『 残暑お見舞い申し上げます 』
まだ暑い日が続くものの、暦の上では9月は「秋」です。
古くから伝わる行事に9月9日は奇数の「9」が重なることから、「重陽」とよばれ、中国では、この日に高台に登って、菊の花で造られた「菊酒」を飲むと長生きすると信じられています。
日本の宮中にも取り入れられ、江戸時代には「菊の節句」として一般の人々に広がり、菊の花びらを浮かべたお酒、菊酒を飲み長寿を祈りました (^^♪
飲んべーには、たまらない (@_@)
「アイスクリーム」 最近は夏だけでなく冬でも食べる人が増えている ! 大型スーパーやコンビニではクオリティの高い商品が並び、アイスクリーム と同じコーナーに『ジェラート』が置かれている店も増えてきました。
皆さん『ジェラート』! 食べたことありますか?
映画「ローマの休日」(1953年制作)を見たことがある方なら、主演のオードリー・ヘプバーンが扮するアン女王がイタリア・ローマの「スペイン広場」の階段に腰をかけ、『ジェラート』を食べるシーンを思い出されたと思います。
それ以来世界から観光客が訪れ、映画のシーンさながらに『ジェラート』を食べるのが 人気になり、観光客の定番になったそです。 (画像はネットから)
そんなスペイン広場の前にある世界で最も古いジェラート屋さん、ローマっ子であれば誰もが知っている「パラッツォ・デル・フレッド」店です。
1880年から営業で創設者ジョヴァンニ・ファッシ氏の苗字から「Gelateria Fassi」と呼ばれ、お店の入口に“G.Fassi”と大きく表記され、140年程続く店です。(2005.10. イタリア旅行で同じ場所でジェラートを食べた! でもどんな味だったか思いだせない ?)
世界の観光客からは、不満の声がイッパイ !
残念なことに、2019.8.7. ローマ市が、世界的な観光名所「スペイン広場」135段の階段で、飲食だけでなく座ることも禁止! 勿論、あの有名なシーンのように『ジェラート』を食べるなんてもっての外、(>_<) だから世界の観光客が追体験することができなくなった! しかも階段を汚すなど悪質な場合には、最大400ユーロ(約4万8千円)の罰金が命じられるそうです。
「ローマの休日」、アン王女(オードリー・ヘプバーン)と新聞記者(グレゴリ・ペック)が、1日をローマの観光地を舞台に繰り広げるロマンあふれる傑作映画です。映画のなかでオードリー・ヘプバーンが本当に髪をカットするシーンが全世界の女性が驚嘆!「ヘプバーンカット」が世界に流行しました。
さて『ジェラート』とは、『ジェラートの 起源 は 9世紀といわれています。 アラブ人が、イタリアのシチリア地方にエトナ山の雪にハーブやスパイスを混ぜて岩塩を入れて凍らせたものを持ち込んだのが、ジェラートの始まりとされています。アラブ人が氷が入った飲み物をシャルバートと呼んでいたことから、ジェラートの名がついたようです』
今では、イタリア発祥の氷菓子とされ「凍った」という意味するイタリア語が由来とも言われています。
一般的なアイスクリームに比べて、果汁や果肉、コーヒー、ハーブなどの様々な味があり、果肉をふんだんに使っているため風味が濃厚でありながら、乳脂肪分が4%〜8%と低い です!
大人も子どもも大好きな「アイスクリーム」と比較してみますと!
アイスクリームは、牛乳などの原料を空気を含ませながら冷やし、クリーム状にした冷たいお菓子のことで、はつ酵乳を除く乳脂肪分が 8.0%以上含んだものを言います。
食品衛生法では、全体に対する乳固形分や乳脂肪分の割合によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス の3種類に分けられています。
乳脂肪分は8%以上のものを「アイスクリーム」4%~8%のものを「アイスミルク」、それ以下のものを「ラクトアイス」と呼ばれています。
『ジェラート』は「アイスミルク」の部類で、アイスクリームと比較すると、乳固形分・乳脂肪分の割合がいずれも低いのが特徴です。
このように、「ジェラート」はアイスクリームに比べて低カロリーでヘルシーなお菓子です。 密度が濃くコクがあるのに口当たりがさっぱりしています。そして、 空気含有量が35%未満と低いことです。ちなみにアイスクリームは60~100%です。
アイスクリームの滑らかさは空気の含有量から来ていますが、ジェラートの滑らかさは素材の繊維や、タンパク質から来ています。
このように比較すると、乳脂肪分の含有量、そして空気の含有量の違いであるということが判りますネ! 実際に食べた違いはどうでしょうか?
まず食感の違いは、アイスクリームは空気を多く含んでいるいので、滑らかな舌触りでまろやかに溶けていく感じがします。均一に散らばっている空気の粒が、冷たさを和らげて溶けやすくしているのです。
ジェラートは、乳脂肪分の量が少ないので、あっさりとした味に仕上がるのが特徴で、またジェラートが含んでいる空気の量が少ないことからジェラートの方が密度が高くなり、それがジェラート特有のなめらかさがあります。
ジェラートとアイスクリームの原材料・味・カロリー・空気の違いが判りますネ !
