「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

5月 「旬」 (^^♪

日本の食文化は、季節を感じながら、季節の味「旬」をいただくことを大切にする文化があり、いち早く季節のものを味わうことが大きな喜びであり、昔から大切に引き継がれてきました。 

「初鰹」を食べて長寿を祈った江戸の町人! (^^♪ 

初夏は、初鰹が「旬」の季節です!

江戸中期の俳人 山口素堂(1642~1716)の句に! 

「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」

目にも鮮やかな「青葉」美しい鳴き声の「ほととぎす」そして食べて美味しい「初鰹」江戸の人々が最も好んだ「旬」なものを俳句に詠んでいます。

三つも季題が重なっているということでも、有名な俳句です < 山口素堂は、江戸ではなく大阪の人だったそうです>

江戸時代には「勝魚」などと呼ばれ縁起の良いもので、とりわけ初鰹は猫も杓子も飛びつくほどの人気ぶりで、食べると(初鰹七十五日)寿命が75日延びるとも言われ、特に「初鰹」は、珍しさが先行して値段がたかく江戸庶民に、目が飛び出るほど高値の花!しかし江戸っ子は初物に手をだすのが「粋」な証だったようです。

当時の「初鰹」は「まな板に 小判一枚 初鰹」宝井其角 / 1661~1707)と詠われるほど極めて高価で、「初鰹は女房子供を質に置いても食え」と言われるほどに人気があったそうです。 (>_<)

鎌倉時代末期の歌人だった兼好法師は『徒然草』の中で、

鎌倉の海に、鰹という魚は、かの境には双なきものにて、このごろもてはやすものなり」鎌倉の海でとれた鰹を、生で食されたであろう鰹が、「最近もてはやされるようになった魚」として綴っられています。

兼好によれば、鎌倉の年寄りには「この魚は私たちが若かりし頃は、身分の高い人の前に出されることはなかった。頭は下人も食べず、切って捨てたもの」と言っていた者もいたようだ。兼好の時代にカツオの生食観が大きく変わったのかもしれない。

小林一茶の句に、

 「鰹一本で 長屋のさわぎかな」

松尾芭蕉の句に、

 鎌倉を 生きて出でけむ 初がつお」   

この句にありますように江戸に入る鰹は、鎌倉沖相模湾でとれたことがわかりますね!

f:id:marui-hall:20200426134455j:plain

クレマチス・テッセン(鉄仙)・カザグルマと呼ばれ「ツル性植物の女王」といわれ世界中の人に愛されています。多年草で約300種類存在すると言われています。写真右側のピンクは(ドクターラッペル) 花言葉「精神の美」「旅人の喜び」

高値の「初鰹」はいくらしたのでしょうか?

江戸の町を、天秤棒をかついで威勢のいい売り声で「かっつをー、かっつをー」と売り歩く魚屋が登場する歌舞伎(髪結新三)があります。その中で朝帰りの新三が、宵越しの銭はもたねえと高かろうが、ためらわず初鰹 1本3分で買う場面があります。

当時の貨幣はいわば4進法で、1両は4分・1分は4朱・だから1両は16朱
 かなり大ざっぱに、1両は今の6万円ぐらいと推定すると!

    6万円×3/4両=4萬5千円

江戸時代の初鰹が高かったことがわかる話を、もうひとつ。

文化9年(1812)旧暦3月25日 初カツオ1本 2両1分。
文化年間ですから、1両を今の2万円ぐらいと推定すると!

     2万円×2、25両=4萬5千円 

 太田南畝(おおたなんぽ)というひとの「壬申掌記:じんしんしょうき」に、その日、魚河岸(当時は日本橋)に入った鰹 17本うち、将軍家お買い上げ6本、3本が料亭八百膳に、残りが一般売り! と記述があります。

当時は「これが一句詠まずにいられっか、ちくしょうめ!」と腹が立つほど高価で、まさに「初鰹」を食すのは、一大イベントだったようですね! (^^♪

「初鰹 銭と辛子で二度涙」
「初鰹」の高さで銭がなくなることに涙し、鰹といっしょに食べる辛子で二度目の涙を流す。

 しかし、値のはるカツオも 端午の節句(旧暦5月5日)が過ぎると、安くなり、「落ちぶれるものは鰹の値段なり」という、ことわざがあるほど!

「初がつお 旦那は羽がもげてから」
賢い店の番頭などの旦那衆は、初がつおの次期が終わってから、つまり銭が飛んでいく羽が取れてから、かつおを味わったという意味の句です。

カツオの「旬」は年に2度! 春から初夏にかけ、黒潮にのって太平洋岸を北上するカツオを「初鰹」です。

秋の水温の低下に伴い、三陸あたりの海から関東以南へ南下してくるカツオが「戻り鰹」です。

餌をたっぷり食べている「戻り鰹」は脂がのっているのに対し、「初鰹」はさっぱりしているのが特徴で、旬の走りの「初鰹」は今も昔も人気の初夏の味覚です。

f:id:marui-hall:20200427161418j:plain

また、「たたき」別名「土佐造り」という代表的な食べ方もありますネ! 高知の名物料理でもあります、皮付きのまま鱗は削ぎ落とし、表面に軽く火が通るくらいに焙ってから氷や水で冷やす。そして、たれと薬味をたっぷりかけて刺身として食べる。

 カツオのたたきにも誕生をめぐっての逸話のような説があります。

江戸時代中期に土佐(現在の高知県)で生のカツオを食べたことにより、大規模な食中毒事故が起きました。そこで、土佐藩主だった山内一豊が庶民にカツオの生食を禁じました。

しかし、刺身の味を忘れられない庶民は、カツオの表面だけを焙って生でないぞ!とばかり食べたそうです。毒消しのためニンニクやネギも添えたそうです。これがカツオのたたきの始まりとも言われている。美味しい鰹のタタキが食べられるのは、図らずも名君山内一豊のおかげか ヽ(^o^)丿

なぜ「タタキ」? もともと包丁の背でたたいてから表面を焼いていたからだとの節、現在は焼いてからたたく、 たたいてから焼く、まったくたたかないなど色んな方法が有るようです (>_<)

最近は、漁業技術、船の技術が進歩したことで赤道付近まで船をだしてカツオを漁獲します。 そのため年中かつおが入荷して、「旬」というものがなくなりつつあるのも事実ですが、でも、せっかくの旬ですから是非冷凍ではなく生で、一年に二回の「旬」を迎えるカツオ、その一回目の「旬」を是非皆さん味わってみて下さい! (^^♪

f:id:marui-hall:20200426134619j:plain

ヤグルマソウは、矢車草・矢車菊コーンフラワーといろんな呼び名があります。  花期は6~7月ですが、今年は暖冬のせいか、もういっぱい咲いた (^^♪       花言葉は「繊細」「優美」「繊細」

日本には、カツオからダシをとる食文化もあります!  日本では、4世紀以前、すでにカツオをそのまま干したり、煮てから干したりして食べていたと言われています。

室町時代になると、この干したカツオを焙って乾かすという工程が加えられ、それが、いまのカツオ節の製法につながったとされています。大坂の大商人や京都の上流階級が、煮汁にカツオ節を入れて旨味を出したことがダシとして定着し、カツオ節を使うという日本食文化にとって重要な方法を編み出したのである。

また、ダシの誕生以前から、日本人は調味料としてカツオの煮汁を煮詰めて、うまみを固形に凝縮させたものを「竪魚煎汁:かたうおいおり」と呼んで、ダシとして用いていたそうです。

f:id:marui-hall:20200426134735j:plain

カランコエ多肉植物・アフリカ南部、東部・アラビヤ半島・東南アジアに約100種類分布・ 花言葉は「たくさんの小さな思い出」「幸福を告げる」

春の芽吹きの季節の ¨たけのこ¨ も「旬」の食材ですね!

