「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

お花見をしましたか?

「さくら」の言語は?

日本神話に出てくる木花開耶姫(このはなさくやひめ)の「さくや」が転じたのか? 国語学の先駆者 大槻文彦が説いたように、うららかに咲く「咲麓」(さくうら)の略なのか? 諸説あるもののサクラの言語ははっきりしないそうです。中日新聞夕刊より)

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   根尾の「淡墨桜」 4/6に行く予定が雨と花嵐! 中止 (>_<)

桜見をした人は、首都圏・東海圏在住の20~69歳の対象に実施した調査によると、平均 0.47回で、約半数の人が少なくとも一度出は掛けたと報告があるそうです。

ではお花見一回に掛ける費用は平均一人¥3.000円未満(26.6%)、¥4,000~5,000円未満(5.1%)多く、¥3,000円未満で有ることが分かります。 歓送迎会に比べると¥1,000円以上お金が掛かってないことが分かります。 

如何してかな? お花見は食品店やスーパーでお酒や食品を調達して、桜の木の下で楽しく飲み食いすることで済まされるからかな?

もっともお金をかけるのは、青森県の¥3,708円で、全国平均より¥1,125円多く1位だそうです。もっともお金を掛けないのが沖縄県で¥1,637円で47位です。

日本で一番早く春を迎える沖縄県は花の見ごろが 1 ~ 2月、それに比べると青森県では4月中頃に、待ちに待った桜と春が一度に来る ヽ(^o^)丿 だから桜も気持ちも満開!

 

まだ、まだお金の話しです (>_<)

春はお祝いごとが多い、入学お祝い金は?? 全国の20~60代  2,115人 に聞きました。

一人当たり平均¥25,392 円 だそうです。 幼稚園と小学生は、平均¥20,160 円 で、 中学生は平均¥18,685 円 専門学校等は平均 ¥24,381 円 大学校は平均¥45,738 円 だそうです。  もらう側ありがたい、嬉です (^O^)/

贈る側、年齢が高くなるほど右肩上がりで、例えば小学校入学祝い平均は、20代では ¥12,443円 30代¥12,654円 40代¥11,589円 50代¥16,141円 60代¥38,000円 60代は孫には、大奮発で甘いことが分かります (^O^)/

 桜散る 短いいのにち 惜しみつつ

 散る桜 残る桜も 散るさくら    良寛

     さくら さくらさく さくらちるさくら

 いつとなく さくら咲いて 逢うてはわかれる 山頭火

  さまざまの事 おもい出す 桜かな   芭蕉

 願はくは 花の下にて 春しなむ その如月の望月のころ 

                                  西行法師

               記 4/9 丸井

さくら咲く!! Cherry Blossom

根尾の「淡墨桜」は、一宮市真清田神社から ヽ(^o^)丿

一宮市の真清田神社ゆかりの土川家で発見された古文書「真澄探當證」(ますみたんとうしょう)の記述によると 467年頃 継体天皇が根尾村を去るに当たり、真清田神社で献納を受けた桜木をお手植えし御歌を詠まれた。

「見も代と遺す桜は薄住(うすずみ)よ 千代に其名を栄     盛へ止まむる」

これが、「うすずみ桜」の由来と言われています (*^-^*)

興味のある方は、「真澄探當證」復刻版 ¥3,500.- 有限会社人の森 一宮市北園通り5の4の1      Tel 0586-72-5445 問い合わせ

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花は桜です。 日本三大桜で知られる根尾「淡墨桜」昭和23年頃に文部省に枯死と認定された古木が238本の根接ぎにより甦った。その陰には歯科医師の前田利行さん他植木職人、大工、村民の手を借り昭和24年に若い「ヤマザクラの根」を接木に成功する。起死回生だ (^O^)/

 *三大桜:淡墨桜」 「三春滝」(高山) 「山高神代桜」(山梨) 

しかし昭和34年の伊勢湾台風で再び危機が、作家の宇野千代さんがグラビヤ「太陽」に投稿の呼びかけに、岐阜大学堀武義教授の指導により再び不死鳥のごとく甦った。

その古木「淡墨桜」が現在も淡いピンクの花を咲かせ ロマンいっぱいです  ヽ(^o^)丿

飛鳥時代以前から咲いていた「淡墨桜」品種:彼岸桜(エドヒガン)大正11年 国天然記念指定 推定樹齢1500余年 樹高:16.3m 幹周り:9.91m 枝張り:東西26.9m 

                                   3/21 記

 

Spring has come ヽ(^o^)丿

啓蟄」3月5日(土)も過ぎ、もう春はそこまで !