ジェラートとアイスクリームでは定義や内容成分は異なりますが、いずれも暑い時期にぴったりのお菓子です。 それぞれのカロリーや味わいの違いについて知ったうえで、ジェラートやアイスクリームを食べたら、さらに美味しく楽しいと思います。
アイスクリームの起源は、紀元前のユーラシア大陸にあるといわれています。中国やペルシア、ギリシアでは、その時代にはすでに氷や雪を用いて牛乳を凍らせて食べる習慣があったようです。それが現在のアイスクリームのように変化したのは、17世紀のイタリアとされています。
ほかに、「ラクトアイス」の部類として、冷たいお菓子でシャーベットがありますね。 シャーベットとは、アラビア語の「シャルバート」から来ているそうで、果物などから作ったシロップを水で薄めて、乳固形分4.0%未満の凍ったお菓子で、食品衛生法上「氷菓」と呼ばれます。
だから、ジェラートは、シャーベットと混同されることがありますが、実は似て非なるものです。
シャーベットの中には牛乳や卵白、ゼラチンを加えるものもありますが、乳固形分はジェラートより少ないです。そのためジェラートよりシャーベットの方が味がさっぱりしています。
真ん中でパキットと二つに割れるアイスバー、1970年代から80年代に森永ほか数社から発売された。数年前から姿を消し、めったにお目にかかれないたソーダ味のアイスバーが懐かしく思い出されます。
皆さん、「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」を総称して「アイスクリーム類」という意味で使っていませんか ? 若い人はともかく年配者の方はややこしく? みな「アイスクリーム」になっいませんか?? (@_@)
シュメイ菊(秋明菊)が咲いた (^_^)/ キブネキク(貴船菊)とも言われますが、菊の仲間ではなく アネモネ科です。
ジェラートの歴史は、最も古い記録が旧約聖書の中にでてくる「乳と蜜」で、長老たちは夏に氷雪で冷やしたミルクシャーベット風の食べ物を好み食べられいたと考えられます。
ヨーロッパ一帯からアラブ・エジプトを平定し、クレオパトラとのロマンスでも有名なローマの英雄ジュリアス・シーザー(BC100~44年)は若者をアペニン山脈に走らせ、氷や雪を運ばせて乳や蜜、ワインなどを混ぜて飲んだと伝えられています。これが純粋に嗜好食品としてジェラートを求めた最初といわれています。
11世紀頃:イタリアのシリア地方へ侵攻した十字軍が、「シャルバート」の製法をヨーロッパに伝えられ、イタリアのシチリアで果物やナッツを使って「ソルッベット」(シャーベットのイタリア語)が作られるようになった。
17世紀末:パリで、世界初のアイスクリーム誕生する!
フランソワ・ブロコープがホイップクリームを凍結させた「グラス・ア・シャンティ」を考案。この頃から、フランスでは、アイスクリームがようやく庶民の口に入るようになりました。
19世紀半ば(1851年) :アメリカでは、ボルモアの牛乳商ヤコブ・フッセルがアイスクリームの生産販売を思いつき、牛乳工場をアイスクリーム工場にし、1870年代には、アンモニアガス圧縮式の冷凍方によるアイスクリームの生産が始まりました。
日本の冷菓(アイスクリーム)は、いつから??
4世紀後半: 仁徳天皇の時代に奈良に自然の冷蔵庫「氷室:ひむろ」が作られ、冷菓の歴史が始まりとされています。
日本で初めて牛乳が飲まれたのは、飛鳥時代で庶民に広がったのは明治の初め頃です。
12世紀初め:平安時代の「枕草子」「源氏物語」に、貴族のデザートとして、「削り氷:けずりひ」という氷菓のことが書かれています。
* 氷を砕き、蜜「甘葛煎(あまずらせん)」をかけたものです。
1869年(明治2年) : 日本で最初のアイスクリームが誕生し、「あいすくりん」の名で販売されたとのことです。
1875年(明治8年)頃:文明開化のシンボルとして、銀座に「風月堂」「資生堂」「函館屋」などが「冷菓:アイスクリーム」を扱うお店が次々にオープンしています。
明治16年に建てられた鹿鳴館では、「冷菓:アイスクリーム」が晩餐会には、欠かせない「デザート」でした。
1955年(昭和30年)頃:夏のおやつの定番に、現在も販売されているカップアイスやコーンアイスも登場し、より身近なものになりました。この頃フリーザー(冷凍)付き家庭用冷蔵庫が普及し始め、販売量も年々増加しました。
昭和21年に脱脂粉乳を湯で溶いたミルクが学校給食で始まり、昭和33年に、国産牛乳を飲むようになりました !
日本ジェラート協会は2006年11月、日本ジェラート協会と日本ジェラート衛生協会が大同団結し、日本市場におけるジェラートの普及と、より衛生的な製造工程の確立を目指して新たに設立されました。 日本でイタリアン・ジェラートの魅力を伝え、より身近に感じていただくことを目的としてつくられた団体です。
イタリア・ローマ発祥の老舗ジェラート ブランド「Giolitti:ジョリッティ」日本1号店が、2021年6月25日(金)、東京・新宿にあるルミネエスト新宿にオープンしました。
萩の花 尾花葛花 なでしこが花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)が花
アサガオ・朝顔:ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。日本で最も発達した園芸植物。中国語で牽牛子:けんごし、日本では「蕣」の漢字も当てられる。俳句の世界では秋の季語として使われ、ときには秋の七草の1つとされる。
<中日新聞> 投稿欄に !
6/2 中学生さんが !「酷暑の夏 アイスが一番」と!
アイスクリームはマイナス30度、ソフトクリームはマイナス 5度で「涼しを求めるにはアイスクリームが1番」と、、、(抜粋)