孟宗竹(もうそうちく)は3月中旬から5月にかけてが「旬」で、その後、淡竹(はちく)、真竹、根曲がり竹が旬を迎えます。

また、「筍(たけのこ)」という漢字を分解すると「竹」と「旬」。「旬」は「一旬」「上旬」「中旬」などというように約10日ほどの期間を表す言葉です。「たけのこ」は成長が早く、10日ぐらいで竹になってしまうことからこの字が当てられたといわれています。

筍の産地で有名なのは京都洛西一帯で、柔らかく香りもとても良いそうです。

ゆでた「たけのこ」や、水煮の「たけのこ」の切り口によく白い粉がついていますが、これはチロシンというアミノ酸なので、洗い流さずそのまま食べられます。

この他、タンパク質やビタミンB1、B2、カリウムや食物繊維を含んでいます。

えぐみの成分はホモゲンチジン酸や蓚酸(しゅうさん)で、堀り出してから時間が立つごとに増加します。 

f:id:marui-hall:20200426135504j:plain
屋根もあり雨も当たらないカーポートに、コロナウイルスに負けないで今年も咲いてくれた、「ど根性たんぽぽ」 (^^)/

新型コロナウイルス感染の脅威による「全国緊急事態宣言発令」4/16~5/6まで出される。これによって不要不急の外出が自粛となり、大型連休もじーっと我慢! 我慢!

「不眠不休」医療関係者にエールを送ろう! 頑張れ  感謝! 

高校総体(インターハイ)も中止決定! 残念無念 (>_<) 

緊急事態宣言も延長か?? (@_@。

                             4/30  Marui

 

 

 

 

4月 エイプリルフール (@_@)

4月1日はエイプリルフール、この日に限り午前中は軽いいたずらでウソをついて人を驚かせてもかまわないと言われている!一八世紀頃から西洋に起こり、大正頃から日本にも伝わり、この日にかつがれた人を四月馬鹿! (@_@)

 エイプリルフールは、日本語に直訳すると「四月馬鹿」漢語的表現では「万愚節」、中国語では「愚人節」、フランス語では「プワンソ・ダブリル Poisson d‘ avril  四月の魚」と呼ばれる。

しかし、エイプリルフールの起源はまったく不明で! すなわち、いつ、どこでエイプリルフールの習慣、風習が始まったかわかってないそうです。有力とされる起源説として、

★ その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年として、4月1日まで春の祭りを開催していました。1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用したことで、それに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし馬鹿騒ぎをしはじめたとの説から、

★ インドで悟りの修行が、春分から3月末まで行われていたが、すぐ迷いが生じることから、4月1日を「揶揄節:やゆせつ」と呼んでからかったことによる説から、

★  フランスでは、エイプリルフールを Poisson d‘ avril( 四月の魚)といい、子供達が紙に魚の絵を描き こっそり人の背なに張り付けるいたずらをしたからとの説から! 「 四月の魚」とはサバのことを指すと言われ、ちょうどこのこ頃にサバが釣れるためこう呼ばれたとされる。

 過去には 4月1日に、個人ばかりでなく世界中で新聞が嘘の内容のニュースを掲載したり、報道番組でジョークを報道したことがあり、閲覧者から嘘の情報の内容について問い合わせが来ることも、その規模についても簡易なものから大きな労力をつぎ込んだものまで存在しました。

◆ 1980年に、 BBCが、 英国 ロンドンのウェストミンスター宮殿の時計塔 「ビクベンのデジタル化」及び「針のプレゼント」と、また2008年には、「ペンギンが空を飛ぶ」と嘘の報道をした!

◆ 1995年 朝日新聞は「ドイツの哲学者ユルゲン・ハーバーマスが初の小説(山の彼方に)を出版する」と掲載する。しかし出典元のフランクフルター・アルゲマイネの記事がエイプリルフールの冗談であったことから、後に撤回しました。

◆ 2005年 東京新聞スマトラ沖地震の余波で、沖縄南西端に新島が出現」と掲載すると、韓国の京郷新聞がニュースとして掲載するなど、別のメディヤが情報元を信じてしまった例もあります。

◆ 2006年 東京新聞は「東京タワーが傾く、原因は足元の *おなら*」と嘘報道をしたことも!

2016年4月1日 中華人民共和国 新華社『エイプリルフールについて、中国の特色ある文化や社会主義の核心的価値に合わない。便乗して参加せず「嘘をつかない、嘘を伝え広げない、嘘に惑わされない」ように新浪微博で呼びかけた』しかし中国のインターネットユーザーは「国営メデァアは毎日が嘘情報」「中国人民は67年間も嘘をつかれ続けられてきた」「西洋諸国にとって、エイプリルフールは4月1日が過ぎれば終わりだが、中国では年中エイプリルフールだからな!」「冗談も言えないような民族は悲しいものだよ!」とブラックジョークとして皮肉り、イギリスのガーディアンやアメリカ渇州国のニューヨク・タイムズも「2016年のベスト ジョーク」として報道する。

2016アメリカ合衆国大統領選挙で、いわゆる偽ニュース(フェイク ニュース)が社会問題化すると、北欧メディヤなどでは2017年から伝統となっていたエイプリルフール記事を自粛するようになった。 (^^♪

4月1日に、 今だったらどんなウソをつきたいですか? 「新型コラナウイルス感染拡大終息する!」 不謹慎でお叱りをこうむりますが、早くそうあってほしですネ!

f:id:marui-hall:20200316111231j:plain

 マンサク花: 日本原産の国有種で北海道 ~ 鹿児島まで広く分布します。言語は、早春に咲くことから「まず咲く」「真先に咲く」また多数の花が豊年に通じることから「万年豊作」と由来する説があります。

今年は、新型コロナウイルス感染拡大で 桜見もままならない!  (>_<) 

f:id:marui-hall:20200318170158j:plain

「のどかな春のせわしなく散りゆく 桜の寂しくも美しい姿を」古今和歌集の撰者の一人である『紀友則』が詠んだ歌です。

もう一人、古今集にある紀貫之の歌に!

『 ことならば  咲くかずやはあらぬ  桜花見る我さへに静心なし』 

「散ってしまうなら、いつそ咲かなければいいのに、なまじ咲くから心が乱れるのではないか」と、花の盛りの美しさと、散る寂しさはかなかさを歌っています。

「桜の花」は、いつの世も日本人の心をとらえ、ひらりと舞い散る花びらに想い想いの桜を愛しんだ歌ですネ!  

