新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の
いやしけ吉事(よごと)
「初春の今日、この降る雪のように、良いことよ、いっぱい積もっておくれ……」 と『万葉集』20巻ある最終巻に、大伴家持が詠んだ、正月らしい歌です。
南天は、平安時代に薬用、観賞用として中国から伝来し、難を転ずる→難転→なんてん、魔除けや火災よけの効果があり、鬼門と呼ばれる南西の方角に植えるとよいとされています。
他にも、難を転ずるという意味合いから、昔は、お年寄りが転ぶときに寄りかかることができる木として、トイレの近くに植えられていたようです。 <2021.12.27.撮影>
お正月は、家族がそろい過ごすことから「相睦び月(あいむつびつき)」「睦び月(むつびつき)」と呼ばれ、1月を「睦月(むつき)」と言われます。
ほかにも「寅月(いんげつ)」「元月(げんげつ・もとつき)」「霞初月(かすみそめづき)」「太郎月」など多くの異名があります。
《冬牡丹》
「わらぼっち」に包まれた「冬牡丹」
「冬牡丹」は春に咲く品種を冬に咲かせているので、寒さに弱く、「わらぼっち」などで覆われています。
「冬牡丹」と「寒牡丹」の違い

牡丹には、「百花の王」「花王」「冨貴草」「名取草」「二十日草」「深見草」など多くの別名があります。 日本が原産地だと思っている人も多いのではないでしょうか? 実は、牡丹の原産地は中国で中国の国花でもあります。
日本には「聖武天皇の時代に渡来した」とも、「7~8世紀に薬用として遣唐使や空海が持ち帰った」とも言われています。 時期に関しては定かでないようです。
しかし、清少納言の『枕草子』や藤原道綱母の『蜻蛉日記』などに登場することから、平安時代にはすでに牡丹の花を観賞していただろうと言われています。
シクラメンの花言葉: 白い花は「清純」 ピンクは「憧れ」 赤い花は「嫉妬」
ちょっと、お酒の話し、、 (^^♪
盛岡、北海道、東京を中心に、各地に建立された啄木の歌碑は100を超えるそうです。どんな環境においても短歌を詠み、呼吸をするかのごとく口からこぼれ出たそうです。そして、残した短歌の中にアルコールを詠んだ歌は71首もあります。
しっとりと
酒のかをりにひたりける
脳の重みを感じて帰る
『悲しき玩具』より
酒のめば悲しみ一時湧きくるを
寝て夢みぬを
うれしとはせし
『一握の砂』より
啄木は、終焉の地となる東京の電車内で「食(くら)ふべきビール」と記された「キリンビール」の広告を目にし、この文句に触発された啄木は、1909(明治42)年12月、「食(くら)ふべき詩」と題した評論を『東京毎日新聞』に発表する。しかし創作活動を全うすることなく、発表から3年後の1912年(明治45年)4月、啄木は26年のあまりにも短すぎる生涯に幕を降ろす。
しかし、時は悠久に流れすぎ待ってはくれません! どんな年に成るかでなく、どんな年にしようかが大切ですね!
普通の生活を取り戻し、、今年こそ 中日ドラゴンズが優勝! コロナが収束! そん「夢」をかなえたいですね !