「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

あけまして おめでとう御座います

 謹んで新春の お慶びを申し上げます

 今年も元気いっぱい 夢をもって 楽しく 笑顔を忘れず 良いお年を ヽ(^o^)丿

 

   夢を乗せて、国産初のジェツト機 「MRJ」

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2015.11.11. 9時35分 愛知県名古屋空港を離陸初飛行に成功、三菱重工三菱航空機)次世代のリージョナル ジェツト機です。

飛行距離3300Km (東京~ガアムや上海へ) 従来機より燃費性能 20%良い

座席数 92席 全長35.8M 価額 約56憶円 すでに 407機受注 (^O^)/

 納入延期  残念!(主翼の強度を補う改修工事のため)生みの苦しみか!  (>_<)

 

新年を迎え、門松、しめ飾り、初夢、初売り、初湯、書き初め、お年玉、おとそ、羽子板、凧揚げ、富くじ、門松、年賀、、、と色々な言葉! 「歳時記」

 鏡餅」一つとっても色んな意味がいっぱいです。

鏡餅平安時代には、すでに存在し「源氏物語」に「歯固めお祝ひして、飾鏡をさへ取り寄せて」と一節がありまっす。家に床の間が作られるようになった室町時代に現在の原形になったようです。

◆歳神様をお迎えする準備として飾るものです。特に鏡餅は、丸くして昔の神事に用いられた青銅鏡に見立て神仏にお供えします。 鏡には神が宿ると言われ、神様と一緒に一年の初めを祝うため飾ります。「御鏡(おかがみ)」と呼びます。

◆餅を重ねるのは家族円満に年を重ねるという意味があり、大小の餅は「陽」の太陽と「陰」の月を表します。

◆だいだい(橙)色したミカンを乗せて、子孫代々(だいだい)栄えるように祈ります。(縁起を担いだ語呂合せ)橙はその年の実が、次の年も、その次の年も実を落とさないくて 4~5年は落下しないことから子孫繁栄など縁起もんです。

◆イナズマ状に形どられた紅白の紙は、四方に反映するするように御幣(ごへい)・四手(して)と言われます。

◆裏白(うらじろ)古い葉と新しい葉が一緒に成長するシダの特徴から、末永く反映する様に願う。また左右の葉が対になっており「夫婦円満」を願う。

◆四方紅(しほうべに)お供え物を乗せる紙で、四方を「紅」で縁取ることで、天地四方を守り、一年の繁栄を祈願する。赤色は気運が高いです。

◆串柿:「嘉来」(かき)「幸せを かき 集める」柿は長寿の木で縁起物です。

◆するめ 日持ちが良いから「末永く幸せが続くように」

◆昆布 喜ぶ(よろこぶ):子生(こんぶ)子供に恵まれますようにと願い。

◆扇(おおぎ)末広がりで、末長く繁栄しますように、縁起ものです。

◆三宝(さんぽう)鏡餅を乗せる台で、尊い相手に物を差し上げる時に使われます。

 

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どこに飾るの、、

床の間、玄関、神棚、仏壇、茶の間、勉強机、★古くは竈神(かまど)荒神(こうじん)は火の神様です ★納戸神(なんどかみ)は昔の寝室・お米の収納場所・赤ちゃんを産む産室です ★水神(すいじん)水回りです ★厠神(かわやかみ)便所です。すこし前に「トイレの神様」とゆう歌が話題になりました。 歌詞にトイレにも「女神様がいる」だから御鏡を供えまます。

何時まで飾るの?

鏡餅開き 1月11日 但し地域により異なります。

京都では1月4日 関西は1月15日もしくは1月20日です。

どうして食べるの?

 切るのでなく「開く」 槌(つち)を使ってたたき割ります。これは室町時代武家のやり方で割るのも縁起が良くないから「開く」と呼びます。そして家族の健康と繁栄を願い「開いた」鏡餅を「ぜんざい」「お汁粉」でいただきます。

喪中の場合は?