もう4年前になりますが、金環日食(2012.5.21.)が観ることができました。日本では、173年ぶりで、次は2312.4.8.の300年後です。今月3月9日(水)に部分日食が観られたはずでしたが、残念、無念 雨でした (>_<) (>_<) 

4年前の金環日食は天気予報は曇りでしたが、太陽が微笑み顔を出してくれました。 だから素晴らしい「金環日食」が観られました ヽ(^o^)丿 写真も撮れた !

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AM7時29分 ( 自宅ベランダから、) 感動と、興奮したのが忘れられないヽ(^o^)丿

 

 もし天気だったら !、

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南東の方角で、掛け始めは10:02から  最大は11:05で、終わりは11:37でした。  今回の日食は、日本全国・東アジア・オセアニアの大部分とアラスカ・カナダの一部で広く観察できました。東海地方は雨 ダメでした (>_<)

でも、北海道 釧路では午前10:40頃から太陽の右したから欠け始めました。

部分日食は地球から見て太陽の前を月が横切り、太陽の一部を隠す現象です。

次に日本で部分日食が観測できるには、3年後2019年1月6日です。

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         インターネットより (北海道 釧路)

 

 

 ジンチョウゲ沈丁花)が咲きました ヽ(^o^)丿

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ジンチョウゲ沈丁花)原産地は中国南部で日本では室町時代栽培されていたようです。(チンチョウゲとも言われます)赤い果実をつけるが有毒である。

香木の枕香のような良い匂いがあり、スパイスにも用いられる丁子(ちょうじ・クローブ)のような花をつける木という意味で「沈丁花」と名前がついたそうです。

 学名は「Daphne・ダフネ)は、ギリシャ神話の太陽神アポロの求愛から逃れるために、自らの身を月桂樹に変えたタフネにちなみます。

3月に花をつけることから、春の季語として詠われる。

花言葉は「栄光」「不滅」「不死」「永遠」一年を通し緑の葉をつける常緑樹であることにちなみます。

オスばかりのジンチョウゲ ?? 雌雄異株(しゆういしゅ)の植物で、雌花を咲かすメスの木と雄花を咲かすオスの木と分かれいます。(他にはキンモクセイ・イチョ) 一般的な被子植物はメシベとオシベの両方を持ちます(両性花)

雌花のジンチョウゲも雄花の花粉を昆虫などに花粉を運んでもらえば受粉して実がなりますが、日本にあるジンチョウゲの大半は雄株でほとんど結実しない  (>_<)   だから、挿し木で株を増やします。

どうして花持ちがいいの ?? ジンチョウゲの花びらにみえるのは、肉厚の萼(がく)で、このために花持ちが良いです。

                       (記 丸井 3/2 )

 

 

If winter comes , can spring be far behind?

「冬来たりならば春遠からじ」 

19世紀イギリス詩人シェリー 「西風に寄せる歌」の一節

寒くて辛い冬のあとは、暖かい春がやって来ると言われますが、あっという間にお正月が過ぎ、もうすぐ3月です。春に他の花に先駆けて咲く「まんさく」は「まず咲く花」「まだ咲かないか」ということでその名がついたと言われ、また花が多いので「豊年満作」から命名されたとも言われています。

欧米では「魔女榛(はしばみ)」と名がついています。 花言葉は「幸福の再来」

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  我が家の「まんさく」も花を付け、春がそこまで ! 

  前年の葉が残っていので「支那満作」(しなまんさく)と言われる品種か?