見ごろが大変短い桜、お菓子やお茶でも楽しむことができます。桜の花や葉は塩漬けにすると糖分が分解されクマリンという物質が生成され、これが良い香りの元(正体)です。材料となるのは食用として育てられている種類で、花の塩漬けは八重桜の種類、葉っぱは大島桜です。

今年の桜見は「コロナウイルス拡大」で、どこの桜名所も宴会、出店も禁止!ひっそりと花見で寂しい限り!

世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスをバンデミック(世界的流行)と宣言したのは3月1日だったが、今だ終息の気配がなく拡大の一途! (>_<)

ギリシャ西部オリンピアで3月13日に開かれた東京2020五輪の聖火採火式は、無観客となり同国内の聖火リレーも中止となり、コロナの拡大は深刻さがますばかり! 

新型コロナウイルスの感染防止を防ぐのに、効果的な一つに「手を洗う」ことが大切です。米疾病対策センター(CDC)は、石鹸で20秒間手を洗い、流水ですすぐように推進している。その陰にハンガリー人の医師 セメルグブヴェイス イグナーツ(1818.~1865) 手洗いを医療の改善と結びつけて説いたことで、「消毒の先駆者」と言われています。

f:id:marui-hall:20200316111256j:plain

和名は むすかり ヒヤシンス科でポトリオイデス・ハマメリス・ベルナリスと別名前があります。 耐寒性が強く、原産は地中海沿岸 ~ 中近東・西アジアまで広い範囲に分布花ことば、寛大なる愛・明るい未来

◆亀○製菓の「柿の種」今年の6月から、国民投票の結果を受け「柿の種とピーナッツの比率」を6:4であったのを7:3に変更 、ピーナッツの割合が激減! (>_<) 

缶ビールと「柿の種」最高の取り合わせ! (^^♪ ビールをグイと飲みほして、最後にひと粒残したピーナッツを味合うのが私流の楽しみです !(^^)/ 『柿の種』は5:5 の比率でもウェルカム ??

◆ 4月12日は世界宇宙旅行の日、1961年のこの日 当時のソビエット連邦が世界初の有人宇宙衛星ポストーク1号打ち上げに成功し、搭乗していたカガーリン宇宙飛行士が、あの有名な言葉「地球は青かった」とコメントしました。 それから半世紀たった今や、民間宇宙旅行ツアーの企画もあるようで、真っ暗な宇宙に浮かぶ青い地球を見たいですね (^^♪

◆4月20日は郵政記念日、この日を含む1週間は「切手趣味週間」です昔、郵便配達員は拳銃を携帯していた (@_@) 明治初期に「飛脚制度」から「郵政制度」に移行した、明治6年~昭和24年になるまで、郵便物の中に入っている現金や荷物を狙った強盗事件が多発し、護身用として「郵便保護銃」と呼ばれる短銃を所持することが許可されていた。命懸けで郵便物を運んでいたんですね! (>_<)

近年、インターネネット、タブレット、スマトホン等が普及しSNS、ラインやメールなどでやり取りが増え、手紙を出す機会がめっきり減りましたが、皆さん、是非手紙にチャレンジしては如何ですか? 忘れてしまった漢字を思い出すかも、  (^^♪??

◆3月22日 名古屋地方気象台 名古屋市で桜開花宣言 (^^♪ 昨年と同日、平均で4日早い。名古屋市千種区 名古屋地方気象台内のソメイヨシノ標本木に、約10輪の花が咲いた! 暖冬と言いながら自然界は大きな変化はなく、ゆっくりと季節の移りは進んでいる。 新型コロナウイルスの拡大に見舞われ、世界中が大混乱! 早く平常な日々になーーれ、普通がいいーですね! (^^)/ 

東京2020オリンピック 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大、予想しなかった想定外による1年程度延期で中止は回避できたが、感染の終息がいつになるのか?  経済はどうなるのか? 不透明なことばかり! 難問はつきない、(@_@)

東京2020オリンピック 開催日(延期)日程決定 2021年7月23日~8月8日 パラリンピックは、8月24日~9月5日に決定 (^^)/

 

                            3月31日 Marui

 

 

 

 

 

 

 

 

芽吹く春! 3月

春です「桜」の開花するのが心待ちですね! (^^♪

「さくら」`さ` 字は、田の神さまを意味し、`くら` は座(くら)、田の神さまの座するところ。 桜は古来、神の依り代だったという。 桜は、田の神が下りてくる木なのです。

昔から日本には神さまと共に食事をとる「共食」の習わしがあり、そのため、人々は神の依代である桜が開花すると、農作業の始まりを知り、木の下で豊作を祈り、ご酒を飲み歌ったりして士気を高め、団結を図ったそうです。だから「桜」は神聖な木であり、花見の主人(あるじ)は身を清め、賓客(まろうど)をお迎えする習わしがどの地方にも守られています。ゆかしき日本の心ですね! (^^)/~~~

賓客(まろうど)とは、古代祭祀(さいし)に来臨する聖なる者、饗宴の主客を「まれびと・尊者」といい、応待者を「あるじ」という。

古来、日本に稲作が栽培されるようになったのは2000年ほどまえからと言われている。農村の人々は春の初めに田の神様に豊作を祈願し、秋には収穫に感謝する行事を大切に守られてきました。

◆「アエノコト」と言う、奥能登の冬の伝統行事があります。「アエ」と饗宴、「コト」は祭礼のことで、裃(かみしも)に威儀をただて厳かに、田の神さまをお迎えし、お風呂と酒食でおもてなしをします。そして、収穫に感謝して、豊作を祈願します。

◆東京のような大都市(板橋区)にも豊作を祈る素朴な祭りがあります。神事「徳丸の田遊び」と言われ、一辺3m四隅に竹笹を立てしめ縄を張りめぐらして、その中で唄いながら種まき、田植え、稲刈りのまねをして田遊びを2時間に凝縮して行われます。

f:id:marui-hall:20200224114536j:plain

 東京板橋区「徳丸の田遊び」国指定 重要無形民俗文化財   <ネットより>

世界遺産に指定された白川村の「合掌づくり」の里にも、有名な「どぶろく祭り」があります。農家の人々は秋の収穫を感謝し特別に国の許可を得て「どぶろく」をつくり、笛太鼓の調べと獅子舞が村中の家々を清めて回ります。夕方、神社境内では郷土芸能が行われ、「どぶろく」を氏神様に供えた後、皆さんに振まはれます。

◆桜の花は、春の暖かさだけで咲くわけでない。つぼみは前年の夏に生まれ、秋の夜長を感じて冬に備える休眠芽となる。その休眠芽を目覚めさせるのは、春の訪れでなく、真冬の寒さである。この現象を「春化」と呼び、いい春を迎えるために、厳しい寒さをくぐり抜けなければならない。

◆温暖な九州や四国では、時には本州より開花が遅れるのはそのためだそうです。つまり、厳しい寒さにさらされてこそ、春に桜は咲きます。       

◆今季は記録的な暖冬で、2月10日にようやく東海地方に初雪!「春化」がようやく来たようだ! これで、桜も目覚め素敵な花を付けてくれるでしょう (^^♪  名古屋では、百十九年ぶりに観測史上最も遅い初雪の記録(1901年)を更新したとのこと。  雪不足に悩むスキー場にはうれしい雪が降ったところもあり、ひと安心!  でも暖冬!

f:id:marui-hall:20200216152730j:plain

プリムローズ <サクラソウ科・和名:イチゲサクラソウ・イチゲコザクラ>   「スコットランドの春を告げる花」といわれ、花言葉は「青春の恋」

現在でこそ花見といえば「桜」を思い浮かべますが、中国文化の影響が強かった奈良時代頃までは、花見と言えば「梅」の花であったようです。

そのあかしに、『万葉集』に詠まれている「梅」の歌は、約120首もあり、それに比べて「桜」40首ほどです。梅の人気があったことがわかりますネ!