新年の挨拶状を控えますが、鏡餅は「新しい年の健康と幸せを祈る」という意味で飾っても大丈夫だそうです。

鏡餅」日本古来の伝統、しかし最近は飾る意味も知らなくてお正月でも飾らない家庭もあるようですが、でも日本の風習、習慣てロマンがあって、いいですね (^O^)/

  

   ◆◆ 今年も宜しく お願い致します  丸井 ◆◆

 

梵鐘

今年もあとわずかで新年を迎えます。

その前に大掃除をしなくちゃーー

 

祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり 紗羅双樹の花の色 盛者必衰の理を あらわす、、、」  

                                                                                 <新平家物語 巻一 冒頭より>

祇園精舎の無常堂の四つの鐘は「この世のはかなさ」を告げ、沙羅双樹の花も釈迦の入滅と同時に枯れ、盛者必衰の道理を表わし、平家一門の栄華と滅亡を仏教浄土的な無常観を鐘の響きに表現しているのではないでしょうか、、 

 梵鐘(ぼんしょ)は、東南アジアの寺院などで使用される仏教法具としての釣鐘で、日本書記に大伴狭手彦(おおとものさでひこ)が562年に高句麗から日本に持ち帰ったと記録が有ります。

法要など仏事の予鈴として撞(つ)く仏教の重要な役割を果たすもので、朝夕の暁鐘(ぎょうしょう)・昏鐘(こんしょう)にも撞かれ、その響きを聴く者は一切の苦から逃れ、悟りに至る功徳があるとされています。大晦日には、日本仏教の伝統行事として寺院の「除夜の鐘」が撞かれます。一年の最後の日を除夜と言い、人間が持つと言われる煩悩を除くため108つ鐘きます。

 ◆ 日本製で最古のものは、京都「妙心寺」の梵鐘(国宝)で698年筑前糟屋評(現在」の福岡市)造と内面に銘があります。(1300年現役です)

◆「天下の三名鐘」として「音の三井寺」「銘の神護寺」そして11世紀頃作と推定される「平等院の姿・形」と称され全体に天人、唐獅文様など繊細な浮き彫りが施され他に例を見ないと言われています。

◆ 除夜の鐘を中継される「知恩院」の大鐘は、親綱・子綱を17人の僧侶が「えーひとつ」「そーれ」と掛け声で1分に1回打ち鳴らします。1636年製で口径2.8m 厚さ0.3m 戦時中に共出を迫られた時、大きすぎて持ち出せなかった逸話が有ります。また年3度しか鳴らさないそうです。4月の法然上人御忌・除夜の鐘・1月の成人式です。

◆ 梵鐘の価額は、高級乗用車程度(400万~500万)最も小さい口径2尺(約60Cm)145万円 模様が入ると別料金になるそうです。1尺8寸以下は「半鐘」となります。 大切に使えば、1000年は持つそうです。

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 ◇豊臣家が滅亡の原因となつた「方広寺の梵鐘」 銘文に「国家安康」とあり徳川家康が名を引き裂かれたと激怒、さらに「君臣豊楽」が豊臣家の繁栄を祈願していると慶長19年(1614年)に徳川家康が避難追求し「鐘銘事件」が起き、大阪の陣に至る。

◆ 第二次大戦時に「金属類回収令」により、日本の梵鐘の9割以上が共出され、戦艦や武器となり戦火に消えた悲しい歴史が有ります。(>_<)

                                                                                                  ( 記 12/24 )

 

報告です / 2014年6月「ASC23期会 同窓会たより」ブログを一宮市市民支援センター内「デュークス」さんの指導を得て立上げました。 この間 ブログとは?「暗中模索」「紆余曲折」何とか今日まで続けてきました。しかしアドレスなど個人的で「同窓会」ブログとしては不向きな点も有り、このブログに替わる新規ブログ「asc23」を2015年4月に立上げ、何とか軌道に乗せることが出来ました。
新年からは、このブログは「ASC23期会」の卒業生の一人として、タイトルも変え今まで通りもう少し書き続けたいと思っていますので、宜しくお願い致します ヽ(^o^)丿 
  <アクセスのアドレスは変更ありません> ASC23期 丸井邦春

 

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冬至とは (?_?)