 

3月は弥生(やよい)と言われ、草木がいよいよ生い茂という意味が有ります。

3月3日は桃の節句です。女の子の節句「おひなさま」を飾り、女児の成長や幸せを家族の皆で願います ヽ(^o^)丿

ひな祭りは、もともと古来中国において三月の最初の上巳(じょうし)の日に、災いを祓う行事が起源と考えられています。

日本では七世紀頃に伝わり、平安時代にはお祝いとして宮中の年中行事となり、江戸時代の初期の寛永6年(1629年)御所でも盛んに「ひなまつり」が催されて以降、庶民にも定着していったと言われます。

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   お内裏様 と お雛様の左右はどっちが正しいの?

現在一般に広く売られている雛人形は、関東雛で向かって左側がお内裏さまです。またその逆で向かって右側にお内裏さまの場合は京雛と言われいます。

日本ではもともと位の高いひとが左側だったので、男雛が左、その右側に女雛を飾るのが当然で明治まで全国的でした。

しかし明治時代に西洋の流れを受け、国際礼儀である「右が上位」の考えから大正天皇即位の礼で、大正天皇の右側に皇后が立たれた事からこの風習が広まり、関東雛が主流になった。ちなみに結婚式も記念写真も常に新朗が右で新婦は左ですネ!

                                              (  記 2/25 )

 

 

凧 (たこ)

最近、凧揚げをする子供達を見る機会がなくなってしまいましたが!

昔は、正月の風物詩として凧は欠かせない遊びで、凧揚げは子供の遊びでなく人々が凧を天上にいる神様に近ずくための尊いもので風をうけて勢いよく高く揚がる様子から商売繁盛・福を招く象徴とされていた。

平安時代中期の辞書「和名抄」に凧に関する記述が有ります。凧を「タコ」と呼ぶのは関東の方言で、関西では「イカ」「いかぼり」と呼び、江戸時代には「紙鳶」と書いて「いかのぼり」と読んだようです。世界では、英語で「トビ」・フランス語「クワガタ」・スペイン語「彗星」と呼ばれています。日本には色んな種類の凧が有ります。

 だるま凧・・・・縁起が良い「七転び八起き」

けんか凧・・・・ガラス粉・松やにを糸につけて相手凧の紐を切り、遠くへとばし厄払いをする

やっこ凧・・・・江戸時代の庶民の反骨精神から生まれた凧。身分の低い奴の凧を揚げ武家を見下ろし日頃のうっぷんを解消をしたとか?

★奴さんは参勤交代でお伴の数が格式によって決められていて、荷物担ぎなど臨時雇いされてどの「藩」に雇われてもいいように、着物の紋は正方形で、豆腐を四角く切った豆腐に似ている事から、冷やして食べる豆腐料理を「ひや奴」と呼ばれる「語源」になったとか?

六角凧・・・男の子が生まれた祝いに凧を揚げ、健やかな成長と家の繁栄を願った。 絵柄の武者絵は出世を願う意味です

 

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★「浜松まつり凧揚げ合戦」大凧(縦3m×60cm)を上げます。440年余前に浜松城主が長男誕生を祝い凧を揚げたのが始まりです。

★江戸時代から続く、東京の王子稲荷神社で「凧市」毎年二月の丑の日に催される。 江戸時代にたびたび大火事に見舞われ、 熱風が大火つながることから、風を切って揚がる凧を火事除け、のお守りとして「火防凧」(ひぶせのたこ)として始まったと言われています。<「火防凧」は縦20×横25cm ¥1,300.-> お守りの絵柄は愛嬌のある粋な顔をしています。

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★1712年/正徳2年2月14日 尾張国海西郡は柿木村の金助(実在)大泥棒は、大凧に乗り、名古屋城の大天守閣の金の鯱から鱗(うろこ)3枚を引きはがし取った事件は本当の話です。

★1752年 ベンジャミン フランクリンが雷雨も中で凧を揚げ、雷が電気で有ることを証明した話しはよく知られています。

                              記 2/14

昔ばなし 「桃太郎」

今日は恵方巻きを「南南東」を向いて、ガブリと食べて下さい (^O^)/   きっと福がきます!

