「四季」 折々に思いつくまま!

いつも元気で、笑顔で、楽しい 「好々爺」です <ASC23期生>

10月 神無月

日本では、旧暦10月を『神無月(かんなづき、かみなしづき)』と言われ、

出雲の出雲大社に全国の神様が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神様が居なくなる月ということから「神無月」とも言われています。

出雲では、 神在月(かみありずき)』 といわれています。出雲へ行かず村や家に留まる田の神・家の神的性格を持つ留守神も存在し、すべての神が出雲に出向くわけではないとされています。

10月は、衣がえ、体育の日、十三夜、紅葉狩り、味覚狩り、稲穂も黄金に輝き収穫の秋、そしてハロウィンも、

ゴロゴロと音がするとピカッとひかる!「あれは田んぼの稲が実るときに空がひかるんだ」だから『稲光』って言うんだと、子供の頃に祖父に聞いた記憶があります。

稲の結実期に多く起こるので、これによって稲が実ると考えられていた》

調べてみると、雷の空中放電によって空気中の窒素が酸素と結びつき、それが雨に溶けて降り注ぎ稲の肥料となって成長を促すとのこと。「雷が多い年は豊作」と言われ科学的にも正しいようです。先人の知恵はすごいと改めて思いました。

「禾乃登:こくもの、すなわちみのる 「禾《のぎ》」は稲などの穀物の実を包む棘のことで、そんな禾のある穀物がそろそろ収穫の時季を迎える頃になりました。

粟、稗、黍、麦など様々な穀物を詠んだ歌がありますが、やはり一番多いのは稲を詠んだ歌のようです。

「万葉歌」には、早稲・早稲田という言葉が多くみかけられます。稲には早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)があり、早稲は稲の中で早く開花し実ります。

ひさかたの雨間(あまま)もおかず雲隠(くもがく)

鳴きそ行くなる早稲田(わさだ)雁がね  『大友家持』

ひさかたの雨の晴れ間も休むことなく雲の間を鳴き渡って行くよ、早稲田に棲む雁は、
家持がまだ十八、九歳の頃の作で、雨の降り続いた晴れ間の中を飛んで行く雁が詠われています。(若さの感じられる一首と言われています)

 

秋明菊(しゅうめいきく)コスモスと同じように秋を代表する花ですね!

日本は古くから、稲などの穀物が豊かに実る国として行事や習わしが受け継がれてきました。朝夕の冷え込みがはっきりし、露が冷たく感じられる頃、五穀の収穫もピークを迎え、各地で収穫を感謝する「秋祭り」が開かれます。

秋祭りでは神様も人々とともに祭りを楽しむとされ、もてなしのために音楽や踊りを披露するようになり、神楽、田楽、能などは、こうした祭りから生まれて来たようです。

10月17日には、宮中行事として、天皇が新穀(初穂)を神様に奉納し、豊作に感謝する「神嘗祭(かんなめさい)」が行われます。

田の神様は、収穫が終わると山へ帰って「山の神様」になり、春になると里へ降り「田の神様」になるといわれています。

「お米雑学」?

日本でお米が作られ始めたのは、なんと、3000年も前の縄文時代から始まったことがわかっています。

当時は、今のように「炊く」という技術がなく、お米を炒って「焼き米」にしたり、土器で煮て「かゆ」にしたりして食べていたそうです。

* 米どころは、 第一位は新潟 第二位は北海道 第三位は秋田

* お米1合は、 重さは150グラム  約6,500粒  約590 キロカロリー
* コンビニのおにぎり1個は、約100グラム(お茶碗  0.6~0.7杯)

ご飯の主成分である糖質は、脂質やたんぱく質より早くエネルギーになる効果的な栄養源です。そして、ご飯はパンやめん類よりも低カロリーなのに腹もちがよくダイエット食として見直されています。

画像はネットより

 米は、生鮮野菜などと同様に生きて呼吸しています。お米を買うときは、年月日を            を確かめ、なるべく精米後の期間が短いものを選びましょう。

 ※ 精米日は購入された米袋に記載されています。

 画像はネットより

有機栽培とは、お米を作る際に化学合成農薬や化学肥料を使用せず、堆肥などの有       機肥料のみで栽培された米です。そして、2年間以上化学合成農薬や化学肥料が使用       されていない田んぼに限ります。

* アイガモ農法とは、アイガモが雑草や害虫を食べるので農薬を使わずに栽培でき、      フンが肥料になることで、まさに一石二鳥の農法なのです。この農法は、安土桃山      時代に鴨を使って始まったと言われています。

画像はネットより

  新米が、スーパーなど店頭にみられる季節ですね!

