぎりが脚光をあびているそうです。  大量に作り置きして工場やお店で保存できるため、通常(常温)のものよりも1~2割やすいとか? SNSで「コメがたかいから仕方が無い」との声も! 米騒動の珍現象??

6月21日 3・4月に政府備蓄米の競争入札で、大半をJA全農が落札したお米の出荷率が63%と報道が! お米は有るのに流通ルートの悪さか? JA全農の出荷調整で価額高騰になったとしか思えない??! いまだに5キロ・5,000円前後の高値、コメも店頭に少なく、値下がりがしたと新聞報道が有るがそんな兆候も無い? 実感が無い!?                         小泉農水大臣ふえ吹けど、古古米、 古古古米、の放出のみ!? 誰がわるいのか??

6月26日 イスラエル・イラン停戦合意、          

 トランプ氏「広島・長崎と同じ」と!? 

米軍によるイランの核施設攻撃がイスラエル・イランの戦争を終結させたのは、広島や長崎に「原爆投下と本質的に同じことだ」とオランダ・ハーグで北大西洋条約機構の(NATO)ルッテ事務総長と会談した際、記者団に語った。

米国では原爆投下が第二次大戦を終結させたとした正当化する意見が根強い!

「7月に日本で大地震」デマ、香港から訪日客減、航空減便、自治体懸念!?

7月5日に日本で大災害が起きるとうわさが交流サイト(SNS)などで拡散!?      科学的根拠はなく、気象庁はデマだと否定するが、香港と日本の地方空港を結ぶ空路が相次いで減便と...

もとになったとされるのが、漫画『私が見た未来完成版」女性作者 たつき諒(70歳)・出版した飛島新社には報道機関などから問い合わせが相次いでいる!        香港では中国語版が出版され、今年5月には発行部数100万部を突破する異常な売れ行きとのこと。

政府観光局は困惑と静観!? 気象庁野村長官は「デマと考えられ、そのような情報で心配の必要は一切ない」と説明、さらに現在の技術では日時や規模など特定した地震予知は出来ないと強調発言!

1999年7月に「アンゴルモアの大王が現れる」とした五島勉著「ノストラダムスの大予言」を彷彿させるデマであつて欲しい!?

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