しかし平安時代になると、日本独自の文化が芽生え始めて、花は梅から桜が好まれるようになった。その理由としては、日本人独自の風流、感性が、ぱっと咲き誇った花が、風とともに散る花びらを愛でることが、生命の尊さ、もののあはれさ、いさぎよさが相重なり日本人に好まれたようです。

f:id:marui-hall:20200216152809j:plain

沈丁花ジンチョウゲ)原産地は中国北部で日本には室町時代頃には栽培されていた。木全体に毒を持っていて、樹液に触れると皮膚炎や水疱ができるので要注意です。(/_;)花は香り高く三大香木と言われ、春の沈丁花・夏の梔子(くちなし)・秋の金木犀(きんもくせい)です。  

日本最初の花見とされているのは、嵯峨天皇弘仁3年(812)に「花宴の節」を催したという記録が「日本後紀」に記述があります。紫式部の「源氏物語」にも宮中での華やかな花見の様子が記されている。

鎌倉時代から室町時代になると、貴族の楽しみから、一部の武士の間でも桜見が広がり始まった。吉田兼好が執筆したとされる「徒然草」に、武士たちが酒を飲みながら大騒ぎをする様子が描写されています。貴族の上品な花見とは対照的な楽しみかたがうかがえます。

◆桜見が広く一般の武士の間に普及したのは、安土桃山時代だと言われています。豪華絢爛を好んだ豊臣秀吉は桜の花を愛し、贅を尽くした「吉野山の花見」を大名以下5000人を集めた大規模な花見を行っています。 

◆そして、豊臣秀吉が晩年に醍醐寺三宝院で花見の宴を催したのはよく知られています。700本もの桜を植樹し、諸大名からその奥方、女中衆まで招待客は1300人を数えたそうです。その5ヶ月後の8月、秀吉は病により生涯を終えています。

我が国のあるじ(首相)が、新宿御苑で「桜を見る会」を開催、招待客は一万八千余人、予算は五千二百万円! 贅(税)を尽くす盛大なもの?? 無論、あるじのポケットマネーではない! 秀吉もあの世で腰を抜かしていょう  (>_<) それにしても、七十年近く続いた公的行事を鶴の一声で中止とは、私物化も甚だしい!!

f:id:marui-hall:20200216152839j:plain

 「合格祈願の花」で人気のクリスマスローズが満開です。例年この時期になると、何年もかけて育てたつぼみ「受験生」が晴れて、開花の春「桜咲く」の便りが来ることを!心から願う次第いです。 (^^)/

江戸っ子が愛した桜の名所!

花見が庶民にも広がったのは、徳川家康江戸幕府を開き江戸城や城下町に大規模な桜を植樹し、家臣を引き連れて花見を楽しんだ。 三代将軍家光は上野(寛永寺)などに、八代将軍吉宗飛鳥山(王子)や隅田川向島)沿いに桜を植樹をしたことから、庶民の花見が大イベントとして定着したとされる。 

 一夜にして桜の名所になる吉原遊郭 (@_@)

f:id:marui-hall:20200223161602j:plain

  春だけ現われる 吉原の桜 <国立国会図書館蔵 ネットより>

吉原のメインストリート仲の町に、桜が開花する時期にだけ他所から桜の木を植えたそうです。時期が過ぎると抜いてしまうそうです。豪華ですがいかにも虚構の町、賑わいを誇っただろうが、何か物悲しいく桜の花が散るがごとく寂しく思いますネ!

春の訪れとともに、桜の開花を心待ちに胸が弾むのは、今も昔も変わらないよですネ!

◆ 新聞、テレビも新型コロナウイルス 肺炎感染拡大のニュースばかり、何時になったら終息するのか? 心配だ!  (>_<)  突然の小中高の休校! 各種のイベント中止、プロ野球オープン戦は無観客! 東京2020オリンピック開催が心配だ! (>_<)

東京2020オリンピック 聖火リレーが、3月26日福島県をスタートし、愛知県を4月6日~7日に駆け抜ける予定です。

一宮市:4月6日 稲荷公園前(2:38)スタート ⇒  九品地公園(3:10)ゴール予定

ミニセレブレーション:宮前三八市広場(2:10)開催 

※  聖火トーチはどうなるの? 走り終わったランナーに7万円程度で売るとのこと、ユニホームは走者に無償でプレゼントです。 

                            記 3/1  Marui 


 

2月・《 如月 : きさらぎ》

令和になって、初めてのお正月もはや過ぎ、そしてまた新しい四季がはじまります。

平安時代の「清少納言」が 随筆『枕草子』に春夏秋冬の移ろいをこんなふうに書いています。

春は『春は明け方』がいいと!

「はるはあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、すこし明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」

《 春は明け方がいい。だんだんと白くなってゆく山の稜線が、少し明るくなって。紫がかった雲が細くたなびいている景色が、趣(おもむき)き深くていい 》

平安の時代、清少納言は夜が明けるころに起きだし、夜空をながめ「やっぱり春は夜明けがいいよね!」と言ってます そして空をながめたら紫の雲が美しかったと感じられ、いいものだとも言っています。

夏は『夏は夜』がいいと言っています。 

「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、ほたるの多く飛びちかいたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもおかし。雨など降るのもをかし」

《 夏は夜がいい。月が輝いている満月のころは言うまでもなく、月がでていない新月のときでも、ほたるが飛びかっている光景がいい。また、ほたるが一匹二匹と、ほのかに光って飛んでゆくのも趣きがある。雨が降るのも趣きがある》

平安時代の夜は、電灯もなく暗闇のなか、月明りに照らされた光景は、さぞや幻想的だったと思います。そして蛍の光は神秘的で平安の人々にとって美しく感じられたと思われます。雨が降ると月明りもなく真っ暗闇となるのも ‘‘をかし‘‘ と清少納言は言っています。さらに雨の降る夜は、雨の音やこもる湿気なども楽しみで趣がありいいと言っています。

「をかし」とは  :  とても趣がある・とても可愛らし・風情がある

そして秋は『秋は夕暮れ』がいいと!

「秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、からすの寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさえあわれなり。まいて雁などの連ねたるが、いと小ささく見ゆるは、いとおかし。日入りはてて、風の音、虫のねなど、はたいふべきにあらず」

《 秋は夕暮れがよい。夕日がさして、山の端に近くなっているところに、からすがねぐらに帰ろうとしている。三羽四羽、二羽三羽と急いで飛んでいく様子さえも、しみじみとした趣きがある。ましてや、雁などが列をつくって連なっているのがとても小さく見えるのは、たいへん趣き深い。日がすっかり沈んでしまってから聞こえてくる、風の音や虫の声などもまた、あらためて言うまでもないことである 》

夕焼けといえば、今も昔もやはり秋がいいですネ! 家々の灯かりや、ネオン、街灯、車のライトない昔は、真っ赤な夕日の空と暗い山々や森の対比が、さぞ美しかったでしょう。家路を急ぐ鳥たちを眺めつつ、人々も夜の支度を始めます。そして日が暮れてすっかり暗くなると、秋の夜長は目に見えるものから、耳で聞こえるものを楽しむことができます。夏の夜はほとんど風がありませんでしたが、秋になると、風が菜を揺する音や、虫の声えが聞こえてきて、それがまた趣き深いものでいいと言ってます。

 さて、冬は『冬は早朝』がとてもいいと!

f:id:marui-hall:20200126162836j:plain

水仙;別名・雪中花です。花言葉は「自己愛」「尊敬」「神秘」香りも有りますョ! 珍しく原産地はヨーロッパ・北アフリカ 但し中国を経由し平安時代に日本へ!

水仙の葉や球根に毒がありますので、要注意 (>_<) 

《 冬はつとめて。雪の降るたるは、言うふべきにもあらづ、霧のいと白き、また、さらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もて渡るも、いとつきづきし・・ 》

《 冬は早朝がいい。雪が降っている朝は言うまでないも。霧がおりて白くなっている朝も、また、そうでなくても、とても寒い朝に火などを急いで起こして、炭を持って運びまわるのも、冬の朝にたいへん似つかわしい 》

このように、冬の早朝は空気もしんとし、背筋がピンと伸びるような気がします。  今年は暖冬で雪も少なく、スキー場も雪乞をしたりして雪不足で困っているようですが、朝起きて雪が降っているときも、霧がおり景色が一変して白い世界となる。そんな寒い朝、女中たちが炭をもつてバタバタと急いでいる様子が、清少納言にとっては「冬らしくていいと」すなわち「をかし」といっています。

平安時代を代表する女流作家に、西暦1000年頃に清少納言が『枕草子』を、少し遅れて1008頃に紫式部が『源氏物語』を完成されています。何かにつけ比較される二人、、

枕草子」には「をかし」 源氏物語には「あわれ」の表現が多用されいます。

「をかし」とは、楽しさがあり、明るい印象を与え、はっとした気づきから来る機知にあふれた感動を表す。言葉としてつかわれる。

「あわれ」とは、心の底から湧き出てくるしじみとした感情や感動を表す。

よくにた言葉ですが、微妙にニァンスが違いますねネ! 日本語には、繊細で、優美な言葉があり素晴らしいですね! (^^♪

古今集坂上是則の歌に、

朝ぼらけ  有明の月とみるまでに  吉野の里  ふれる白雪 

朝がうっすらと明けるころ、有明の月あかりかと思うほどに、吉野の里に降りつもっている白い雪だったと感動した歌です。やはり雪が降ると雪がまわりの音を吸収し、しんと静に、冷たい空気、薄明かりの朝に白い雪がと、やはり冬の朝がいいと詠んでいます。百人一首にも選ばれています。

また 桃山時代の絵師  長谷川等伯が描いた『松林図風』  六曲一双 (縱156.8×横356..0)冬の朝に霧(もや)がかかる松林を素早い筆づかいで描かれた水墨画です                

                     <ネットより 東京国立博物館

f:id:marui-hall:20200127101814j:plain

手前の松は濃く、遠くにいくほどう淡く遥か遠くには薄らと雪山が描かれて、深い奥行きが感じられ、余白部分が冬の静寂な空気を表している。「冬の朝」の静けさ、漂う冷たさ、ときの悠久が余白に感じられます。

このように、いにしえの時代に随筆や歌、水墨画などに日本の様々な「冬の朝」が魅力的に表現されています。

冬本番です。寒いのはあたり前ですが、寒い、寒いと縮こまっていないで「冬の朝」を違った感覚で眺めてみたら、どっかに春の息吹を見っけるかも !

f:id:marui-hall:20200126162924j:plain

蝋梅(ロウバイ)です (^^♪ 甘い香りがします。中国原産で唐梅とも言われます。

そろそろ梅の便りが届き、春を恋しく、また感じる季節が二月ですね (^O^)/   毎日をなんとなく忙しく過ごしていると、四季の移ろいを改めて感じるのも忘れがちですが、せっかく四季のある日本に住んでいるのですから、春夏秋冬を肌で感じながら確実にやってくる春を楽しみに1日1日を過ごしたいですネ!

f:id:marui-hall:20200128113408j:plain

知らないうちに、クリスマス ローズもつぼみが! 春に咲く少ない花!「合格祈願の花」として最近人気です。5枚の がく を持つことから「合格」また、見ごろがおわっても がく が落ちないことから「学力が落ちない」と受験生にとって縁起の良い花です。

今年の国府宮の裸まっり(儺追神事)旧歴の正月13日の2月6日(木)です。 子供の頃に祖母から裸祭りにはよく雪が降るが、それ以後は雪は降ることがなく暖かくなると聞いていましたが、今年は雪は降らないのかな?? また、北海道のさっぽろ雪祭りは2月4日(火)~ 11日(火) 雪が少なく雪像つくりに苦戦?  地球温暖化? 東京オリンピック 40℃  超えないか心配?? (@_@;

スウェーデンの環境活動家 グレタ・トゥンベリさん(17歳)温暖化警鐘に応援 !

2月3日(金)節文には豆まきをして福を招き、 恵方「西南西」を向いて健康を願い、恵方巻きをガブリと! 食べよ~う (^^♪

中国 春節と重なり「武漢」を中心に新型「コロナウイルス」による肺炎、どこまで拡大するか?  WHO(世界保健機関新型肺炎・緊急事態宣言! 心配ですネ! (>_<)  

                                 Marui   2/1

明けまして おめでとうございます

f:id:marui-hall:20191224160945j:plain

 謹んで新春の お慶びを申し上げます      

             f:id:marui-hall:20191227095015j:plain

[ お正月 ]   童 謡  《滝 廉太郎 作曲》 

 もういくつ寝るとお正月、 お正月には凧揚げて、 コマを回して遊びましょう、

歌詞にあるように、お正月の子供の遊びと言えば、「コマ回し」「凧揚げ」が定番でしたが、最近ではすっかり見る機会も少なくなり、ゲームばかりでちょっと寂しいですね!

