「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

春爛曼 (^O^)/

さくら、桜観をしましたか (^^♪

今日から四月、この国には四季折々に巡りくる美しさがあります。昨夜、満開の桜の枝が重なり合う間から素晴らしい月を観ました (^^♪ なにか薄赤っぽく桜色に染められたようで、桜の花びらの一枚一枚が一段と桃色に輝き大感激!この国の四季の巡り逢う美しさに、また自然の素晴らしさに感謝! (^O^)/

さくらの「さ」は田の神を意味し、「くら」は依代(よりしろ)との意味です。つまり桜は、神が下りてくる木なのです。

昔から日本には神様と共に食事をとる「共食」の習わしが有ります。そのため人々は神の依代である桜の木の下で豊作を祈り、飲んだり歌ったりして士気を高め、団結を図り農作業に取りかかる準備をしたそうです。今の花見の原形ですね!

桜は木によって開花の時期がまちまちで、農作業の始まり合図となる木を決めていたようです。現在のソメイヨシノは挿し木でしか増やせないので、全国同じ遺伝子を持つ分身などでいつも一斉に咲きます。

人間は自分と他人の区別がはっきりしていますが、植物は突然変種などが出来たり品種改良したりして元の個体と変わったりします。また接ぎ木なども別の個体にくっけ一つの個体にして元の木がはっきりしないことも、個体の概念はとてもあやふやです。

生命は「個体」とゆう限られた存在ではなく、どこか深いところでつながりあい共存しあい「共生」していると思います。 

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 我が家のガレジに毎年力強く花をつけるタンポポ! 頼もしい限り  (^O^)/

植物の花は、ハチなどの昆虫に花粉を運んでもらい受粉します。進化の過程で最初に花にやってきたのは、花粉を餌にする虫たちです。しかし、花はその虫に花粉を与え、密までも与えます。

また、植物の果実も恐竜時代の終わりごろに発達を遂げ、そして鳥に果実を与えて種子を一緒に食べさせ、種子を散布し子孫を増やします。でも鳥は果実を食べに来た天敵です。しかし植物は子孫を残すためだけでなく、鳥のために甘くて美味しい果実を稔のらせるように進化し、鳥や昆虫に与えます。

もともとは、生物が他者のために何かをすることはありません。自然界は弱肉強食、敵者生存の世の中で、何もルールも道徳心もなく利己的に生きています。常に熾烈な競争や争いが繰り返され生きてきた。しかし、そんな刹伐とした自然界で生き物たちは必要以上に争うよりも「共生」した方が得策だという答えにたどりついたのではないでしょうか、 (?_?) 

厳しい自然界だからこそ、植物は助け合って生きる道を、長い時間をかけ選び進化したと思います。鳥も昆虫も動物も共生関係を築くために、まず必要なのは「与える」ことで「共生」関係が生まれたと思います。

たとえば、ヒトも腸内細菌と「共生」しています。良い子・悪い子・普通の子などいますが  (@_@;) 海の中でも、ヤドカリとイソギンチャク マメ科植物と根瘤菌などお互い助け合い「共生」しています。

日頃、欲するばかりで「与える」ことは難しいですネ!    記 4/2