今年の冬至は、12月22日13時48分、一年で昼が最も短かい日で、また太陽が一番南に位置し日本付近では一番太陽が低高度になる日です。

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が    よみがえってくることから、「陰」が極まり再び「陽」にかえる日との意「一陽来復(いちようらいふく)すなわち、冬至を境に運が向いてくると言われています。では、どうして「気運」を上げるの??

 冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると言われています。         「れんこん」「だいこん」「にんじん」「きんかん」「ぎんなん」「きんかん」   「かんてん」「うどん」、、、

あれ、れ、、「かぼちゃ」は?? 子供のころ親から冬至には「かぼちゃ」を食べて元気にならないと、、、よく言われたのになぜ「かぼちゃ」が無いのかな??

「かぼちゃ」には「ん」が付いてない? かぼちゃは漢字で書くと「南瓜」と書きます、すなわち「なんきん」とも読み 「ん」が二つも付いています (^O^)/

 ほかにも、冬至粥「小豆粥」食すると気運アップ!  小豆の赤い色が災除け疫病にかからないになると言われています。

冬至風呂「柚子湯」も?冬至=湯治」と「柚子=融通」をかけた語呂合せで「融通が効くように」という縁起かつぎの意味・何事もうまくゆく!

1838年(天保9年)の「東都歳時記」によれば琉行し始めたのは江戸の銭湯からであると記されている。

今年はあまりよくなかったな!と言う方は、冬至に「柚子湯」に入って、邪気を払って気運を上げて下さい。(^O^)/

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 冬至前後の何カ月かは、伊勢神宮 内宮の宇治橋の大鳥居から日の出が見ることが出来ます。人気のパワースポット (^^♪

                               12/13 丸井

 

師走 ! 陰暦の12月です!

今年も残すところ僅かとなりました。この一年間如何でしたか? 旧暦で12月は師走と呼び、誰もが年の瀬を迎え何かと忙しく慌ただしくなる時期で、師僧も走る多忙な月と言われます。

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 ところうで「師走」て、どんな意味があるのかな?「師走」は『「しわす』『しはす』と詠み、語源は諸説あるようで、正確な言語は未詳です。

その一、師(僧)が走る。日本には昔から年末になるとお坊さんに自宅まで来てもらいお経を唱えてもらう風習あり、そのため年末はお坊さん(僧)はあちこちから依頼があり大忙しになり、その様子から「師(僧)が走る」から「師走」となった説     <平安末期の「色葉字類抄」(いろはじるいしょう)に「しはす」の注として説明されている>

その二、日本書記や万葉集などの書物に一二月(十有二月)を「しわす」と呼んでいたと記述が残っていて、これががやがて「師走」となった説

万葉集「しわすには あわ雪ふると知らぬかも 梅の花咲くつつめらすらずして」

その三、「年が果てる」の意味で「年果つ」(としはつ)が変化したとする説

その四、「四季の果てる月」を意味する「四極」(しはつ)からとする説、

その五、「一年の最後になし終える」の意味「為果つ」(しはつ)からとする説

その六、学校の先生(師)も忙しく走り回る月だという説

 

太陰太陽暦(旧暦)を用いた時代に12番目を師走と読んでいた。

(和風月名:わふうげつめい)と言われ、奈良時代の日本書記に記載されています)

1月:睦月(むつき)  2月:如月(きさらぎ) 3月:弥生(やよい)

4月:卯月(うづき)  5月:皐月(さつき)  6月:水無月(みなづき)

7月:文月(ふみづき) 8月:葉月(はづき)  9月:長月(ながつき)

10月:神無月(かみなづき・かんなづき)     11月:霜月:しもつき)

12月:師走(しわす・しはす)

 

 何にこの  師走の町に  行く烏(からす)  芭蕉

 

                                                                          (記12/1 丸井)

 

 