昔は、正月の風物詩として凧は欠かせない遊びで、凧揚げは子供だけの遊びでなく大人も一緒になり、凧を天上にいる神様に近ずくための尊いもので、風をうけて勢いよく高く揚がる様子から商売繁盛・福を招く象徴とされていたようです。

凧の起源は、古来中国で「紙鳶:しえん」「紙老鴟:しろうし」と呼ばれ、戦いや占いの道具として使われたいた。

『凧』と云う文字は、中国にも韓国でも無く、鎌倉時代まで凧の呼名は日本には無く中国から伝わった「紙鳶:しえん」「紙老鴟:しろうし」と呼ばれていた。

そして、室町時代なってイカノボリ」「イカなどと呼ばれ、戦国時代には、武士の通信手段の一つとして使用されていた。また貴族や武士の遊びとして取りいれら、一般にはあまり遊ばれていなかったようです。

江戸時代初期 に入り、町民の間でイカノボリ・イカ揚げが盛んになり、関東でも、京、大阪でも大人の間に大流行となった

そして、大人達はイカノボリ・イカ揚げに無中になりケガ人や死者まで出たり、大名行列や参勤交代の列、武家屋敷に落ちて、それが原因で事件が頻発する。

幕府は、明暦元年(1655年)事件が多発したため「町中にてイカノボリを揚げることを禁ずる」と禁止令を出すが! (>_<)

庶民の人気の娯楽が禁止とは! そこで「これの名前はタコでイカではありません」とへりくつのような言い訳をつけて、依然とタコ揚げがされる始末! 

江戸っ子のタコ揚げがますます盛んになり、「凧」とゆう漢字まで生まれる!   驚きの!歴史を変える衝撃の庶民パワー!

こうして、江戸時代初期に 日本で「凧」の文字ができ、「イカ」が「タコ:凧」と呼ばれるようになる。このようにして凧揚げが町民の遊びとして普及する。

凧揚げをお正月にあげるようになったのは!

幕府は禁止令を出したが、庶民の不満が多く対策として、武士が家に居て参勤交代の行列が無いお正月ならとの取り計らいで、凧揚げはお正月になったとの由来があります。

ほかに、男子が生まれた家庭では祈願や厄除けなどの願いを込められて、お正月に凧揚げをした説も有ります。

f:id:marui-hall:20191224160140j:plain

 我が家の千両:赤く熟した丸い実は、縁起ががいいとされ「値千金」」として名がつけられたそうです。目元千両・一声千両。千両役者など、めでたい美称として使われます

やっこ凧・・・・江戸時代の庶民の反骨精神から生まれた凧揚げ! 身分の低い「奴凧」を揚げ武家を見下ろし日頃のうっぷんを解消をしたとか?

f:id:marui-hall:20191226105559j:plain

奴さんは、参勤交代のお伴の数が格式によって決められていて、今で言うバイトさんとして、奴さんを荷物担ぎなどとして臨時雇いされたそうです。どの「藩」に雇われてもいいように着物の紋は正方形で、豆腐を四角に切った豆腐に似ている事から、冷やして食べる豆腐料理を「ひや奴」と呼ばれる「語源」になったとか? 

《 豆知識  (^^♪  》
タコの足は何本? 八本で、学術的には足でなく「腕」と表現される。また見た目で頭部と思われがちな丸く大きな部分は胴部であって、本当の頭部は足(腕)の基部で、そこに目や口があります。

まだ驚きです!心臓は3つ! 脳みそは9つ! 9割が筋肉を占め、まさにハイスペック  (@_@   毎月8日は「タコの日」です

イカは何本? 10本ですが、正確には8本で長い残りの2本は手で「触腕」とよばれ獲物を捕るために使われるそうです。イカを買ったら確かめてください (^^♪

門松の起源は、歳神様が家を見つけやすいようにする目印だそうです。飾られる常緑樹の松は「不老長寿」、真っすぐ育つ竹は「誠実な心」を願って飾られます。そして早春にほかの花よりも早く咲く梅は「出世」「開運」を象徴しています。

f:id:marui-hall:20191230110915j:plain 元気いっぱい 健康で、 楽しく 笑顔を忘れず 良いお年に成りますように!

本年も宜しくお願致します ヽ(^o^)丿

                        令和2年 元旦 丸井邦春

 

 

 

12月を迎えて、

「 来年の話をすると鬼が笑う」と言いますが、年の瀬が近づけば今年1年を振り返り、新しい年に何かいいことが有りますようにと思うのは、皆さんも同じと思いますが?

世の中が便利になるにつれ、季節を感じる行事が簡素化されてきたように思われますが、 日本には、古くから移りゆく四季を愛し季節ごとにさまざまな行事、習慣、風習、言い伝え、智恵などが有ります。新しい年を迎えるにあたり、松飾り、鏡餅、お節料理にお宮さんにお参り、おみくじ、絵馬に干支の置物と縁起物を大切にする風習が引き継がれてきています。(^^♪

日本人は古代から、八百万(やおらず)の神々を信仰する風習があり、太陽、月、星、山と言った神もいれば、動物だったり、風や雷だったり各地にも沢山の信仰される神々がいて、それは、実体の無い物として存在していたり、実体の有る物として存在し形態は様々です。あらゆる万物に霊魂や精霊や神がやどると信じられ、祀られています。どんな信仰の神であっても、日本人には寛容に受け容れる土壌が有り、それらを日常の生活習慣に取り入れられています。

知らない内に、八百万の神々に対する信仰神が存在し、何か悩み事や、苦しいこと、窮地に遇ったとき、なぜか心のなかで神様と拝みますのは私だけでないと思いますが? 世界には、キリスト教の神やイスラム教の神のように唯一絶対の「神」であるが故、争いが生じています。(>_<)

「福をまねく」縁起物と言えば!

『フクロウ』は、「不苦労」「福来」として幸運を招く、さらに「首がよくまわる」ことから「金運」にご利益があるとも言われています。

『たぬき』は、「他を抜く」また『カエル』は「福かえる」として民芸品としも愛され販売されているばかりか、それらを神のの使いとして祀る神社が各地に存在します。

栃木県の鷲子山上(とりのこさんしょう)神社は「フクロウ神社」とも呼ばれ、境内には日本最大級の「大不苦労像」があります。また伊勢神宮に近い二見興玉神社では「カエル」が神様の使いとして祀られています。

『 招  き  猫 』

最も古いとされているのは、江戸時代後期に浅草の北東にある今戸で焼かれていた「丸〆猫:まるしめねこ」と呼ばれる素焼きの猫人形で、「丸〆」は、<お金を丸く〆る =  お金持ちになる> の意味で縁起物として流行したそうです。

その後、「猫人形」は日本の各地に伝わり、戦後常滑系」と言われる小判を抱えた、ふくよかな体つきの「招き猫」が好まれて浸透しています。今では、常滑市にあります「とこなめ招き猫通り」には多く猫の焼き物が飾られていて、高さ3.8m 幅6.3mの巨大招き猫「とこにゃん」は一番人気です。右手を上げた招き猫は「金運」左手を上げたのは、お客を招き「商売繁盛」と縁起物として親しまれています。ちなみに「とこにゃん」は左手をあげ多くの観光客を招き地域の活性化に寄与しています。 (^^♪