* 炊飯器を使って、新米の美味しい炊き方は、

 ・炊飯器に付属の計量カップ(1合=180ml)・料理用の計量カップは200ml で、

  お米用とは違うので注意。

 ・米を研ぐ(洗う): 水を4~5回入れ替えながら手早く洗います。
  今は精米技術が進んでいるので、素早く洗うほうが大切で、目安は3分以内です。
  無洗米は洗う必要がありません。

 ・1時間程度水につけておきます。十分吸水する。芯のないふっくらとしたごはんに

  仕上がります。 無洗米の場合は、水加減はやや多めです。

 ・蒸らす: スイッチを入れて炊き始め、炊き上がったらふたを開けずに10~15分ほ        ど蒸らします。

 ・混ぜる:蒸らしが終わったらふたを開けて、しゃもじで空気を入れるようにふんわ

  り混ぜます。ごはん粒をつぶさないように、釜の底の方から大きく掘りおこすよう   

  にします。

 

ハイビスカスはハワイ州の花で、ハワイ語では「アロアロ」と呼ばれています。

*  赤飯って、おめでたいときに食べるものですが、もともとは葬式の時に食べ          られていたといわれます?? 

     日本では古くから、赤飯の赤い色には邪気を払う力があるといわれ、邪気払い・魔         除けとして赤い色を使う風習があった。

      つまり、縁起の悪い出来事が起こった時や不吉な出来事があった際には、赤飯を          食べて縁起直しをしていたようです。現在でも島根・福井・新潟・群馬・長野、       また東北地方の一部地域では、葬式や法事などの仏事の際に赤飯が出されてい       る。 これは 故人が天寿を全うしたことや大往生を遂げたことを祝う意味があると        いわれている。

       このように吉事でも凶事でも食べられていた赤飯。

  赤飯の起源は古く、縄文時代の末期に中国大陸から日本に伝わったとされている。

*  駅弁は、日本初の駅弁は、明治18年に日本鉄道会社宇都宮駅で販売された        「にぎりめし2個とたくあんを竹の皮で包んだもの」が元祖駅弁と言われています。  

*「おにぎり」と「おむすび」の違いは、?

 運動会や遠足のお弁当の定番といえば、「おにぎり」ですね! コンビニやスーパー     などで手軽に買え、形も丸や三角とレパートリーに富んでいます。海苔で巻くところ     もあれば、とろろ昆布で巻く地域もあるようです。 日本人の「国民食」ですね。

日本人がいつ頃、おにぎりを食べていたかというと、日本で稲作が始また、弥生時代  までさかのぼるそうです。 当時の遺跡から、現在のちまきのようなものが見つかった  そうです。  

奈良時代には「握飯:にぎりいい」という言葉が広まりはじめ、その名の通り、

 ご飯を握る動作に由来しており、これが現在でいう「おにぎり」の呼び方の由来とな    ったようです。

鎌倉時代以前はもち米を蒸したものが多かったが、それ以降はうるち米を握った形状  となったそうです。 麦や粟(あわ)、稗(ひえ)を食べていた時代に、白米のおに   ぎりは飛び切りのごちそうであったため、滅多に食べられなかった。

   おにぎりに限らず、精米した白米を日常的に食べられるようになったのは戦後になっ     てからのことです。

「おむすび」という呼び方は「古事記」からとの説が!

 天と地が分かたれたときに生まれた神様が三柱いらっしゃった。「天之御中主神(あ     めのみなかぬし)」「高御産巣日神(たかみむすび)」「神産巣日神(かみむび」と  それぞれおっしゃるそうだ。

 その三柱の中に「産巣日」と書いて「むすび」と読む神様が二柱いらっしゃるが、こ     ちらの神様は産み増やす神様とされていらしゃる。

・ 古来より日本は山を神様と見立て、崇め奉ってきた経緯もあり、そのため山の三       角形と「産巣日」が結びついて、三角に握ったおにぎりは徳の高い「おむすび」と   して珍重されるようになったようです。

 おにぎりよりもおむすびの方が上品なイメージがある。要するに「三角形のおにぎり」

 は神様に見立てた山に似てるから、特別におむすびと呼びます」ということですね!