ボジョレーヌーヴォー (^O^)/

11月です。陰暦では霜月と言われて11月8日は暦の上では立冬を迎えます。秋も深まり朝晩冷え紅葉が一段と美しくなり、各地で色んな収穫が始まり楽しい季節です。

11月19日木曜はフランスのワイン ボジョレーヌーヴォーの解禁日です。ヌーヴォー(Nouveau)とは、フランス語で “新しい” の意味で、つまりブルゴーニュ地方ボジョレー地区でその年に収穫したブドウ(ガメイ種)から造られる新酒のワインのことです。

フランスワインの中で、最も熟成期間が数か月と短く、ボルドーやブルゴーニュの長期熟成タイプのワインは木樽を使って発酵・熟成させることが多いが、ボジョレーヌーヴォーは収穫した葡萄(ガメイ種)をステンレースタンクで発酵させることでタンニンを抑え、もぎたての果実のようにフレッシュでジューシーな味わいに仕上げます。そして、その出来ばえを楽しみ収穫を祝います。世界各地で、日本でもワインの好きな人は待ちかねる収穫の季節ですね!

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美味しい飲み方は、冷蔵庫で1時間ほど冷やし香りを楽しみ飲むのが良いそうです。普通のワインの場合は冷やし過ぎるとタンニンによる渋みが強調され飲みにくくなる場合があるそうです。ボジョレーヌーヴォーは元々タンニンが少なく心配がないそうです。

毎年11月の第3 木曜日 午前0時に販売が解禁!

各メーカーがどこよりも早くヌヴォを出荷し売上を稼ごうと競い合いがエスカレートし十分に出来あがってないのに出荷するような事態になったので、フランスのワイン法により発売日が規制されています。

それぞれの国の現地時間で、11月の第3木曜日の未明 午前0時に販売が解禁されます。特に日本は時差の関係から先進国の中で最も早く解禁日を迎えます。この時のため例外的に空輸され、24時間営業のスパーマーケットやレストラン、バーなどで午前0時になった瞬間に販売をします。梱包箱には「〇〇年11月午前0時以前の販売及び消費 厳禁」の文字が書かれています。しかしフランスではワイン法での制約がありますが、日本国内で法的に罰されることはないです。

ガメイ種という葡萄から造られるフルーティーで若々しく柔らかなワインをAOCと表示します。

AOCとは、①その土地で収穫された葡萄のみを使用し ②その土地で決められた葡萄品種を使用 ③単位面積当たり葡萄の最大収穫量も決められている。 ④さらに葡萄の糖度 ⑤ワインの醸造方法 ⑥最低アルコール度数 ⑦最低熟成期間など、など多くの基準をパスし専門家のテスト(テースティンヅ)に合格したワインです。

 AOCワインの表示方法は、「Appellation  原産地名 Controlee」orAOC 原産地名」

原産地名とは、シャンパーニュ ・ ブルゴーニュ ・ ボルドー ・ アルザス ・コート  デュ ローヌ ・ ヴァレ  ドゥ ラ ロワール など他にもあります。

                             記 丸井 11/8 

 

ぜんざい &  しるこ 

10/29 アイビル Dwks パソコン学習会のことです。前回のブログで「おはぎ」と「ぼたもち」の違いが載っていたが「ぜんざい」と「しるこ」も同じ意味かな? と話題になりました。

そこで調査!! (^^♪

 

ぜんざい(善哉)・・・ 小豆(あずき)を砂糖で甘く煮て、中にお餅や白玉団子または栗を入れたもので、小豆の粒が存在するものです。

おしるこ(汁粉)・・・ 漉し餡(こしあん)・潰し餡(つぶしあん)を使用し、中に入れるものは「ぜんざい」と同じです。

 

しかし、関東と関西では少しニュアンスが異なるようです。 (>_<)

関東では、小豆の粒有りを「田舎汁粉」・ 粒無しを「御膳汁粉」

関西では、小豆の粒有りを「善哉」・ 粒無しを「汁粉」

一般的に、日本の東地方では「お汁粉」 西地方では「善哉」と言われるのが多いそうです。

 

関東で「ぜんざい」といえば、餅などに餡をそえたものですが、関西では「亀山」と称します。

えぇ!? 関東では「ぜんざい」とは汁が無いとは? 関西の「亀山」と言うのも初めて聞きました。 皆さんご存知でしたか? 