他に招き猫人形で有名なのは、瀬戸焼き」で細身のプロポーションでなめらかな磁器の肌が特徴で、常滑焼きより上品な印象が有ります。

さらに豪華絢爛で知られるのが 、九谷焼き」の招き猫人形で磁器の肌に五彩や金の絵付けがほどこされた華やかで人気が有ります。

f:id:marui-hall:20191127150250j:plain

 常滑「とこなべ招き通り」のコンクリート壁に、陶芸作家39人によるご利益猫が一体一体に想いをこめ飾られています。

異色派と呼ばれるのが、群馬県高崎市の招き猫で木型に和紙を張り、絵付けを行う「張り子」の招き猫です。筆でヒゲを描いた表情が印象的で福を招くとしてお土産に人気だそうです。(現在は真空成型という紙で出来た型で作るのが多いそうです)

f:id:marui-hall:20191124141558j:plain                                    

                                      <ネットより>

どの産地でも小判が一緒になった猫人形が多いですが、面白いことに小判の金額が時代とともにアップされて来ました。最初は千両が一般的だったが、しだいに万両、百万両、千万両となり、最近では「億万両」を抱えた猫もいるそうです。(@_@;)

花が咲いた! 薫りが素敵です (^^♪

ジンジャー (花縮砂:はなしくしゃ)生姜科 原産地はインド・マレーシャで日本に渡来したのは江戸時代、薬用として栽培             花言葉は「信頼」「したわれる愛」

f:id:marui-hall:20191118142203j:plain

招き猫に関する伝記も各地にあるようですが、

東の招き猫伝説は、江戸前期、彦根藩主の井伊直孝が鷹狩りに出た帰り、猫に手招きされ古びた寺に入ると突然激しい豪雨になり、直孝は「猫に救われた」と喜びこの寺に寄進をする。後の井伊家・菩提寺になった東京・世田谷区の豪徳寺である。境内には、貧乏寺に吉運を招いた猫「招福殿」が建てられ今でも多くの人が訪れている。

f:id:marui-hall:20191124143517j:plain

                               <ネットより>

招福殿には、願いが成就したお礼の「招福猫児:まねきねこ)がずらり、伊井家の菩寺であり、武士にとって左手は不浄であり招き猫は右手をあげています。また運は本人次第という考えから小判は抱いていない。

西招き猫伝説は、京都市左京区の檀王法林寺にまっられている主夜神尊(しゅやしんそん)で、主夜は守夜と言われ盗難や火災を防ぐご利益があり、その使いが闇ををきらりと光る目の黒猫です。

f:id:marui-hall:20191124135226j:plain

                            <ネットより>

毎年12月の第一土曜日には招福猫・主夜神大祭が行われ、参拝者には主夜神尊の御札と黒い招き猫が授けられるそうです。

猫島でよく知られているのが、愛媛県大州市の青島をはじめ、宮城県の田代島、岡山県の真鍋島などには、猫が島民より多くいることで話題です。

8月8日は「世界猫の日」です。2002年に国際動物福祉基金(IFAW)が制定です。

2月22日は「日本だけの猫の日」です (^^♪ にゃん にゃん にゃん 「2」「2」「2」と語呂合せで全国の猫愛好家からの公募で決まったそうです。

ちなみに、「犬の日」は11月1日です。ワン ワン ワン から 1987年 一般社団法人ペット フード 協会が制定です。 1月11日は関係ないので間違いないように??

陽気の精か? 地球温暖化??  一輪狂い咲き (@_@;)

はなすぞう(花蘇芳)の花

f:id:marui-hall:20191127150750j:plain

 原産地:中国・北米・欧州 4~5月に葉がでないうちに開花 花言葉「豊かな生涯」

 海外にも縁起物が有りますょ!

ブタは、幸運を運ぶ動物として世界各地で人気があり、特に風水の本場中国では富の象徴として、夢に太ったブタが出てくると財運がアップすると言われています。多産のため幸せな家庭のシンボルで金色のブタの置物が珍重され人気があるそうです。  韓国でも、金運を上げ夢に見るのは縁起が良いとされています。

アジアのみならず、欧米諸国でもラッキーを運んで来る動物としてブタは人気があり、《 英語: Pig  mightfly  ブタが空を飛んだ 》が転じて「あり得ないことが起こった」「奇跡が起きた」と愛されているそうです。

f:id:marui-hall:20191127150606j:plain

 尼崎「世界の貯金箱博物館」世界62カ国・13,000点を超える貯金箱があります

                              <ネットより>

中世のドイツでは、ブタは神聖な動物として扱われてきて、現在でも思いがけない良いことが有った時「ブタを手に入れた」とか、運が良かった時は「ブタを持っていた」と表現するそうです。

ドイツやオーストリァでは、新しい年の幸福を運ぶと言われ、毎年暮になると貨幣をくわえたブタの置物が店先に並ぶそうです。

日本でも元旦にブタを食べると一年を幸せにに過ごせると言い伝えが有り、沖縄では「豚正月」と呼ばれるほどたっぷりの豚肉を食べます。

このように、ブタは「トントン拍子に物事進む」として、ワールドな縁起物として愛されています。

招福の縁起物や、開運の催し物は、日本ばかりでなく世界各国でも愛されていますね! 

「石蕗:つわぶきの」 海沿いの草原や崖などに自生」するキク科で、一年中濃い緑色の葉っぱが茂らせ秋には黄色の花が咲きます。名前の由来は、艶のある葉から「艶葉ブキ」またフキのような厚い葉から「厚葉ブキ」と諸説有ります。

f:id:marui-hall:20191112135340j:plain

花言葉は、日陰でも常に緑色の葉っぱを茂らせる丈夫なことから「困難に負けない」「謙虚」「愛よ甦れ

他にも色々な日本的な優しい行事が有ります。豆腐に針をさして「針供養」とか、大切にしてきた人形を捨てるには忍びないと「人形供養」をします。このように、日本には昔からものを大事にする文化、歴史もあり素敵ですね!

来年は、東京オリンピックパラリンピックで日本選手の活躍が楽しみですね!  また2014年に出発した宇宙探査機 「はやぶさ2号」が、来年12月に小惑星「りゅうぐう」の岩の破片が入ったカプセルをお土産に帰還します。なんと宇宙空間 約8億Kmの飛行 1年の旅です。ちなみに秒速 約9Cmです! (^^♪                

沢山の風物詩を感じながら荒ただしく年末がやって来ます。どこの家庭でも「大掃除」が年中行事ですね! 昔は13日を「正月事初め」とし、1年の汚れを落とす「すす払い」や「門松」などに用いる松を準備しました。 令和元年も、あと1ヵ月です!  さぁー 大掃除! 皆さん、来年も素敵な年にいたしましょー!! ヽ(^o^)丿

                              11/30 Marui

八百万の神」にはこんな所にも (?_?) 台所には「火の神」「水の神」がいらっしゃいますのは当然ですが、便所にも「便所の神」がいらっしゃいます。

2010年に注目を集めた植村花菜の曲で「トイレの神様」と言う歌があります。その年の大晦日紅白歌合戦にも出場し歌われ大ヒットしました。

《 歌 詞 》

トイレにはそれは綺麗な  女神様がいるんやで  

だから毎日綺麗にしたら  女神様みたいに

っべっぴんさんになれるんやで・・・・・

非常に長い歌で9分にもなります。この曲は植村さんが小さい頃、おばあちゃんと暮らしていた時の実話体験で、トイレ掃除の苦手な幼い頃におばあちゃんが言った言葉が歌われています。