◆ それ意外の諸説として、

・ おにぎりの丁寧語としておむすびになった説

・ 男言葉でおにぎり、女言葉でおむすび説

・ おにぎりは携帯食、おむすびは捧げもの説

・ 米を握り固めたものがおにぎりで、おにぎりを藁(わら)で巻いて運びやすくしたの        がおむすび説

 諸説ありますが、「日本おにぎり協会」は大きな違いは無いと考えているとのこと!

今ではコンビニでも手軽に買える「おにぎり」、子供のころ遠足や運動会に手でにぎってくれた母の「おにぎり」が一番美味く懐かしい味です。👈(⌒▽⌒)👉

水仙が咲いた! ヒガンバナ科に属し色や形の異なる多くの種類があり、総称して「スイセン」と呼ばれています(平安末期に中国から渡来)

『米国版 はやぶさ無人探査機:オシリス・ックスのカプセルが帰還!

    夢イッパイの250グラム ! 解明が期待される!

2016年に打ち上げられ、20年に地球と火星との間にある直径500mの小惑星ベンヌ」に着陸し 250グラムn試料の採取に成功し、カプセル投下後、地球に戻らず別の小惑星の探査に向かった。

 はやぶさ 2 :りゅうぐう採取の「石や砂」は 約5.4グラム で、ベンヌ約50倍相当の250グラムの量です。

小惑星ベンヌ」から採取した「ちりや砂」には、約46億年前とされる太陽系が形成された当時の貴重な物質を含むとされ「太陽系の謎」の解明が解き明かされる。

 プロゼェクトに協力した日本にも、物質の一部が送られることになっています。

日本では、2005年に JAXAの探査機「はやぶさ」が数々のトラブルに見舞われながら、 2010年に小惑星イトカワ」で試料を採取し、帰還し話題になりました。そして、2020年には「はやぶさ2」が小惑星「りゆうぐう」の試料が入ったカプセルを宇宙空間から投下し回収に成功しました。

現在「はやぶさ2」は、地球から約2億1850万Kmの位置にあり、次なるミッションの天体2001 CC 21 に向かっています。6月28日からイオンエンジンの運転を開始したところです。

オクラの花は実と同じようなねばりけがあり、おいしく食べられます。 

地球温暖化による異常気温 ・海水温度も上昇!

米航空宇宙局(NASA)は、2023年の夏が1880年の集計開始以来、夏季として過去最高の平均気温を記録したと発表した。 NASAは猛暑がカナダや米ハワイ州の山火事、南米や欧州の熱波と豪雨の要因になったと説明した。

 「暑さ寒さも彼岸のまで」と良く言われますが!

厳しい暑さも彼岸の頃には和らぐという意味ですが、記録的な猛暑となった今年は、彼岸の入したた9月20日も厳しい暑さが、10月に入ってもこの暑さが続くと心配ですネ。

作物や漁獲量な生活に影響し始めています。熱中症も心配です。マッタケもいまだに生えて来ないそうです? 庶民の魚 サンマも潮の流れが変わり小ぶりで漁獲量も減少! 

今年は、観測史上最も暑い「終わらない夏」いつまで続く心配です。

名古屋、30℃以上の真夏日の日数が過去最多と並ぶ!

真夏日の日数が9月25日に88日となりました。1890年の統計開始以来、真夏日が最も多かった2013年と2022年の88日と並び、過去最多となりました。まだまだ続く!!

9月29日は中秋の名月で満月でした!
日本では昔から、秋八月(旧暦)の満月をと呼んで、美しい月を愛でる風習があります。観月とも言います平安時代に唐(中国)から伝わった行事と、日本に古来からあった秋の収穫祭が合わさったものです。
お供えするススキの穂が暑いさで出ない! 見つけるのに苦労!
中秋の名月」と満月の日付がずれることは度々起こり、次に中秋の名月と満月の日付が一致するのは7年も先になります。
                              10月1日 UP