恵方とは、陰陽道でその年の干支によつて定められ、最も良いとされる方向のことで、その方向に福をつかそどる神様「歳徳神:さいとくしん」がいると言われています。 恵方巻きの起源は、江戸時代末期の大阪の船場で商売繁盛の祈願をする風習として始まったとも言われていますが、正確な起源は未詳。

今年の干支は「申」で、早いですが来年は「酉(とり)」次は「戌(いぬ)」と続きます。昔ばなしに「桃太郎」がお伴の「猿」「犬」「鳥」(きじ)が鬼退治に!    そうです、でっかい桃が川上から流れてきて桃太郎が誕生する話です。

この昔ばなし「桃太郎」にも陰陽道がもとに作られていると言われています。北東の方角は鬼門といわれ十二支では丑(うし)寅(とら)の方角にとなり、「鬼」は牛のような角を持ち虎のパンツを履いています。その反対の南の方角には 申(さる)と戌(いぬ)と酉(とり)がいます。そこで「桃太郎」は鬼門の丑・虎すなわち「鬼」を退治に、申・戌・酉(キジ)をお伴に見事「鬼」を退治する(邪気を払う)と言う話です。

世界遺産「姫路城」北東方角のやぐら天守の鬼瓦に、鬼門封じの桃が彫られています。同じように「犬山城」にも桃が彫られた鬼瓦が有ります「日本書記」に桃の種を鬼にぶっけて、、と記述が有ります。

f:id:marui-hall:20160202141115j:plain日本には「桃太郎」伝説が各地に多く有ります。地元「犬山」にも桃太郎神社があり、毎年5月5日の子の日には、野口雨情作詞「桃太郎音頭」が流れ賑わいます。近くにはお婆さんが洗濯をした「洗濯岩」も有ります。 岡山県にも「黍団子」(きびだんご)が「吉備団子」と語呂合せから、すでに江戸時代から桃太郎伝説が有ります。

桃太郎の物語には、インドの有名な叙事詩ラーマーヤナ」の影響を受けたと言う説もあります。                 

                            (2/2 記)

 

 

『笑う門に 福来る」

    皆さん お正月を満喫できましたか?

よく、「お屠蘇(おとそ)」気分が抜けない、、、などとよく言いますが?

お屠蘇とは、

元旦から三が日のいずれの朝に、家族が1年間健康に過ごせるように願って飲む薬酒の事です。すなわち「不老長寿を祈って飲む祝い酒」です。もともとは中国の医者が唐の時代に風邪の予防薬として作られものが日本に伝わっり、平安貴族の正月行事に使われ、江戸時代には一般庶民にも広がったようです。

正しい飲み方は、

三っ組の杯「屠蘇三献」と言って、1人ずつ上から順に3度杯を取って若い人から順番に飲むのがしきたりです。

お酒が飲めない人は、儀式だから断わってはいけないですが、「飲むふり」だけでもいいそうです。勿論子供さんは飲んではいけません (>_<)

 

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お屠蘇には、

  山椒・・・健胃作用・抗菌作用

  防風(ぼうふう)・・・発汗・解熱作用・抗炎症作用

  百朮(ばくじゅつ)・・・利尿作用・健胃作用・鎮静作用

  桔梗・・・咳や痰を鎮める・鎮痛作用

  肉桂(にくけい)・・・シナモンで健胃作用・発汗・解熱作用・鎮痙作用

  陳皮(ちんぴ)・・・吐き気防止

他にも細辛(さいしん)・乾姜(さんしょう)など様々なの生薬を5~10種類を

混ぜ合わせつくられます。

 

これらの生薬を入れ正月に飲むと、「鬼気、悪魔を屠(ほふ)って人魂を蘇らせるお酒」とも言われ、薬効が得らると伝えが有ります。

 

 今年も皆さんに取って、素敵な年で有りますように

 お祈り申し上げます (__)  丸井