「便所の神様」には神道系(伊邪那美命:いざなみのみこと)と「仏教系」(鳥枢沙摩明王:うすさ まみょうおう)がいらっしゃるようですが、いずれにしてもトイレが綺麗な皆様の家庭には「女神様のようなべっぴんさん」がいらっしゃるのは間違いないですね ヽ(^o^)丿

                             12/19 追記

 

 

 

 


 

「ろうそくの科学」

10月9日 午6時45分すぎ「アキラ  ヨシノ」とスウェーデン王位科学アカデミーが 名前を読み上た!吉野 彰氏がノーベル科学賞が決定した瞬間です (^O^)/

受賞理由は、『リチウムイオン電池開発』 スマホ  ・ノトパソコン・電気自動車(EV)の電源に幅広く利用され、これからの情報社会やクリンエネルギーに復旧に貢献したことが評価されました。 (写真は中日新聞より)

f:id:marui-hall:20191029094332j:plain  f:id:marui-hall:20191029094408j:plain

1948年 大阪府吹田市生まれ、 71歳  名城大教授・        旭化成名誉フェロー  (企業で研究一筋のサラリーマンです)

化学に目覚めたきっかけは、小学校の先生が薦めてくれた一冊の本だった!!

受賞に至るまでの経過は皆さんもテレビや新聞などでご存知の通りですが、インタビューで 科学者を志した原点は何かと問われ「小学校4年生の時、担任の先生(女性)から、英国の科学者 ファラデー著書 「ロウソクの科学」を薦められ、その内容に引き込まれたのがきっかけになったそうです。なぜ燃えるのか? 炎の色が異なるのはなぜ? と誰でもが不思議に思うことに対し、子供にでも分かりやすく書かれた内容であったとエピソードを語られた。

同じように、大隅良典氏 2016年度 ノーウベル生理学・医学賞 受賞者 小学生頃に 兄から書籍」「ロウソくの科学」を贈られ、学者を目指す契機となったそうです。

ノーベル科学賞吉野 彰氏の原点となった本『ロウソクの科学」

1861年に出版された書籍です。イギリスの科学者ミケル・ファラデーが、1860年のクリスマス・レクチャーとして英国王立研究所で6回連続講演した内容をウィリアム・クルックスが編集したものです。

《講演内容》

1回 <ロウソク>  炎・その源・構造・流動性・明るさ

2回 <炎の明るさ> 燃焼のための空気の必要性・水の生成

3回 <生成物>   燃焼からの水分・水の性質・化合物・水素

4回 <ロウソクの中の酸素> 燃えて水へ・水の他の部分・酸素

5回 <空気の中の水素> 大気の性質・その特徴・ロウソクからの他の生物・炭素・その性質

6回 <炭素または炭> 石炭ガス・呼吸と燃えるロウソクの類似点・結論

ファラデーは講演のなかで、一般の人たちがワクワクする実験実験を見せながら、ロウソクの歴史や仕組みから始まり「ロウソクはなぜ燃えるのか?」という謎、そこから空気や水、金属、生物といった、この世界を形作るものの仕組みを解き明かしていく興味ある内容で、最後はヒトの呼吸との関連にまで進んでゆく面白い内容です。最終講演では「みなさんがロウソクのように世界をてらしほしい」と結ばれています。
この歴史な講演の記録をもとに、写真や図解、補足など交えて紙上に再現し1冊にした本が「ロウソクの科学」です。

f:id:marui-hall:20191029092313j:plain

製本工から夢を叶え、偉大な科学者になったファラデー(1791~1867)が、もし19世紀にノーベル賞があったら、電磁誘導・電気分解の法則・物質の磁性・ベンゼンの発見・ファラデー効果と、どれを取ってもファラデーは幾度もノーベル賞を受賞したでしょう  (^^)/~~~

 ノーベル賞 :ダイナマイトの発見者と知られる アルフレッド・ノーベルの遺言にしたがって1910年から始まった世界的な賞で、自分の遺産で基金を作りその利子を人類のために最大たる貢献をしたし人々に分配するようにと遺言を残しています。よって毎年物理学・化学・生理学・医学・文学・平和及び経済学で顕著な功績を残した人物に贈られる、とても名誉ある賞です。

賞金は時代によって異なりますが、例えば2017年からは900万スエーデン・クローナ(約1億300万円)です。(^^)/~~~

過去にこのノーベル賞を凄いことに使った人がいます。かの有名なアインシュタインノーベル賞を取ったら慰謝料にすると約束し離婚したそうです。その後本当にノーベル賞を受賞して賞金を慰謝料にしたそうです。やはり天才の考えることは常人の発想を超えてますね  ! (>_<) 

賞金に税金はかかるのかな?? 

結論からいうと、ノーベル賞の賞金には税金はかかりません。どうして?? 所得税法  第九条13項ホ  に次に揚げる所得については、所得税を課さない。

ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品、、とありこのように法律に定められています。

来年は東京オリンピックパラリンピックが開催されますが、選手が大活躍した結果、受賞する報奨金には税金は??オリンピック委員会や日本障害者スーポーツ協会などから支給される報奨金には、日本の所得税法 第九条14項に非課税と記載されています。

日本シリーズ  第3戦 東京ドーム 巨人対ソフトバンクの試合、 吉野彰博士(71歳) 始球式 草野球チーム時代につけた同じ29番 巨人のユニホームでマンウンドに、 

f:id:marui-hall:20191023094914j:plain

 < 写真はネット: 中日新聞より   >

すごい熱気で緊張しましたが、ワンバンドながら捕手のミットにきれいに収まり、まあ、まあじゃないですか! コースは良かったですが、ホークボールを投げてしまいました?  90点ぐらいと自己評価 (^_^) 

シュメイ菊(秋明菊)が咲いた  (^_^)/  キブネキク(貴船菊)とも言われますが、 菊の仲間ではなく  アネモネ科です。

f:id:marui-hall:20191023161824j:plain

  < 注意・乳液に触れるとかぶれを引き起こす有毒成分があります > 

吉野彰氏の会見から

『 研 究 』の本質をマラソンに例え、ラソンでも研究開発でも明確なゴールが自分で確信ができれば、最初は苦しい時はあるんですけどね! その時期を乗り越えたら逆に研究はこんなに楽しいものかなと! 早く壁が次から次に来てくれた方が早くゴールにたどり着けるものだとも!  「頭のやわらかさと、その真逆の執着心」が大切だも、 剛と柔のバランス、固いだけだとめげちゃう、柔らかいだけでは前にに進めない。大きな壁にぶつかったときも「まぁ何とかなるわね」という柔らかさが重要とも、(^^♪

日本の産業を支えているんは、愛知県は自動車産業やセラミックスの分野で、世界を制覇してい企業群が多くある。そして京都にはスマートホォンの中に入っている部品の大半は京都製で、そうした特徴を広げています。

会見で、どうしてそんなに謙虚なのか、と問われ、私の好きな言葉は『実るほど 頭を垂れる 稲穂かな』 へりくだるわけでないが、それなりの年なので、頭は垂れるようにしています。                

                               10/31 Marui