 

室町時代には、一条兼良と言う人が著した「尺素往来」(せきそうおうらい)という書物に「年のはじめを、邪気を払い幸いをもたらす小豆と餅で祝うことを喜びとし、小豆汁に餅を入れたものを善哉餅として食した」と記されています。

 

                                記 丸井

秋の七草

春の七草は、薬草で体調を整えるに良いとされている野草ですが、秋の七草は、観賞をするための草花と言われています。

日本の代表する秋の七草は、万葉集のなかで「山上憶良」が詠んだ和歌に始まりとされています。

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 山上憶良奈良時代を代表する歌人で、万葉集には78首が撰ばれており子供を思う歌が多く、  「銀(しろがね)も金(くがね)も玉も 何せむにまされる宝 子に如(し)かめやも」はよく知られています。

◇ 萩は、万葉集で最も多く詠まれている花で、今でも日本人に愛される山の花です。 主に山萩を指しますが、自生種でも20種類もあり、厳密には花でなく木です。

尾花は、すすき」のことで穂先が馬の尾に見えることから、そう呼ばれています。(お月見には欠かせないススキには霊力があると考えられており、収穫物えお悪霊から守り翌年の豊作を願い飾られる)

◇葛花は、大きな葉に隠れて咲く紫色の花で、根がくず粉や薬用の葛根湯になります。(奈良県国栖(くず)地方の商人がくず粉を売り歩るき、今でも吉野葛は有名です)

瞿 麦 (なでしこ)は、山上憶良が詠んだ瞿麦はカワラナデシコのことで、「とこなつ」の別名があり、秋より夏に咲きます。精楚な日本女性に例えられる花ですね。 瞿 麦は実が燕の実に似ていて、平安時代には「撫子合せ」と呼ばれる花遊びがはやっていたようです)

◇ 女郎花は、細い茎の先に黄色い花をつけ、その姿は美しい女人に例えられた花です。(女に対し、男郎花(おとこえし)もあり白い小花を多くつけ強く見える花です)

藤袴は、花が袴のような形をしていて、淡紅紫の花を咲かせ気品があり香りも良い。(中国が原産で、奈良時代に薬草として渡って来た花で、平安時代には 干した茎や葉で女性の洗髪につかわれたり、芳香剤、防虫剤としても使われた。絶滅危惧種指定 )

朝顔でなく、「むくげ」「ひるがお」説がありますが、今は「ききょう」が定説になっています。「ききょう」は近年、野生ではほとんど見られなくなり絶滅危惧品種に指定されています。   (正五角形した蕾の姿はふっくらとしており、加賀千代女が「桔梗の花 咲くときぽんと 言ひそうな」と詠っています)

 

韓国民謡「トラジ」とは、陽の光を一杯に浴びて草原に咲く「ききょう」のことです。漢方薬にするため「ききょう」の根を採取するときに「花を見に来る若者は、本当は私を見に来るのです」と歌った民謡です。また韓国では野生の白い「ききょう」は大変に珍重されています。

秋のお彼岸に食べる「おはぎ」は つぶあんで、萩の小さな花を小豆にたとえられ、「おはぎ」と呼ばれます。また牡丹の花が咲く春のお彼岸に食べる「ぼたもち」は こしあんです。そして小豆の赤色には邪気を払うと言われており、祖先を供養するお彼岸の頃に食べます。 季節により呼び名が変わるって、日本の文化て素晴らしい (^-^)

 知っていますか?? 収穫したての秋の小豆は柔らかい「つぶあん」に、春は冬を越した固い小豆を使用するから「こしあん」にします。 (>_<)

 

今では、秋の七草をなかなか見られないのが残念ですが、興味のある方、 

◇ 岐阜県各務原市川島笠田町:「河川環境楽園」では多くの秋の七草が見られます。

◇ 静岡県浜松市北区平口:「万葉の森林公園」では万葉の歌と共に秋の七草を一度に観賞が出来ます。

                            (10/25 記 丸井)